ギガを節約する方法7選！使用量の目安や減りが早いアプリを解説

ギガを節約する方法7選！使用量の目安や減りが早いアプリを解説

「通信制限」という言葉がよく使われていますが、実際どうなるのかよくわからないという方も多いのではないでしょうか。
快適にスマホを利用するためには、通信制限の仕組みと対策のコツを理解しておくことが大切です。
この記事では、通信制限になってしまった際の対処法と、通信制限がかからないようになるべく通信量を節約する方法を紹介します。

通信制限がかかるとスムーズな操作が困難になる

「通信制限」とは、決まっている通信量を超過してデータ通信を行った場合に、通信速度が制限されることです。
契約のプランによって月々の通信できるデータ量が異なるので、同じ通信量でも通信制限がかかる場合とかからない場合があります。

例えば、月々のデータ通信量が7GBで設定されている場合、途中で7GBを超過してしまうと速度制限が発生するということになります。
そのため、請求締め日までに7GBの利用を分散し、すべてを使い切ることなく月を終えることが理想的です。通信制限がかかってしまうと、通常時のような快適なインターネット利用ができなくなってしまいます。

スマホを利用していて突然ネット回線に繋がりにくくなったり、電波が良い場所でも低速状態が続いたりするようであれば、通信制限がかかっている可能性が考えられます。
このような通信制限が設けられている目的は、ネット回線の過剰な混雑を避けるためです。
たくさんのユーザーが継続的にネット回線を利用してしまうと、利用しているすべての人のネット通信のスピードが下がります。利用制限をユーザーに意識してもらうことで、ネット回線の混雑を防ぐという仕組みです。

通信制限のまま使い続けても良いのか

通信制限がかかると通信速度が突然遅くなり、通常時には問題なく進められる操作であっても時間がかかるようになります。
しかし、通信制限がかかってしまったからといってスマホが全く使えなくなるというわけではありません。

多くの契約では月ごとに利用できる通信量がリセットされるため、新しい月が始まれば自動的に、通常通りの通信ができるようになります。
実際、通信制限がかかったとしてもメールやチャットツールなどは比較的スムーズに利用が可能です。（画像・動画送信は時間が必要）

LINEなどの音声通話も、ときどき接続が不安定になることはあっても通信が全くできないというわけではありません。問題なのは、通信量の多い操作です。
例えば、ビデオ通話は音声通話に比べてたくさんの通信量が必要になるため、通信制限の状態では安定した通話はできません。
また、動画の視聴も通信量がかかる操作であり、通信制限がかかるとスムーズにできないと考えた方がいいでしょう。

通信制限になっても快適に使用する方法

通信制限がかかってしまった場合、通常通りの速度でネット通信ができなくなり、ストレスがたまってしまうでしょう。しかし、通信制限がかかっていても快適に通信を利用する方法はいくつかあります。

Wi-Fiを使用する

通信制限がかかってしまう通信は、「モバイルデータ通信」というスマホ自体で行うものです。
そのため、Wi-Fiを経由してネット通信を行うと、通信制限がかかっているスマホでも快適に通信ができます。
Wi-Fiは各家庭に設置されているものはもちろんのこと、昨今では街中の至るところでWi-Fiスポットを見つけることができます。
駅や大型施設の中にはフリーWi-Fi（パスワードの必要ないWi-Fi）が飛んでいることもあるので、接続できそうなWi-Fiがないかチェックしてみましょう。
また、カフェやレストランでもWi-Fiサービスを提供しているところが多く、パスワードが設定されているときは店員さんに聞くと教えてもらえる場合があります。
通信制限がかかっていても、行く先々でWi-Fiスポットを見つけることができれば、通信速度が遅いストレスが軽減されるかもしれません。

追加でデータ通信量を購入する

スマホの通信制限には、「追加データ通信量の購入」ができるという特徴があります。
追加購入することで、通信制限がかかってしまっても追加で購入した分のデータ通信量を通常通りの速度で利用することができます。

「追加データ購入」は1GB追加：1,000円（税込）、0.5GB追加：550円（税込）のような価格設定がされており、データ量ごとに購入するため、締め日までに自分がどれくらい通信を必要とするかを概算して購入します。
契約プランによっては購入したデータ通信量は翌月まで繰り越して使用することもできるので、追加購入の際はプランを確認しておきましょう。

