通信制限がかかったらメールやLINEの送受信はどうなるの?
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通信制限がかかったらメールやLINEの送受信はどうなるの?
通信制限がかかってしまうとメールやLINEの送受信もできなくなってしまうのか、またはどの程度のスピードまで落ちてしまうのか気になる方は多いかと思います。
しかし、先に結論から言ってしまうと、文字(テキスト)の送受信であれば大きなストレスなくほぼ通常通り行うことが可能です。
そこでこの記事では、通信速度および通信制限についてより理解を深めていただくため、通信速度の速さを表す単位の解説から、上り速度・下り速度の基礎解説、そしてサービスやコンテンツ別にストレスなく使用できる通信速度について具体的な数値をお伝えしていきます。
さらには通信制限を解除する方法についても最後に解説していますので、網羅的な参考記事になっています。ぜひ参考にしてみてください。
【基礎解説】通信速度の速さを表す単位と、上り・下り速度について
ではまず、通信速度について基礎的な部分から解説していきます。
通信速度の単位には「ビット」が用いられ、「上り速度」と「下り速度」の2種類に通信速度は分類されます。
まずは通信速度の単位を知る
ではまず、通信速度の単位を解説していきます。
下記の表で、分かりやすく通信速度の単位と意味をまとめています。
単位 | 意味 |
---|---|
bps | 1秒間で、1ビットのデータ転送ができる速度 |
Kbps | 1秒間で、1キロビットのデータ転送ができる速度 1Kbps=1,000bps |
Mbps | 1秒間で、1メガビットのデータ転送ができる速度 1Mbps=1,000Kbps |
Gbps | 1秒間で、1ギガビットのデータ転送ができる速度 1Gbps=1,000Mbps |
Tbps | 1秒間で、1テラビットのデータ転送ができる速度 1Tbps=1,000Gbps |
「bps」は、「bit per second(ビット・パー・セコンド)」の略語で、そのまま「ビーピーエス」と読みます。
表の下に行くにつれて通信速度は速くなります。
1MBや1GBなどといった「バイト」とは異なり、通信速度の単位は「ビット」になるので、誤解しないように注意しましょう。
上り速度=アップロードの速さ
「上り」速度とは、データの送信=アップロードの速さを表しています。
動画や写真、ドキュメント、メールの送信、そしてSNSでの投稿など、何かをアップロードする際の速さです。
アップロードに時間がかかってしまう場合は、この上り速度を改善する必要があります。
下り速度=ダウンロードの速さ
反対に「下り」速度とは、データの受信=ダウンロードの速さを表しています。
インターネットの閲覧、動画視聴、写真・動画・音楽・ドキュメントなどのダウンロード、メールの受信など、何かをダウンロードする際の速さです。
ダウンロードに時間がかかってしまう場合は、この下り速度を改善する必要があります。
【サービス別】ストレスなく使用できる通信速度
次に、サービス・コンテンツ別にストレスなく使用できる通信速度を解説していきます。
メールやLINE
メールやLINEは、上りで1Mbps、下りで128Kbps〜1Mbpsのスピードが必要とされています。
インターネットやSNS
インターネットやSNSの閲覧は、下りで1Mbps〜10Mbpsのスピードが必要とされています。
動画閲覧や動画のアップロード
動画の閲覧およびアップロードは、上りで10Mbps以上、下りで0.7Mbps〜20Mbpsのスピードが必要とされています。
ウェブ会議
Zoomなどのウェブ会議は、上りで1Mbps〜2Mbps、下りで10Mbps〜30Mbpsのスピードが必要とされています。
オンラインゲーム
オンラインゲームは、上りで30Mbps以上、下りで30Mbps〜100Mbpsのスピードが必要とされています。
上記を簡単に表でまとめたものが、下記になります。
目的・コンテンツ | 上りスピード | 下りスピード |
---|---|---|
メールやLINE | 1Mbps | 128Kbps〜1Mbps |
Web・SNSの閲覧 | ― | 1Mbps〜10Mbps |
写真 | 3Mbps以上 | 1Mbps |
