iPhoneでホームボタンを画面に出す方法|反応しない原因と対処法は?

iPhoneでホームボタンを画面に出す方法|反応しない原因と対処法は?

ひと昔前まで、iPhoneといえば「大きなホームボタン」が特徴でした。

しかし、顔認証が導入されたことで、ホームボタンは廃止。

今では物理ボタンが付いているのは、iPhone SEシリーズをはじめとした一部の機種のみになりました。

ホームボタン操作に慣れていると、ボタンがない機種を使うのに戸惑う人もいるでしょう。

そこで知っておきたいのが、iPhoneの画面にホームボタンを表示する方法。

物理ボタンが反応しなくなったときにも活躍する機能なので、使い方を覚えておくと安心ですよ!

iPhoneのホームボタンとは?

スマホを操作する女性

まず、iPhoneのホームボタンでできることや対象機種をチェックしましょう。

ホームボタンでできること

iPhoneのホームボタンには指紋認証センサーが搭載されていて、指先でタッチするだけで画面ロック解除などが可能です。

アプリを開いている状態でホームボタンを1回押すと「ホームに戻る」、2回押すと起動中のアプリが一覧表示され、アプリ間をスムーズに移動できる他、アプリを上方向にスワイプすることで終了させることもできます。

ホームボタンがある機種

iPhone SEシリーズはホームボタンが搭載されているのが特徴。

iPhone X以降のナンバリング機種ではホームボタンを廃止し、Face IDが導入されました。

iPhoneのホームボタンが押せない・反応しない原因

オフィスでスマホを操作する男性

ホームボタンを押しても反応しない主な原因は、以下の四つが考えらます。

電源が切れている

本体のバッテリー切れなど、何らかの原因で電源がオフになると、ホームボタンを押しても反応しません。

スマホの電源が入っているか確認しましょう。

ホームボタンが汚れている

ホームボタンが汚れていたり、ホコリが隙間に挟まっていたりすると、ボタンが押せなくなります。

このようなことが発生しないよう、ホームボタン周りは定期的に柔らかい布や綿棒を使って優しく拭き取り掃除をしておきましょう。

手が汚れている

iPhoneのホームボタンには静電気に反応するセンサーが搭載されているので、手が汚れていたり、濡れている、または手袋を着けていたりするとボタンが反応しなくなります。

iPhoneが故障している

落下や水没、経年劣化などにより故障している可能性も考えられます。

下記で紹介する対処法を試しても改善されないときは、スマホの修理を検討しましょう。

iPhoneのホームボタンが押せない・反応しないときの対処法

スマートフォンを手にする女性

ホームボタンを押しても画面が反応しない場合は、端末の再起動やOSのアップデートなどを行うことで改善することがあります。

iPhoneを再起動する

スマホの一時的なエラーが原因で、ホームボタンが反応しなくなっているかもしれません。

スマホを再起動して改善するか試してみましょう。



  1. サイドボタンを長押し
  2. 画面に電源オフスライダが表示されたら手を離す
  3. 電源オフスライダをドラッグ
  4. 30秒程待つと電源がオフになる
  5. 「Apple」のロゴが表示されるまでサイドボタンを長押し
  6. 電源がオンになる


iPhoneのOSをアップデートする

スマホのOSが古いとシステムエラーなどが起きやすくなります。

iPhoneのOSを確認・アップデートする方法は以下の通りです。



  1. 「設定」アプリを開く
  2. 「一般」をタップ
  3. 「ソフトウェアアップデート」をタップ
  4. 最新版になっていない場合は「今すぐアップデート」または「ダウンロードしてインストール」をタップ
  5. 画面の指示に従ってアップデートを進める


iPhoneの空き容量を増やす

空き容量が少なくなるとシステムに負荷がかかり、ホームボタンが反応しづらくなることがあります。

iPhoneの空き容量は以下の手順で確認できます。



  1. 「設定」アプリを開く
  2. 「一般」をタップ
  3. 「iPhoneストレージ」をタップ
  4. ストレージの使用状況を確認する


ホームボタンを画面に出す方法

iPhoneの「AssistiveTouch」機能を活用すれば、ホームボタンが搭載されていないスマホでも、画面にホームボタンを表示することが可能です。



  1. 「設定」アプリを開く
  2. 「アクセシビリティ」をタップ
  3. 「タッチ」をタップ
  4. 「AssistiveTouch」をタップ
  5. 「AssistiveTouch」をオンにする


上記操作で「AssistiveTouch」をオンにすると、ホーム画面に丸いアイコンが表示され、ホームボタンのような操作ができるようになります。

ボタンの位置は自由に移動することが可能なので、操作の邪魔にならない場所に移動させておきましょう。

iPhoneのホームボタンが壊れたときの対処法

おもちゃの工具とスマートフォン

ホームボタンは、本体落下のような強い衝撃が加わったときだけでなく、経年劣化によっても故障することがあるパーツです。

スマホの再起動、OSのアップデートなどを行ってもホームボタンが押せないときは、本体の故障が考えられます。

修理前に出す前に、以下のポイントを確認しておきましょう。

iPhoneの修理は携帯会社やメーカーに依頼する

スマホを修理する際は、契約中の携帯会社やAppleの窓口に問い合わせるのがオススメ。

非正規店の中には、純正ではないパーツを使用している場合があり、一時的に直っても、再度故障するリスクが高まります。

iPhoneの修理期間

ホームボタンが押せない場合、内部ケーブルの断線、ボタンの陥没・破損・劣化などさまざまな原因が考えられます。

予約状況によっても期間は異なりますが、店舗にパーツがあれば即日修理も可能です。

iPhoneの修理費用

iPhoneの修理費用は「AppleCare+」に加入しているかいないかで大きく異なります。

修理にかかる料金は定期的に見直されているので、Appleの公式サイトを確認してみましょう。

まとめ

ホームボタンが押せないときは、端末の再起動やOSのアップデート、空き容量を増やすといった対処法を試して、ボタンが反応するようになるか確認を。

改善されない場合は故障の可能性も考慮し、修理費用などをチェックしておきましょう。

また、「AssistiveTouch」機能を使うと、ホーム画面にボタンを設置することができます。

修理までの応急処置として活用できるので、使い方を覚えておくと便利ですよ!



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