通信制限にならないために！通信量をできる限り節約する7つの方法

通信制限になってもWi-Fiを利用したりデータ通信量を追加購入したりすれば、スマホを快適に利用し続けることは可能です。しかし、やはり一番は通信制限にかからずにスマホを利用できることですよね。ここでは、通信量を使い切ることがないように、できる限り節約するための7つのコツを紹介します。

Wi-Fiの環境を活用

先ほども紹介したように、Wi-Fi通信はモバイルデータ通信（スマホの通信）とは異なる回線を利用するため、データ通信量を消費することなくネットを利用できます。
つまり、常に家の中にいてWi-Fiでしか通信をしない場合は、スマホの通信量をほとんど消費せずに済みます。

インターネット通信にかかる通信量は、操作内容によっても大きく異なり、LINEなどのチャットやメール、ブラウザ閲覧のような通信量の少ない操作をスマホの通信で行っても通信制限がかかることはほとんどありません。
一方、動画視聴やビデオ通話のような通信量の大きいものは、なるべくWi-Fi環境下のみで行うようにすることで、データ通信を抑えて通信制限のリスクを減らすことができます。

Wi-Fiアシスト機能をOFFにする

通信制限にならないための対策のとして、「Wi-Fiアシスト機能をOFFにする」ことも有効です。
「Wi-Fiアシスト機能」とは、Wi-Fiの接続が安定しない状態でネット通信を行っている場合、自動的にモバイルデータ通信に切り替えて安定した通信ができるようにアシストする機能です。
この機能をOFFにすることで、Wi-Fiで通信している際に知らず知らずにモバイルデータ通信を使ってしまう心配がなくなり、データ通信量の消費を抑えることができます。

SNSはデータ通信量を節約する設定に

通信制限を回避するためには、SNSにおけるデータ通信を節約することも有効な手段です。
特に、「動画を自動再生しない」という設定を各SNSで行うことで、気づかないうちに無駄なデータ通信を行っている状態を回避することができます。

Twitter、Instagram、Facebookなど各SNSの設定を変更し、通信量を減らす対策を取りましょう。
動画視聴がたくさんのデータ通信量を必要とするのはこれまで述べた通りですが、SNS上などで自動再生されてしまうと、自分の意志で視聴したわけではないのに気づいたらデータ通信を大量に消費していたということも考えられます。

バックグラウンド機能の設定をOFFにする

バックグラウンド機能とは、アプリを開いていない状態でもアプリが作動しつづける機能を指します。
使用していないのにメッセージなどの送受信やアップデートなどを自動的に行ってしまうとデータ通信が発生してしまうので、常時実行する必要のないアプリはバックグラウンド機能を無効にすることでスマホへの負担を軽減することが可能です。

位置情報サービスをOFFにする

位置情報サービスも知らぬ間にデータ通信が発生する機能なので、必要がなければOFFにしておきましょう。
位置情報サービスは、ONにしておくことでマップ上などの現在位置を自動的に把握し、最寄りの施設情報を提供してくれるなど便利な面もあります。
スマホの設定として「位置情報サービス」を一括OFFにしてしまうとマップなどのサービスを利用できなくなってしまうので、手間はかかりますが設定から各アプリを開き、不要なものはひとつずつオフに変更していくのがおすすめです。

動画の自動再生をOFFにする

SNSの設定の際に「動画の自動再生のOFF」について触れましたが、SNS以外にもブラウザなどの動画自動再生を無効にすることができます。
ブラウザ閲覧の中でも動画が表示される機会は多く、自動再生されてしまうと動画を視聴する意図がなくてもデータ通信が発生してしまうので、対策をすることで無駄なデータ消費を抑えられます。

アプリの自動アップデートをOFFにする

アプリの自動アップデートをOFFにすることもデータ通信量節約に有効です。
自動アップデートを有効にしていると勝手にデータ通信が行われてしまいますが、OFFにしていればアップデートのタイミングを選ぶことができます。
Wi-Fi通信でアップデートをするように心がければ、無駄にモバイルデータ通信をすることもなく、通信制限にかかるリスクを軽減できるでしょう。

まとめ

データ通信量をコントロールしていれば、通信制限にかからず乗り切ることができます。
大切なことは、自動的にデータ通信を行うような機能の設定を変更し、意図しない通信消費を未然に防ぐことです。データが超過してしまった場合は、Wi-Fi利用や追加データ購入などを検討してみてください。

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