動画 | 10Mbps以上 | 0.7Mbps〜20Mbps |
ウェブ会議 | 1Mbps〜2Mbps | 10Mbps〜30Mbps |
オンラインゲーム | 30Mbps以上 | 30Mbps〜100Mbps |
通信事業者や料金プランで通信制限中の上限速度は異なる
通信制限がかかると、ほとんどの通信事業者や料金プランにおいて、通信速度が制限されます。また、通信制限中の上限速度は、通信事業者や料金プランなどでも異なります。
一般的には、データ送受信時最大128kbps・300kbps・1Mbpsまでに速度が制限されることが多く、制限時の上限速度が速いほどに料金も高くなることが多いです。
通信制限を避けるためには、まずは自分が平均で月にどれくらいデータを使用しているのかを把握して、さまざまなプランを準備している通信事業者を選ぶことが大切です。
通信制限がかかっていてもできること・できないこと
次に、通信制限がかかっていてもできること・できないことをより詳細に解説していきます。
文字だけの送受信は可能な場合が多い
メールやLINEなどにおいて、文字だけの送受信のみであれば通信制限がかかっていてもストレスなく使用ができます。
また、LINEにおいては、LINE通話であれば通信制限がかかっていても意外と通話ができたという方も中にはいらっしゃいます。ただし、これは場所や時間帯によっても左右される可能性が高いため、LINE通話に関しては必ずしもできるかどうかは環境によって異なります。
画像、動画、音楽などは不可な場合が多い
一方で、画像のアップロードやダウンロード、動画のアップロードやダウンロード、そして音楽の再生・ダウンロードなどにおいては通信制限がかかっている状態だと非常に厳しくなります。アプリを開くだけでも数十秒以上かかるケースも多く、かなりストレスを感じてしまう状態になります。
そのほかに、Google マップの利用やSNS・インターネットの閲覧なども非常に時間がかかってしまうため、通信制限がかかると基本的にはテキストのみの送受信だけできる程度と認識しておきましょう。
通信制限を解除する方法は?
最後に、通信制限を解除する方法について解説していきます。
上述したように、通信制限がかかるとほとんどのことができなくなり、かなりストレスを感じやすくなってしまいます。
そんな状態を解決したい方は、これから解説する方法をお試しください。
通信制限が解除される翌月まで待つ
通信制限は、基本的にはどの通信事業者も翌月1日の午前0時以降に解除していく場合がほとんどです。
あるいは契約の締め日が月の途中で設定されている場合もあるため、その場合は契約締め日の翌日に通信容量が0にリセットされます。
月末あるいは契約の締め日間近に容量が上限に達した場合は、数日待てばすぐにリセットがされます。
しかし、そうではなく早い段階で容量上限に達した場合は、容量がリセットされるまで長期期間待つことはあまり現実的ではありません。
そういった場合は、次に解説するやり方で通信制限を解除しましょう。
通信容量を追加またはプラン変更する
どの通信事業者も、基本的には通信容量を追加でオプション購入することで、スポット的にデータ容量を増やすことができます。
一方で、このやり方は柔軟で融通が利く反面、オプション費用が通常の容量プランよりも割高になってしまいます。
ですので、そういったことを避けたい場合は、最初から通信容量が多めのプランを選ぶことをおすすめします。
また、契約プランを途中で変更することでも通信制限を解除することができます。
まとめ
この記事では、通信速度の速さを表す単位「バイト」の解説から、上り速度・下り速度の基礎解説、そして目的やコンテンツ別にストレスなく使用できる通信速度について具体的な数値もお伝えしました。
通信制限中は、メールやLINEの文字の送受信程度であればストレスなくできることが理解できたかと思います。
そして、通信制限を解除するには、契約が更新される翌月のタイミングまで待つか、月の途中で通信容量を追加購入する、あるいは容量プランを変更することで解除ができます。
ポイントは、さまざまな通信容量・料金プランを用意している通信事業者を選ぶことです。
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