スマホ充電の電気代はいくら?1回当たりの目安と節電する方法
スマホ充電の電気代はいくら?1回当たりの目安と節電する方法
誰かと連絡を取ったり、地図や乗換案内を利用したりと、日々の生活に欠かせないスマホ。
毎日欠かさず充電している人も多いことでしょう。そんなスマホの充電に、どれだけ電気代がかかっているかご存じですか?
この記事では、スマホの充電にかかる電気代を調べる方法を紹介。後半では、バッテリーを長持ちさせるコツを解説します。
スマホ充電の電気代は1回何円?
スマホの充電にかかる電気代は、バッテリーの容量で変わってきます。
以下で紹介する計算式に当てはめて、スマホの電気料金を算出してみましょう。
電気代の計算方法
- バッテリー容量(mAh)×定格電圧(V)÷1,000=バッテリー電力量(Wh)
- バッテリー電力量(Wh)÷1,000×電気料金単価(円/kWh)=電気代の目安
電気代の実例
スマホに使われているリチウムイオンバッテリーの定格電圧は「3.7V」とされています。
電気料金の目安が「1kWh 30円」の場合、バッテリー容量ごとの1回当たりの費用はこのようになります。
- バッテリー容量3,000mAhの場合
3,000(mAh)×3.7(V)÷1,000=11.1(Wh)
11.1(Wh)÷1,000×30(円/kWh)=0.333(円) - バッテリー容量4,500 mAhの場合
4,500(mAh)×3.7(V)÷1,000=16.65(Wh)
16.65(Wh)÷1,000×30(円/kWh)=0.4995(円) - バッテリー容量5,000mAhの場合
5,000(mAh)×3.7(V)÷1,000=18.5(Wh)
18.5(Wh)÷1,000×30(円/kWh)=0.555(円)
上記3つのバッテリー容量を例に電気代を算出しましたが、スマホのバッテリー容量が大きくなるにつれて、電気代は少しずつアップ。
月に30回充電すると、バッテリー容量3,000mAhの場合は9.99円/月、4,500mAhの場合は14.985円/月、5,000mAhの場合は16.65円/月となります。
なお、これはあくまでも1回分の目安。
充電時の電気代を算出したのもで、充電しながらスマホを操作した場合だと電気料金が異なります。
充電器を差しっぱなしにするとどうなる?
スマホの充電は「寝ている間にする」「バッテリーが100%になっても充電したまま操作する」という人もいることでしょう。
この場合の電気代はどうなるのでしょうか。
スマホは操作していない間も、電源が入っているだけで電力を消費するもの。
充電器に差したままにしていると、100%未満になるたびに、再び満タンになるように充電し続けることになります。
電気代への影響はそこまで大きくありませんが、バッテリーの劣化につながる可能性もあるため、「充電しっぱなし」「充電したまま操作する」といった行為は避けた方が良さそうです。
スマホのバッテリーを長持ちさせる方法
スマホの「設定」を見直すだけでも、バッテリーの節約につながります。
省電力モードを利用する
バッテリー残量が少なくなっているときにオススメなのが「省エネモード」。
一時的にスマホの処理能力を抑えることで、バッテリーを節約できます。
▼Androidの場合
- 「設定」アプリを開く
- 「電池」をタップ
- 「バッテリーセーバー」や「STAMINAモード」をオンにする
▼iPhoneの場合
- 「設定」アプリを開く
- 「バッテリー」をタップ
- 「低電力モード」をオンにする
画面の明るさを調整する
画面の明るさを下げることでバッテリーの消費を抑えることが可能。
また、以下の手順で「ダークモード」に切り替えると効果があるとされます。
▼Androidの場合
- 「設定」アプリを開く
- 「ユーザー補助」をタップ
- 「色と動き」を確認
- 「ダークモード」をオンにする
▼iPhoneの場合
- 「設定」アプリを開く
- 「画面表示と明るさ」をタップ
- 「ダーク」を選択する
位置情報サービスの設定をオフにする
位置情報サービスをオンにすると、現在地を取得するために通信が行われます。
その際バッテリーを消費するため、位置情報を利用しないときはオフにしておくといいでしょう。
▼Androidの場合
- 「設定」アプリを開く
- 「位置情報」をタップ
- 「位置情報を使用」をオフにする
▼iPhoneの場合
- 「設定」アプリを開く
- 「プライバシー」をタップ
- 「位置情報サービス」を選択
- 「位置情報サービス」をオフにする
アプリの自動更新をオフにする
スマホは通信を行う際にバッテリーを消費するため、アプリの更新などによってバッテリー残量が減っていることがあります。
意図しない通信を避けたいときは、アプリの自動更新をオフにするのがオススメです。
▼Androidの場合
- 「Google Play ストア」アプリを開く
- 画面右上にあるプロフィールアイコンをタップ
- 「設定」をタップ
- 「ネットワーク設定」をタップ
- 「アプリの自動更新」をタップ
- 「アプリを自動更新しない」を選択する
▼iPhoneの場合
- 「設定」アプリを開く
- 「App Store」をタップする
- 「App のアップデート」をオフにする
まとめ
スマホの充電にかかる電気代について解説しました。
実際に計算してみると、1回当たり1円以下で充電できることが分かったはず。
とはいえ、バッテリーが100%までたまった状態で充電器を差しっぱなしにしていると、バッテリーの劣化につながり、早めの買い替えや交換が必要になる場合があります。
スマホを充電しているときはなるべく差したままにしないように、意識したいですね!
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