スマホのテザリングは通信制限にかかりやすい？データ通信量の目安

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スマホのテザリングは通信制限にかかりやすい？データ通信量の目安

スマホさえあれば外出先でもPCやゲーム機が使える「テザリング」。
便利ですが、気になるのが通信制限です。
データ通信量を使いすぎると通信制限がかかり、通信速度が遅くなったり、解除には追加料金がかかったり…。
インターネットがサクサク使えないのはかなりストレスですよね。
スマホでどのぐらいテザリングをすると、通信制限がかかってしまうのでしょうか？

そこで、

• スマホでテザリングする方法・手順
• テザリングは通信制限にかかりやすい？知っておきたいデータ通信量の目安
• スマホでテザリングするときの注意点
• テザリングしても通信制限がかかりにくい、おすすめスマホキャリア

をご紹介します。

データ通信量が多いためテザリングでは避けた方がいい操作には、意外なものも含まれるので、ぜひチェックしてみてくださいね。

■スマホのテザリングとは？

スマホのテザリングとは、スマホをルーターとして使用し、PC・タブレット・ゲーム機器などをインターネットに接続することです。
英語のtether（つなぐ、つなぎ綱）を語源としています。

LAN環境やルーターといった、インターネットへの接続手段がない場合でも、スマホを中継機器として、端末をインターネットに接続できるのがメリットです。

【テザリングの3つの接続方法と特徴】

テザリングには以下3つの接続方法があります。

• Wi-fi接続
• Bluetooth接続
• USB接続

それぞれメリット・デメリットを表にしましたのでご覧ください。
USBポートの有無など、機器によって接続方法が限られることもあります。

■スマホでテザリングする方法・手順

ここからは実際に

• iPhone
• Android

でテザリングをするための方法・手順をご紹介。

さらに

• スマホとPC
• スマホとPlayStation®4

をテザリングする手順もご紹介します。

【iPhoneでテザリングする方法・手順】

iPhoneをルーターとしてテザリングする場合、まずiPhoneを次の手順でスタンバイ状態にします。

1. iPhoneの「設定」アイコンをタップ
2. 「インターネット共有」をタップ
3. 「ほかの人の接続を許可」をONにする
4. Wi-Fiのパスワードを入力

【Androidでテザリングする方法・手順】

Androidのスマホをルーターとしてテザリングする場合は、以下の手順でスマホをスタンバイ状態にします。

1. Androidの設定画面を開く
2. 「ネットワークとインターネット」をタップ
3. 「アクセスポイントとテザリング」をタップ
4. 「Wi-Fiアクセスポイント」をタップ
5. 「アクセスポイントのパスワード」をタップし任意のパスワードを入力
6. OFFの表示をONにスライド

【スマホとPC（Windows・Mac）をテザリングする方法】

Windowsのタスクバー（Macのメニューバー）のWi-Fiマークをクリックし、Wi-FiをONにします。
ネットワーク一覧から、スタンバイ状態にしたWi-Fiを選び、パスワードを入力すれば完了です。

【スマホとPlayStation®4をテザリングする手順】

1. PlayStation®4のホーム画面の「設定」を選択
2. 「ネットワーク」を選択
3. 「インターネット接続を設定する」を選択
4. 接続方法を選ぶ⇒「かんたん」でOK
5. Wi-Fiの一覧からスタンバイ状態の端末を選択
6. パスワードを入力すれば完了

■テザリングは通信制限にかかりやすい？知っておきたいデータ通信量の目安

テザリングも通常のデータ通信も、データ通信量に変わりはありません。
そのため、スマホでテザリングをしたからといって、通信制限にかかりやすいことはありません。

しかし、テザリングが便利だからといって使いすぎると、知らぬ間にデータ通信容量を使い切ってしまうことも…。
通信制限を避けるために、スマホのどんな操作で、どのくらいデータ通信量を使うのか目安を知っておきましょう。

