ギガがすぐなくなるのはなぜ?その原因と改善策を徹底解説

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2023/01/18

ギガの使用を節約する方法は?

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ギガがすぐなくなるのはなぜ?その原因と改善策を徹底解説

ギガがすぐなくなるのはなぜ?その原因と改善策を徹底解説


現在、通信キャリアで毎月のギガ使用量上限を決めて契約されている人がほとんどかと思います。
毎月の上限を超えてしまうと、通信制限によって通信速度が著しく低下してしまう場合があり、できれば契約しているギガの上限を超えるのは避けたいところですね。

しかし、節約しながらスマホを使っていても、なぜかギガがすぐに減ってしまう人も少なくありません。
そんなにたくさんスマホを使っているわけでもないのに、どうしてギガがすぐに減ってしまうのでしょうか?

そこでこの記事では、そんな疑問に答えるためにギガの基礎知識を押さえながら、ギガがすぐなくなる原因とギガ節約の方法を解説していきます。
また、最後にはギガの制限を気にせずにコスパ良くスマホを使う方法を紹介していますので、ぜひ参考にしてみてください。

まずはギガの単位をおさらい

ではまず、そもそものギガの単位について基礎をおさらいしましょう。
ギガの無駄な消費の原因を知る前に、そもそもの通信量(データ量)を知ることも重要です。

ギガってどれくらいの通信量?ギガ以外の単位は?

ギガとは、通信量(データ量)の単位であるギガバイト(GB)のことを指しており、ギガを説明するには、まず通信量の最小単位である「バイト(B)」を知る必要があります。

「1バイト」は、半角英数文字1文字分の通信量です。
そして、1024バイト=1キロバイト(KB)、1024キロバイト=1メガバイト(MB)、1024メガバイト=1ギガバイト(GB)というように、通信量の単位は大きくなっていきます。

一見すると中途半端な「1024」の単位となっているのは、1024は2の10乗であり、二進法の観点ではキリが良いため、通信量は1024の単位となっています。

よく誤解される通信速度の単位

上記の「ギガ(GB)」とよく混同されてしまうのが、通信速度の単位である「Gbps」です。
通信速度の単位は「bps(ビーピーエス)」と呼ばれています。
単位は、下記の表を見ると分かりやすいかと思います。

単位 意味
bps 1秒間で、1ビットのデータ転送ができる速度
Kbps 1秒間で、1キロビットのデータ転送ができる速度
1Kbps=1,000bps
Mbps 1秒間で、1メガビットのデータ転送ができる速度
1Mbps=1,000Kbps
Gbps 1秒間で、1ギガビットのデータ転送ができる速度
1Gbps=1,000Mbps
Tbps 1秒間で、1テラビットのデータ転送ができる速度
1Tbps=1,000Gbps

以上が通信速度の単位で、表の下に行くほど通信速度は速くなります。

「bps」は「bit per second(ビット・パー・セコンド)」の略であり、全ての単位が1秒間で転送できる通信速度として示されています。
ですので、通信量の単位である「ギガ(GB)」と通信速度の単位である「Gbps」は、全くの別物です。

ギガがすぐなくなる原因

■ギガがすぐなくなる原因


では、本題であるギガがすぐなくなる原因について見ていきましょう。
特にスマホの設定上の問題である場合も多いため、これらは簡単に解決することができます。

アップデート設定の問題

スマホ自体のアップデート、または各アプリのアップデートが自動で行われる設定になっているケースは多いです。
これらは多くの通信量を使うため、スマホや各アプリの設定画面で自動アップデート機能をOFFにすることで解決できます。

アプリを同時に複数開いている

アプリを複数立ち上げていると、それぞれのアプリが同時に通信を行なっています。
使っていないアプリでも開きっぱなしにしているとデータを消費してしまうため、しばらく使わない場合は都度アプリを閉じるようにしましょう。

アプリのバックグラウンド更新がON状態

アプリにはバックグラウンド更新機能というものがあります。
アプリを開いていないのにアプリから通知などが来ている場合、この機能がONになっています。
このバックグラウンド更新も一定の通信量を必要とするため、必要ない人はアプリの設定で機能をOFFにしておきましょう。

