海外でスマホ・携帯を使うときの設定方法と注意点を詳しく解説

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2023/11/30

海外でお金をかけずにネットを利用する方法は?

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正解は 現地の無料Wi-Fiを利用する でした!

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海外でスマホ・携帯を使うときの設定方法と注意点を詳しく解説

海外でスマホを利用する際、心配になるのが料金の問題。

現地でそんなに使った覚えはないのに帰国後に明細を見たらとんでもない額を請求された、なんて声もちらほら耳にします。

今回は、そんな災難に遭わないために渡航先でスマホを利用する方法とその設定、気を付けるポイントについて解説しましょう。

難しいことは一切ないので、海外旅行を控えている人は特に要チェックです。

海外でスマホを使ってインターネットを利用する方法

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まずは、渡航先でスマホを利用する方法を4つ紹介します。

では、早速それぞれの特徴を見ていきましょう。

データローミングを利用する

スマホでインターネットを使う方法として一番簡単なのは「データローミングを利用する」です。

データローミングとは、国内の通信事業者を介して現地の通信事業者の電波を利用し、モバイルデータ通信を行う仕組みのこと。

このサービスを使うと、普段使っているスマホをそのまま現地へ持ち込むだけでいつもと変わらずインターネットに接続することが可能です。

しかし、データ通信を行う際は料金が発生し、高額請求が来る可能性があることを覚えておきましょう。

渡航先で使えるSIMを購入する

使っているスマホがSIMフリーの端末なら、現地に対応している海外用のSIMを購入するのも一つの手です。

観光中に写真を撮る以外に電話も利用する人や、滞在日数が多い人には特にオススメ。

国内で手軽に購入することができるので、どんなものがあるのかチェックしてみるのも良いでしょう。

Wi-Fiルーターを借りる

3つ目に紹介する方法は「Wi-Fiルーターを借りる」。

日本出国前にWi-Fiルーターをレンタルする手間はありますが、データ通信を行わずにインターネットに接続できるため高額な料金を請求される心配がありません。

Wi-Fiルーターのレンタルは、基本的に以下の流れで行えます。



  1. 日本で申し込み
  2. 出発当日に空港で機器を受け取る
  3. 現地でWi-Fiを利用
  4. 帰国後に空港で返却


「インターネットさえ利用できればOK」という人はWi-Fiルーターがぴったりです。

ネットサーフィンはもちろん、LINEでの通話もできます。

現地のフリーWi-Fiを使う

渡航先でスマホをあまり利用しない、写真撮影だけできればいい、という人は現地のフリーWi-Fiを使うのもいいかもしれません。

海外では、日本よりも飲食店や宿泊施設に無料Wi-Fiが設置されている場所が多い傾向にありますから、問題なくインターネットを利用できるでしょう。

高額請求を避けるためにやっておきたい3つの設定

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高額請求は、主に料金プランが海外に対応していなかったり、国内と同じように通話をしていたりすることで発生します。

自分のスマホが海外に対応したプランを契約しているのかを確認すれば良いのですが、よく分からない人は下記の設定をすれば高額請求を避けることが可能です。

データローミングをオフにする

「データローミングをオフにする」は、海外でのデータ通信を遮断するという設定です。

これがオンになっていると、海外へ行った際に自動で現地の通信事業者の電波に切り替わるため料金が発生してしまいます。

電話やSMSだけ使えればいいという人は、データローミングはオフにしておきましょう。

設定方法は以下の通り。



▼Androidの場合



  1. 「設定」アプリを開く
  2. 「ネットワークとインターネット」をタップする
  3. 「SIM」をタップする
  4. 「ローミング」をオフにする


▼iPhoneの場合



  1. 「設定」アプリを開く
  2. 「モバイル通信」または「モバイルデータ通信」をタップ
  3. 「モバイルデータ通信」をオンにする
  4. 「通信のオプション」をタップ
  5. 「データローミング」をオフにする


これにより、海外でデータ通信が行われなくなるので、料金が発生する心配はありません。

モバイルデータ通信をオフにする

データローミングをオフにしたら、次にモバイルデータ通信もオフにしましょう。



▼Androidの場合



  1. 「設定」アプリを開く
  2. 「ネットワークとインターネット」をタップする
  3. 「SIM」をタップする
  4. 「モバイルデータ」をオフにする


▼iPhoneの場合



  1. 「設定」アプリを開く
  2. 「モバイル通信」をタップ
  3. 「モバイルデータ通信」をオフにする


この設定をすると外国だけでなく、日本でのデータ通信もできなくなるため、帰国後は上記と同じ方法で設定をオンに戻すことを忘れないでください。

機内モードをオンにする

データ通信をオフにしても電話やSMSはまだ使える状態です。

海外では、自分から電話をかけなくても着信しただけで料金が発生してしまいます。

それを避けるには、機内モードをオンにすれば大丈夫。



▼Androidの場合



  1. 「設定」アプリを開く
  2. 「ネットワークとインターネット」をタップする
  3. 「機内モード」をオンにする


▼iPhoneの場合



  1. 「設定」アプリを開く
  2. 「機内モード」をオンにする


機内モードをオンにすれば、データ通信、電話、SMSは使えない状態になります。

インターネットを使いたい人は、上記で紹介したレンタルWi-FiやフリーWi-Fiの利用を検討してください。

海外でインターネットを利用する際に気を付けること

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最後に海外でインターネットを利用する際に気を付けてほしいことを紹介します。

海外ローミングは料金が割高になる

海外ローミングは、設定をオンにするだけでインターネットを利用できるという利点がある一方、通信料が国内に比べて割高という注意点があります。

便利だからといって国内と同じようにネットサーフィンやSNSを利用していると、後で恐ろしい金額を請求されることが……。

このような点を理解した上で海外ローミングを利用しましょう。

データローミングを利用できない地域もある

海外ローミングは、全ての国や地域で利用できるとは限りません。

何の準備もしないまま渡航すると「あれ?ネットに接続できない!」といった事態になりかねませんので、旅行前に海外ローミングができる地域なのか事前に調べることが大切です。

フリーWi-Fiはリスクがある

無料で使えるWi-Fiは、パスワードの入力が不要なため誰でも気軽に使いがち。

しかし、そこにはスマホの乗っ取りや遠隔操作といったさまざまな危険が潜んでいます。

店や宿泊施設など企業が提供しているフリーWi-Fi以外はなるべく利用しないようにした方が安全です。

まとめ

海外旅行を控えている人や計画をしている人は、本記事で紹介したインターネットの利用方法や注意点を参考に、スマホの高額請求に気を付けましょう。



海外でスマホを使う際の注意点は、こちらでも紹介しています。参考にどうぞ!




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