Wi-Fiのセキュリティ対策 は大丈夫?必要性や4つのポイントを解説

Wi-Fiのセキュリティ対策 は大丈夫?必要性や4つのポイントを解説

Wi-Fiのセキュリティ対策 は大丈夫?必要性や4つのポイントを解説


自宅やオフィスなどに限らず、街中の至るところでも使えるようになったWi-Fiですが、そのセキュリティに関してしっかりと理解できている方は少ないかもしれません。
Wi-Fiに限らず、ネットワークにおけるセキュリティ管理は今や必須のものです。

本記事では、Wi-Fiに関する基礎的な解説からはじめ、Wi-Fiのセキュリティとはどういうものなのか、そしてセキュリティ管理を怠るとどうなってしまうのかを解説していきます。

また、記事の後半ではWi-Fiセキュリティ強化のための4つのポイントを解説します。
本記事を最後まで読み、ぜひWi-Fiのセキュリティに関して理解を深めてみてください。

Wi-Fiの基礎解説

ではまず、そもそものWi-Fiの基礎知識をお伝えしていきます。
基礎をまずは理解した上でセキュリティ面を学ぶと、より理解が深まります。

Wi-Fiと無線LAN

Wi-Fiとは、スマホやPC、タブレット、家電、ゲーム機など、ネットワークに接続できる機器を無線で接続する技術のことを言います。
また、Wi-Fiは「無線LAN」の規格の一つであり、「無線LAN」とは有線ケーブルを使わずにデータの送受信を行うネットワークの構築方法のことです。

無線LANと有線LANの違い

データの送受信などのやり取りを行うことができるネットワークは、大きく2種類に分けられます。
それが、無線LAN・有線LANの2種類です。

機器を有線ケーブルで繋いでネットワーク接続するのが有線LAN、反対にケーブルを繋がず無線でネットワーク接続するのが無線LANです。

ルーターとは

ルーターとは、一般的にWi-Fiルーターのことを指します。
Wi-Fiルーターは無線LAN親機とも呼ばれており、LANとの仲介役となって電波を飛ばし、スマホやPCなどの機器をインターネット接続させることができます。

Wi-Fiのセキュリティとは?

Wi-Fiのセキュリティとは?


Wi-Fiの基礎を理解できたところで、Wi-Fiのセキュリティに関して解説していきます。
セキュリティがない場合とある場合とでどのような違いが出てくるのか、しっかりと理解していきましょう。

セキュリティがないとどうなる?

セキュリティが設定されていないWi-Fiを、オープンネットワークと呼びます。
オープンネットワークとは、カフェや図書館、空港、駅などを筆頭に、アカウント登録なしで誰でも無料で利用できるWi-Fiのことです。

電波さえ届けば誰でも利用できてしまうため、自宅のWi-Fiがオープンネットワークになっている場合、第三者に個人情報を抜き取られ悪用されるリスクなどが生まれます。

そういったリスクを極力避けたい場合、セキュリティのないオープンネットワークに接続しないことはもちろん、自宅のWi-Fiにおいても必ずセキュリティ設定を行うようにしましょう。

セキュリティがあるとどうなる?

Wi-Fiのセキュリティがしっかり設定されていれば、第三者からのアクセスや悪用されるリスクを減らすことができます。
銀行やクレジットカードなど個人情報が漏れることもなく、安心してインターネットを利用することができます。

ただし、セキュリティ設定は可能な限り強固なものにしておかなくては意味がありません。
セキュリティ強化のポイントは、次項で解説します。

Wi-Fiセキュリティ強化のための4つのポイント

では次に、Wi-Fiセキュリティ強化のための4つのポイントをお伝えしていきます。
Wi-Fiのセキュリティが弱いと簡単に第三者にアクセスされてしまうため、しっかりとポイントを押さえておきましょう。

①ルーターの管理パスワードを変更

ルーターにも管理パスワードというものがあり、初期設定時点でもある程度複雑なものになっています。
しかし、場合によってはルーターの初期設定がウェブ上に公開されている可能性もあります。

つまり、初期設定のままだと第三者に簡単にアクセスされてしまう危険もあるため、ルーターの管理パスワードは強固なものに設定しておくことがおすすめです。

②SSIDのネーミング設定

Wi-FiのSSID(ネットワーク名)は、任意に変更することが可能です。

しかし、このSSIDを安易に個人名や誕生日、電話番号などに設定しまうと、それらから推測して第三者がインターネットに不正アクセスしてくるリスクがあります。
SSIDも、特別な意味を含まない複雑なものに設定しておきましょう。

③セキュリティーの高い暗号化方式で通信

Wi-Fiのセキュリティ強化方法として、暗号化方式の通信というものがあります。
これは、通信を暗号化して通信内容を他者に見られないようにするもので、ルーターによって対応している暗号化方式が異なる場合があります。

よりセキュリティの高い暗号化方式に対応しているモデルを利用するなどし、セキュリティを強化していきましょう。

④ルーターのソフトウェアを最新にアップデート

サイバー犯罪などは、技術ややり方が日々進化しています。
そのため、最近のルーターはスマホのように自動でソフトウェアを最新にアップデートしてくれるモデルなどが販売されています。
そういったルーターを活用することも、重要なセキュリティ対策と言えます。

Wi-Fi環境を改善したいならルーターやプロバイダの変更もおすすめ

Wi-Fi環境を改善したいならルーターやプロバイダの変更もおすすめ


Wi-Fiのセキュリティ強化はもちろん、通信速度や通信の安定性なども改善したい場合、ルーター本体やプロバイダの変更も検討してみましょう。
インターネット環境というものは日々進化しています。

Wi-Fiをより快適に、より安全に利用したい場合、一度ご自身のWi-Fi環境を見直してみることをおすすめします。

高速かつ安定した通信を求めるなら光回線

近年のWi-Fiは、光回線を使った通信が主流となってきています。
光回線は、光ファイバーという繊維を利用した通信回線のことで、高速通信かつ安定した通信環境を構築できる点が大きな強みです。

現在のWi-Fi環境にあまり満足がいっていない場合は、光回線の導入を検討してみましょう。

まとめ

本記事では、Wi-Fiに関する基礎的な解説からはじめ、Wi-Fiのセキュリティとはどういうものなのか、そしてWi-Fiセキュリティ強化のための4つのポイントを解説しました。

インターネットが世界中に普及し、サイバー犯罪も増加している現代において、Wi-Fiのセキュリティ設定は必須のものです。
本記事を参考に、今一度身の回りのWi-Fiセキュリティを見直してみましょう。

関連ワード

毎日午前10時以降にクイズをチェックしてスタンプを集めよう!

※午前10時~翌日9時59分までにOCNクイズを開くと本日分のスタンプが押されます

公式SNSでもおすすめのクイズを配信中!