位置情報を常にON状態にしている

マップアプリなど、位置情報を必要とする(求める)アプリも非常に多いです。
この機能も便利な反面、やはり一定の通信量を必要とします。
位置情報機能も必要ない場合は、アプリの設定からOFFにしておきましょう。

Wi-Fi→モバイル通信に勝手に切り替わっている

Wi-Fi通信を行なっていたはずが、いつの間にかモバイル通信(データ通信)に切り替わっていることで通信量を浪費しているケースもよくあります。
こういったことが頻発する場合は、思い切ってWi-Fiのみ利用するのも選択肢の一つです。

動画再生ばかりしている

YouTubeやNetflixなどを筆頭に、動画の再生には非常に多くの通信量が必要です。
1〜3時間の視聴で約1GBを消費してしまうため、データ通信で動画再生ばかりするのはあまりおすすめではありません。


ギガの使用を節約する方法

では次に、ギガの使用を節約する方法について解説していきます。
月々をなるべく少ないギガ数で過ごしたい人はぜひ参考にしてみてください。

なるべくWi-Fiを使う

Wi-Fiを使えば、ギガは基本的に減りません。
ですので、動画視聴やオンラインゲームなど、多くのギガ数を要するコンテンツを利用する場合は、なるべくWi-Fi環境で行うようにしましょう。

動画再生は低画質モードで行う

Wi-Fi環境がない場合でどうしても動画を再生したい場合、ブラウザやアプリの設定で動画の再生画質を変更することができます。
低画質に変更すると消費するギガ数は標準画質や高画質よりも少なく済み、節約になります。

データ節約モードを使う

iPhoneやAndroidなど、主要なスマホには「データ節約モード」というものがあります。
この機能をONにしておくと、無駄なデータ使用を節約することができます。
設定で簡単にONにできるので、積極的にこの機能を活用するのがおすすめです。

モバイルデータ通信をOFFにしてしまう

日々モバイルデータ通信を使ってスマホは通信を行なっているわけですが、基本的にWi-Fi環境がある場所で過ごすことが多い場合、思い切ってモバイルデータ通信をOFFにしてしまうのも手です。
電気のブレーカーを落とすようなもので、根本からOFFにできるので、それでも困らない環境下にいる人は常にOFFにしておくとギガ消費を節約できます。


ギガの制限を気にせず、コスパ良くスマホを使う方法

■ギガの制限を気にせず、コスパ良くスマホを使う方法


では最後に、ギガの制限を気にせずにコスパ良くスマホを使う方法をお伝えします。

光回線(Wi-Fi)の導入をする

まずは第一ステップとして、自宅に光回線を導入し、ルーターを使ってWi-Fi環境を構築します。
光回線は、高速通信+安定した通信環境が強みで、これまでも述べてきたようにギガの制限などがありません。
Wi-Fiが使えるようになれば、ほとんどのコンテンツがストレスなく楽しめるようになります。

スマホの通信プランは最小限に

光回線でWi-Fi環境を構築したあとは、第二ステップとしてスマホの通信プランを見直します。
自宅でWi-Fiを使い、外出先ではなるべくスマホでのデータ通信を控えます。そうすることで、最小限のギガ数で月々を過ごせるようになります。
動画再生なども、Wi-Fiを使ってあらかじめ動画をダウンロードしておけば、データ通信がなくても動画が再生できるようになります。

光回線とスマホ通信のセットがお得な理由

上記の第一・第二ステップの両方を行うにあたり料金をお得に済ませる方法の一つとして、光回線とスマホ通信のセット割を提供しているサービスの利用があります。
こうすることで、自宅では高速Wi-Fiを存分に楽しむことができ、外出先では最小限のギガ使用、そして最小限のデータ通信料で済ませることができます。

このセット割が適用される契約はコスパの良い方法のひとつです。
OCNでは、このお得なセット割を期間を限定して提供しています。

まとめ

この記事では、ギガの基礎知識からはじめ、ギガがすぐなくなる原因と解決策、そしてギガの節約方法を解説しました。
さらに最後には、ギガの制限を気にせずにコスパ良くスマホを使う方法として、光回線とスマホ通信のセット割という選択肢をご紹介しました。
賢くスマホを使いたい人に、この記事が参考になれば幸いです。

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