自宅のWi-Fiがすぐ切れる原因と対処法を解説
自宅のWi-Fiがすぐ切れる原因と対処法を解説
Wi-Fiがよく切れてしまうとお悩みの方は少なくありません。
一時的なものであればまだ良いかもしれませんが、それが継続的に起こってしまうようでは何かと困ってしまいます。
そこで本記事では、まずはWi-Fiの基礎的なことや仕組み自体を解説し、後半ではWi-Fiが切れてしまう4つの主な原因と、それらを解決するための具体的な7つの対策について解説していきます。
そもそもWi-Fiとは
ではまず、そもそもWi-Fiとはどのようなものなのか、基礎的なことを解説していきます。
Wi-Fiの仕組みを理解できれば、Wi-Fiが切れてしまう場合の対策に関する理解も深まるので、しっかりと学んでみてください。
Wi-Fiと無線LAN
Wi-Fiとは、スマホやPC、タブレット、テレビ、ゲーム機など、ネットワーク接続に対応した機器を無線(ワイヤレス)で接続する技術のことを言います。
また、Wi-Fiとは「無線LAN」の規格の一つであり、「無線LAN」とは有線ケーブルを使わずにデータの送受信を行うネットワークの構築方法のことです。
無線LANと有線LANの違い
無線LANと対照的に比較されるのが、有線LANです。
上述したように、無線LANとは有線のケーブルを使わないネットワークの構築方法のことです。
反対に有線LANとは、「LANケーブル」という有線のケーブルを使ってネットワークを構築する方法のことです。
少し前の時代のPCなどは、この「LANケーブル」を挿すことでインターネットを使うのが当たり前でした。
Wi-Fiルーターとは
Wi-Fiと切っても切れないものが、Wi-Fiルーターです。
Wi-Fiルーターは無線LAN親機とも呼ばれ、スマホやPCなどの機器と電波の送受信を行い、機器のインターネット接続を可能にします。
Wi-Fiルーターは、LANとの仲介的な役割を持つ重要なものです。
Wi-Fiが切れる原因は主に4つ
Wi-Fiが切れる原因は、主に4つに分けられます。
まずは、どこに原因があるのかを理解することが第一ステップです。
それぞれ簡単に解説し、具体的な解決策については後ほどお伝えしていきます。
接続するデバイスの問題
スマホやPC、タブレットなど、Wi-Fiに接続するデバイス側に問題があるケースです。
実はWi-Fiではなく、デバイス自体に問題があったというのはよくあります。
他のデバイスは問題ないけど、一つのデバイスだけWi-Fiに繋がらないなどの場合は、このケースです。
Wi-Fiルーターの問題
Wi-Fiルーター本体に問題があるケースです。
有線では接続できるけどWi-Fiだと繋がらない場合、またはWi-Fiルーターから離れると繋がらなくなる場合などは、このケースです。
インターネット回線の問題
インターネット回線自体に問題があるケースです。
この場合はもっとも根本的な問題であり、どのデバイスを使ってもWi-Fiに繋がりません。
また、有線を使ってもインターネットに接続できない場合、ほぼ間違いなく回線自体に問題があります。
通信環境の問題
そもそも電波が悪い地域や場所にいるなどがこのケースです。
今いる環境自体に問題があるため、より根本的な解決策が必要になる場合もあります。
スマホの電波が圏外になるような地域や場所は、Wi-Fiの利用においても何かと不便になりがちです。
Wi-Fiが切れるときの具体的な対策7つ
では次に、Wi-Fiが切れるときの具体的な対策を7つ紹介していきます。
デバイスを再起動する
スマホやPCなどのデバイスに原因がありそうな場合、デバイスを再起動してみましょう。
それだけで通信環境が改善される場合もあります。
デバイスの設定を確認する
デバイスの設定を見直してみましょう。
セキュリティソフトやアプリが干渉している場合もあれば、スリープ設定でWi-Fiが切れる設定になっているケースもあります。
また、機内モードがオンになっているとWi-Fiに接続できないケースもあるので、そういった設定の確認をしてみましょう。
Wi-Fiルーターを再起動する
Wi-Fiルーターも、一時的な不具合が原因で調子が悪くなることがあります。
再起動すれば簡単に直るケースも多くあるので、まずは再起動を試してみましょう。
Wi-Fiルーターの置き場所を変える
Wi-Fiルーターの置き場所が悪いことで電波が弱くなるケースもあります。
周りに障害物のない開けた場所に置くなど、置き場所を工夫してWi-Fi環境を改善してみましょう。
Wi-Fiルーターの周波数帯を変える
Wi-Fiには、「2.4GHz」と「5GHz」の2種類の周波数帯があります。
周りに障害物や壁などが多い環境であれば「2.4GHz」、Wi-Fiに接続している機器や家電などが周りに多い環境であれば「5GHz」と、環境に合った周波数帯を選ぶと通信が改善されます。
回線の通信速度を確認する
回線の通信速度が遅いことでWi-Fiが切れることもあります。
人によって必要な通信速度は変わってきますが、極端に遅くないかどうかをまずチェックしてみましょう。
最近では、Google検索で「スピードテスト」などと検索すれば簡単に現在の通信速度を調べられるので、活用してみてください。
回線の通信速度が遅いことが分かった場合、回線の切り替えも検討してみましょう。
安定した回線への切り替えを検討する
ケーブルテレビ回線やADSL回線を利用している場合、Wi-Fiが切れやすくなります。
そもそもADSL回線は廃止されるため、より安定した光回線への切り替えを進めましょう。
Wi-Fiが定期的に切れるならプロバイダ変更がおすすめ
Wi-Fiが定期的に切れる場合、プロバイダの変更(切り替え)がおすすめです。
回線を提供するプロバイダを変更することで、Wi-Fi環境を根本的に改善させることができます。
高速かつ安定した通信を求めるなら光回線
現在は、光回線を使ったWi-Fi通信が主流になってきています。
光回線は、光ファイバーという繊維を利用した通信回線のことで、高速通信かつ切れづらい安定した通信が大きな強みです。
Wi-Fiの品質を大きく改善させたい場合は、光回線を導入しましょう。
まとめ
本記事では、まずはWi-Fiの基礎的なことや仕組み自体を解説し、後半ではWi-Fiが切れてしまう4つの主な原因と、それらを解決するための具体的な7つの対策をお伝えしました。
Wi-Fiの品質を少しでも改善させたい場合は、光回線の導入をぜひ検討してみてください。
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