■通話・ビデオ通話

■動画視聴

■SNS

■地図・ナビ

■音楽

■ゲーム

ゲームは、ソフトやプレイシーンによってデータ通信量が大きく異なります。
また、アップデート時に大量のデータ通信量を使用する場合があるので要注意です。

■スマホでテザリングするときの注意点

スマホでテザリングする場合、注意点がいくつかあります。
もっとも気になるのが、データ通信量の使いすぎによる通信制限です。

また、そもそもお使いのスマホがテザリング対応かをはじめ、契約プランのデータ通信容量（ギガ数）やデータ容量の追加料金も把握しておきましょう。
うっかりミスがないよう、以下の注意点をチェックしてみてくださいね。

【データ通信容量を使い切って通信制限に注意】

テザリング操作に余分にデータ通信量がかかることはありません。
ただ、データ通信量の大きい操作は、あっという間にデータを消費するので要注意です。
一般的にデータ通信量が多い操作は以下のものです。

• SNS（動画付き）の閲覧
• 動画の視聴
• ビデオ通話
• ファイルのダウンロード

また、PCなど画面サイズの大きい機器とテザリングする場合、よりデータ通信量が多くなります。

意外に思われるかもしれませんが、SNSはデータ通信量が多いので注意が必要です。
家にいる感覚で何気なく見ないよう、気を付けましょう。

• Twitter ：動画の自動再生モードになっている場合、データ通信量が多い
• Instagram ：高画質の画像を大量に表示するためデータ通信量が多い
• TikTok ：動画メインのためデータ通信量が多い

Twitterは、動画を自動再生で閲覧した場合、データ通信量が大きくなります。
外でのデータ通信量を抑えたい場合、動画の自動再生の設定を変更しておくと良いでしょう。
（「アカウントアイコン」→「設定とサポート」→「設定とプライバシー」→「アクセシビリティ」→「動画の自動再生」を【Wi-Fi接続時のみ】または【オフ】にする）

Instagramの画像は高解像度のため、画像のみを閲覧する場合、もっともデータ通信量が多くなる傾向です。
動画・ストーリーだけの閲覧にすれば、データ通信量は比較的抑えられます。

YouTubeは、動画の画質設定を変更できます。
「モバイルネットワーク接続時」「Wi-Fi接続時」のシーンに応じて設定が可能です。
「モバイルネットワーク接続時」を「データセーバー」にしておけば、外出先でのデータ通信量を抑えられるでしょう。

【料金発生に注意】

データ通信容量を使い切って通信制限がかかってしまった場合、通常速度に戻すには、追加料金が必要です。
またキャリアや端末によっては、テザリングがオプションとなっており、申し込みや別料金が必要な場合もあります。
お使いのキャリアや端末がテザリングに対応しているか、確認しておきましょう。

【通信速度に注意】

テザリングでのデータ通信は、通常のWi-Fiやモバイルデータ通信に比べて、速度が遅い場合や、安定しない場合があります。

テザリングの速度・安定性は、
USB接続　＞　Wi-Fi接続　＞　Bluetooth接続　の順です。
また契約プランのデータ通信容量を使い切ると、当然通信制限がかかり、テザリングの通信速度も遅くなります。

【スマホのバッテリー消費に注意】

テザリング中はスマホが常にアクティブ状態になるため、通常のデータ通信よりスマホのバッテリーを消費します。
少しでもバッテリー消費を抑えたい場合は、Bluetooth接続にすると良いでしょう。
ただし、Bluetooth接続は通信速度が比較的遅いため、動画視聴やビデオ通話など、データ通信量の大きい作業には不向きです。

■まとめ

スマホのテザリングは、外出先でも気軽にPCやゲーム機をインターネットに接続できる、便利な機能です。

一方、

• データ通信量の使い過ぎによる通信制限
• 追加料金の発生
• 通信速度
• スマホのバッテリー消費

には注意が必要です。

ビデオ通話・動画視聴・SNS閲覧などにかかるデータ通信量の目安を参考にしながら、通信制限にかからない範囲でテザリングを利用しましょう。

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