通信制限のままスマホを使い続けると?できること・できないこと

IT

2023/10/20

通信制限になってもスマホは使える?

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正解は そのまま使える でした!

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通信制限のままスマホを使い続けると?できること・できないこと

月末が近づくにつれて気になるのが、スマホの通信制限。通信制限になってもLINEやメールなどのアプリは変わらず利用できますが、通信速度が低下しているため不便さを感じることもあるはず。

そこでこの記事では、通信制限になっても変わらずにできること、できないことを解説します。

日頃からできる通信量の節約術もぜひご確認ください。

通信制限になる原因

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通信制限になる原因は、通信量の使い過ぎによるもの。

毎月使える通信量は「1GBまで」「3GBまで」「20GBまで」といったように契約プランごとに設定されています。

そんな中、決められた通信量を超過すると、スマホが「通信制限」になるのです。

ドコモの場合、5G対応スマホの最大受信速度は4.9Gbps (2023年9月現在)ですが、通信制限になると300Kbps以下にまで落ちてしまいます。

通信制限になるとスマホはどうなる?

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通信制限によって低下するスマホの通信速度。

通信制限になった状態でもLINEやSNSなどのアプリは使えるのでしょうか?

まず見ていきたいのが以下の表。

ストレスなくサービスを利用するために必要な通信速度をまとめました。

上り速度 下り速度
メール 1Mbps 128Kbps~1Mbps
ウェブサイト
SNS閲覧
1Mbps~10Mbpss
動画 10Mbps 3Mbps~25Mbps
オンラインゲーム 30Mbps以上 30Mbps~100Mbps

LINEやメールの送受信はできる?

通信制限になったとしても、テキストのみの簡単なメッセージなら、制限下でもやり取りができます。

ただし、写真や動画、ファイル送受信などは、データが大容量になるため、いつもより時間がかかります。

動画は視聴できる?

通信制限になった状態で動画を視聴しようとすると、途中で画面が止まることが増えそう。

Wi-Fiに接続していれば問題なく見られます。

また、動画の場合は、解像度によって必要な通信速度が変わります。

高画質になればなるほど、データ容量が大きくなるため、できるだけ速い通信速度が必要です。

その目安となるのが以下の表。

解像度 推奨速度
4K 20Mbps
HD1080p 5Mbps
HD720p 2.5Mbps
SD480p 1.1Mbps
SD360p 0.7Mbps

Googleマップは使える?

通信制限になると、Googleマップはほぼ使えない状態になります。

そんなときは、あらかじめWi-Fi環境下でマップをダウンロードしておくのがオススメ。

経路検索や交通状況の確認などはできませんが、オフラインで地図が見られます。

通信量の節約にもなるためぜひお試しください。

Instagram(インスタグラム)は使える?

Instagramは写真や動画の投稿がメイン。

つまり、これを閲覧するだけでも大容量のデータを受信していることになります。

通信制限になった場合は、写真や動画の読み込みに時間がかかるため、ストレスを感じるかもしれません。

Wi-Fiに接続した状態で利用したいところです。

通話はできる?

通信制限になっても通話は可能。

ただしLINEなどのアプリを使った通話は、携帯会社の回線ではなくデータ通信量を利用するため、つながりづらさを感じる場合もあるでしょう。

通信制限を解除する方法

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通信制限はずっと続くものではなく、あるタイミングと方法で解除されます。

通信制限が解除されるタイミング

各携帯会社の締め日を過ぎると、自動的に通信制限が解除されます。

例えば、ドコモの場合は毎月1日の午前0時頃にデータ使用量がゼロにリセットされ、通常通りの速度でスマホが使えるようになります。

通信制限を今すぐ解除する方法

今すぐ通信制限を解除したい場合は、各携帯会社の「マイページ」で通信量を購入することが可能。

ドコモなら「My docomo」、auなら「My au」、ソフトバンクなら「My Softbank」にログインすることで申し込めます。

通信量の価格は携帯会社にもよりますが、ドコモの場合は「1GBあたり1,100円(税込)」で、必要な分だけ追加可能。

通信量の増加は購入後すぐに反映されます。

通信量を節約する方法

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スマホの通信量を節約するために、今すぐ見直したいポイントを紹介します。

Wi-Fiを利用する

Wi-Fiに接続すれば、モバイルデータ通信を行わずにインターネットが楽しめます。

特に動画は通信量が多くなるため、Wi-Fiに接続することが節約につながります。

自動アップデート設定をオフにする

アプリの自動アップデートをオンにしていると、Wi-Fiに接続していない状態でも自動更新してしまう可能性が。

特に、大型のアップデートが実装された場合は通信量が多くなりがち。

こうしたアクシデントを防ぐなら、自動アップデート機能をオフにしておくといいでしょう。

アプリのバックグラウンド通信をオフにする

アプリのバックグラウンド通信をオンにすると、常に最新のデータを取得するためにバックグラウンドで通信・更新が行われます。

手動で更新する手間が省けて便利な反面、知らないところでデータ通信量の消費が増えてしまうデメリットも。

バックグラウンド更新をオフにするのも、効果的な節約方法の一つです。

位置情報サービスをオフにする

マップや天気予報といったアプリの位置情報の取得を「常にオン」にしていると、アプリを起動していない間も現在地を取得するために通信を行い、知らないうちにデータ使用量が増えてしまいます。

位置情報サービスは「アプリの使用時のみ」オンにするのがオススメ。

Wi-Fiアシスト機能をオフにする

「Wi-Fiアシスト」は、Wi-Fiが不安定になると自動でモバイルデータ通信に切り替える機能のこと。

Wi-Fiにつながりにくいときに重宝しますが、見えないところで通信量を消費しているため注意しましょう。

料金プランを見直すのもオススメ

よく通信制限になる場合は、月額料金プランを見直すのがオススメ。

通信量を追加購入するよりも、あらかじめ少し容量の大きいプランを契約した方がお得になる可能性があります。

まとめ

データ通信量の使い過ぎによって起きる、スマホの通信制限。

テキストのみのメッセージのやり取りは通常通り可能ですが、動画の視聴やオンラインゲームを快適に楽しむのは厳しそうです。

よく通信制限になるという人は、日頃からWi-Fiに接続するなど、スマホの使い方を見直してみましょう!

通信制限については下記の記事でも紹介しています。ぜひ参考にしてください!

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