海外に行く前にするべきiPhone設定と高額請求を防ぐ使い方を解説!
海外でiPhoneは使える?
海外に行く前にするべきiPhone設定と高額請求を防ぐ使い方を解説!
海外旅行前に誰もが不安になることといえば、iPhoneが外国で使えるかどうかではないでしょうか。
旅行先でよく分からずいつも通り使おうとしたらネットワークに接続できなかったり、後から高額請求が来たりする可能性が……。
そんな悲劇を生まないために、この記事では海外に行く前にやっておきたいiPhoneの設定と現地での使い方を解説していきます。
後半では、スマホの充電器に関する注意点にも触れているので、外国で電化製品を充電したいと思っている人は、ぜひそちらもチェックしてくださいね。
海外旅行前に設定しておくべきiPhoneの設定
日本で購入したiPhoneは海外旅行先でも問題なく使えますが、電話やインターネットを利用すると高額請求になってしまう可能性があります。
「スマホを使わなければ大丈夫なの?」と思うかもしれませんが、自発的にウェブサイトの閲覧や電話をかけなくても、バックグラウンドで自動通信が行われたり、着信を受けたりするだけでも料金が発生するのです。
これらを防ぐには、iPhoneをWi-Fi環境で利用すれば大丈夫。
ここでは、現地でWi-Fiのみを利用するためにやっておきたいスマホの設定を解説しています。
データローミングをオフ
まず「データローミング」をオフにします。データローミングとは、現地の通信事業者の電波を利用してモバイルデータ通信を行う仕組みのこと。
これがオンになっていると、海外滞在中に自動で現地の通信事業者の電波に切り替わり、料金が発生してしまうため注意が必要です。設定方法は以下の通り。
- 「設定」アプリを開く
- 「モバイル通信」または「モバイルデータ通信」をタップ
- 「モバイルデータ通信」をオンにする
- 「通信のオプション」をタップ
- 「データローミング」をオフにする
この作業をすることで、海外へ行った際に自動で現地の電波に切り替わる心配がなくなります。
モバイルデータ通信をオフ
上記の方法で海外でのデータ通信はオフになりますが、念のためモバイルデータ通信もオフにしておきましょう。
- 「設定」アプリを開く
- 「モバイル通信」をタップ
- 「モバイルデータ通信」をオフにする
これにより国内外問わずモバイルデータ通信ができない状態になるので、日本に戻ったら上記と同じやり方で設定をオンにすることを忘れずに。
機内モードにする
データローミングとモバイルデータ通信をオフにするとデータ通信でのネット接続はできなくなりますが、電話やSMSは有効になっています。
電話は使わない、着信もかからないようにしたいという人は、下記のやり方で機内モードをオンにしてください。
- 「設定」アプリを開く
- 「機内モード」をオンにする
もしものために電話は使えるようにしておきたいというときは、この操作は不要です。
海外でiPhoneを使ってインターネットを利用する方法
高額請求を防ぐ設定を理解したところで次は、海外でインターネットを利用する方法を3つご紹介します。
無料Wi-Fiスポットを利用する
一つ目は「現地の無料Wi-Fiスポットを利用する」です。
国によって異なりますが、日本のように飲食店や宿泊施設などに無料Wi-Fiが設置されている所が多いので、問題なくインターネットを楽しめるはず。
無料Wi-Fiスポットが少ない国では、下記のいずれかの方法を試してください。
対応している海外用SIMを使う
旅行先で電話する頻度が多かったり滞在日数が長かったりする場合は、思い切って海外用のSIMカードを購入するのがベストです。
日本国内の家電量販店や空港などさまざまな場所で購入できるので、気になる人はぜひチェックを。
なお、海外のSIMはSIMフリー端末のみ使えるため、事前にSIMロックが解除されているかを確認しておくことが大切です。
その際、渡航先で使えるのかのチェックもお忘れなく。
ポケットWi-Fiをレンタルする
海外用ポケットWi-Fiルーターをレンタルするのもオススメ。
商品によって手続き内容に違いはありますが、ほとんどの場合、以下の流れで簡単に利用することができます。
- 日本で申し込み
- 出発当日に空港で機器を受け取る
- 現地でWi-Fiを利用
- 帰国後に空港で返却
この方法なら、Wi-Fiスポットのない場所でのインターネット利用はもちろん、LINE電話を使えば通話も可能です。
海外でiPhoneを充電する際の注意点
海外へ行くとき、iPhoneだけでなく、ポケットWi-FiやPCといった電化製品を持って行く人が多いと思いますが、バッテリーが切れたらどうしますか?
「充電する」と誰もが答えるでしょう。
しかし、海外での充電にはいくつか注意点があるのです。
日本の充電器が使えないこともあるため、旅行前にしっかりと確認しておきましょう。
コンセント・プラグの形状が違う
日本で見かけるコンセントは縦に2本の溝があるものですが、海外のコンセントは差込口が丸いタイプや3つ穴タイプなどさまざま。
そのため、充電するときは現地のコンセントの形状に合った変換アダプタを準備しましょう。
電圧が違う
次に確認したいのが充電器の電圧です。
日本の家庭で使われている電圧は100Vですが、外国ではそれよりも高い電圧が使われています。
例えば、台湾は110V/220V、アメリカは120V、イギリスは230V/240Vなどなど。
コンセントの形状が同じでも電圧が対応していなければ海外では使えません。
電圧を確認せずに充電器を使うと、機器が壊れる、火花が散る、設備が壊れるといった事態になりかねません。
充電器の電圧をチェックする
最悪の事態を防ぐため、充電器本体の電圧をチェックしましょう。
「100-240V」と記載されていれば全世界対応と呼ばれていますから、現地で問題なく利用可能です。
しかし「AC100V」と記載されている場合、ほぼ日本だけでしか使えないので、海外で利用するときは変圧器の準備が必要となります。
まとめ
海外旅行の楽しい思い出を残すためにも、本記事で紹介したiPhoneの設定や充電器の知識を参考に事前準備をしておきましょう。
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