スマホ充電の電気代はいくら?1回当たりの目安と節電する方法

IT

2023/11/15

スマホの充電代は月にいくらかかる?

000161_01

正解は 約10~20円 でした!

関連ワード

スマホ充電の電気代はいくら?1回当たりの目安と節電する方法

誰かと連絡を取ったり、地図や乗換案内を利用したりと、日々の生活に欠かせないスマホ。

毎日欠かさず充電している人も多いことでしょう。そんなスマホの充電に、どれだけ電気代がかかっているかご存じですか?

この記事では、スマホの充電にかかる電気代を調べる方法を紹介。後半では、バッテリーを長持ちさせるコツを解説します。

スマホ充電の電気代は1回何円?

000161_02

スマホの充電にかかる電気代は、バッテリーの容量で変わってきます。

以下で紹介する計算式に当てはめて、スマホの電気料金を算出してみましょう。

電気代の計算方法


  • バッテリー容量(mAh)×定格電圧(V)÷1,000=バッテリー電力量(Wh)
  • バッテリー電力量(Wh)÷1,000×電気料金単価(円/kWh)=電気代の目安


電気代の実例

スマホに使われているリチウムイオンバッテリーの定格電圧は「3.7V」とされています。

電気料金の目安が「1kWh 30円」の場合、バッテリー容量ごとの1回当たりの費用はこのようになります。



  • バッテリー容量3,000mAhの場合
    3,000(mAh)×3.7(V)÷1,000=11.1(Wh)
    11.1(Wh)÷1,000×30(円/kWh)=0.333(円)
  • バッテリー容量4,500 mAhの場合
    4,500(mAh)×3.7(V)÷1,000=16.65(Wh)
    16.65(Wh)÷1,000×30(円/kWh)=0.4995(円)
  • バッテリー容量5,000mAhの場合
    5,000(mAh)×3.7(V)÷1,000=18.5(Wh)
    18.5(Wh)÷1,000×30(円/kWh)=0.555(円)


上記3つのバッテリー容量を例に電気代を算出しましたが、スマホのバッテリー容量が大きくなるにつれて、電気代は少しずつアップ。

月に30回充電すると、バッテリー容量3,000mAhの場合は9.99円/月、4,500mAhの場合は14.985円/月、5,000mAhの場合は16.65円/月となります。

なお、これはあくまでも1回分の目安。

充電時の電気代を算出したのもで、充電しながらスマホを操作した場合だと電気料金が異なります。

充電器を差しっぱなしにするとどうなる?

000161_03

スマホの充電は「寝ている間にする」「バッテリーが100%になっても充電したまま操作する」という人もいることでしょう。

この場合の電気代はどうなるのでしょうか。

スマホは操作していない間も、電源が入っているだけで電力を消費するもの。

充電器に差したままにしていると、100%未満になるたびに、再び満タンになるように充電し続けることになります。

電気代への影響はそこまで大きくありませんが、バッテリーの劣化につながる可能性もあるため、「充電しっぱなし」「充電したまま操作する」といった行為は避けた方が良さそうです。

スマホのバッテリーを長持ちさせる方法

000161_04

スマホの「設定」を見直すだけでも、バッテリーの節約につながります。

省電力モードを利用する

バッテリー残量が少なくなっているときにオススメなのが「省エネモード」。

一時的にスマホの処理能力を抑えることで、バッテリーを節約できます。



▼Androidの場合


  1. 「設定」アプリを開く
  2. 「電池」をタップ
  3. 「バッテリーセーバー」や「STAMINAモード」をオンにする


▼iPhoneの場合


  1. 「設定」アプリを開く
  2. 「バッテリー」をタップ
  3. 「低電力モード」をオンにする


画面の明るさを調整する

画面の明るさを下げることでバッテリーの消費を抑えることが可能。

また、以下の手順で「ダークモード」に切り替えると効果があるとされます。



▼Androidの場合


  1. 「設定」アプリを開く
  2. 「ユーザー補助」をタップ
  3. 「色と動き」を確認
  4. 「ダークモード」をオンにする


▼iPhoneの場合


  1. 「設定」アプリを開く
  2. 「画面表示と明るさ」をタップ
  3. 「ダーク」を選択する


位置情報サービスの設定をオフにする

位置情報サービスをオンにすると、現在地を取得するために通信が行われます。

その際バッテリーを消費するため、位置情報を利用しないときはオフにしておくといいでしょう。



▼Androidの場合


  1. 「設定」アプリを開く
  2. 「位置情報」をタップ
  3. 「位置情報を使用」をオフにする


▼iPhoneの場合


  1. 「設定」アプリを開く
  2. 「プライバシー」をタップ
  3. 「位置情報サービス」を選択
  4. 「位置情報サービス」をオフにする


アプリの自動更新をオフにする

スマホは通信を行う際にバッテリーを消費するため、アプリの更新などによってバッテリー残量が減っていることがあります。

意図しない通信を避けたいときは、アプリの自動更新をオフにするのがオススメです。



▼Androidの場合


  1. 「Google Play ストア」アプリを開く
  2. 画面右上にあるプロフィールアイコンをタップ
  3. 「設定」をタップ
  4. 「ネットワーク設定」をタップ
  5. 「アプリの自動更新」をタップ
  6. 「アプリを自動更新しない」を選択する


▼iPhoneの場合


  1. 「設定」アプリを開く
  2. 「App Store」をタップする
  3. 「App のアップデート」をオフにする


まとめ

スマホの充電にかかる電気代について解説しました。

実際に計算してみると、1回当たり1円以下で充電できることが分かったはず。

とはいえ、バッテリーが100%までたまった状態で充電器を差しっぱなしにしていると、バッテリーの劣化につながり、早めの買い替えや交換が必要になる場合があります。

スマホを充電しているときはなるべく差したままにしないように、意識したいですね!



関連ワード

毎日午前10時以降にクイズをチェックしてスタンプを集めよう!

※午前10時~翌日9時59分までにOCNクイズを開くと本日分のスタンプが押されます

公式SNSでもおすすめのクイズを配信中!