テザリングのセキュリティは安全?注意すべきポイントとは?

IT

2023/03/16

テザリングのセキュリティを高める方法とは?

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テザリングのセキュリティは安全?注意すべきポイントとは?

テザリングのセキュリティは安全?注意すべきポイントとは?


何かと便利なスマホのテザリング機能は、頻繁に利用する人が多い機能です。
一方で、テザリングのセキュリティ面に不安を感じる人も少なくありません。

そこで本記事では、テザリングの基礎解説からはじめ、3種類ある接続方法ごとのメリット・デメリット、そしてセキュリティの設定および確認方法を具体的に解説していきます。

また、記事の最後ではテザリング利用にもおすすめの格安SIMキャリアをご紹介しています。
ぜひ参考にしてみてください。

テザリングの基礎解説

まずはテザリングの基礎解説として、そもそもテザリングとはどんな機能なのか、そして3種類あるテザリングの接続方法についてお伝えしていきます。

そもそもテザリングとは?

テザリング(Tethering)とは、英語で「つなぐ」「連結する」という意味です。

テザリングはスマホの機能の一つで、通常のデータ通信で使う電波を、中継機として外部に飛ばします。
その飛ばした電波で、PCやタブレット、ゲーム機などのデバイスをインターネットに接続させることができます。

つまり、電波が通じるスマホさえあれば、いつでもどこでもインターネット環境を構築できる便利な機能です。

テザリングの接続方法は3種類

テザリングには、Wi-Fi接続・Bluetooth接続・USB接続の3つの種類があります。

Wi-Fi接続は、スマホのデータ通信回線をWi-Fiで飛ばし、デバイスのインターネット接続を可能にする接続方法です。
Bluetooth接続は、Wi-Fi接続と同様、無線でのインターネット接続を可能にし、1対1の通信を目的とした接続方法です。
USB接続は、スマホとインターネット接続したいデバイスを、USBケーブルで接続する接続方法です。

接続方法ごとのメリット・デメリット

接続方法ごとのメリット・デメリット


上述したWi-Fi接続・Bluetooth接続・USB接続の3種類それぞれに、メリット・デメリットがあります。

その時の環境やニーズに応じて使い分けることが重要となるため、以下で解説するそれぞれの特徴をしっかりと理解しておきましょう。

Wi-Fi接続のメリット・デメリット

【メリット】
通信速度がBluetooth接続よりも速く、デバイスを複数台同時に接続できます(iPhoneで最大5台、Androidで最大10台)。
また、電波が届く範囲もBluetooth接続より広くなります。

さらに、接続に有線ケーブルが不要なので、手軽さも一つのメリットです。

【デメリット】
スマホのバッテリー消耗が激しく、Bluetooth接続やUSB接続に比べてセキュリティ面が劣ります。
Wi-Fi接続ではパスワードを任意で設定できるため、強固なパスワードを設定する必要があります。

Bluetooth接続のメリット・デメリット

【メリット】
Wi-Fi接続と比べるとスマホのバッテリー消耗は少なく、1対1の通信のためセキュリティ面も比較的安全です。
また、接続に有線ケーブルが不要なので、手軽さも一つのメリットです。

【デメリット】
通信速度が他のどの接続方法よりも遅く、電波が届く範囲も狭いのがデメリットです。
また、複数台のデバイスを同時に接続できない点もデメリットと言えます。

USB接続のメリット・デメリット

【メリット】
他のどの接続方法よりも通信速度が速く、ケーブルでスマホを充電しながらテザリングできる便利さが大きなメリットです。
また、有線接続のためセキュリティ面も強いという特徴があります。

【デメリット】
接続時に有線ケーブルが必要なため、無線の接続方法と比べ手軽さはありません。
また、ケーブルが届く範囲でしかテザリングを使えないため、利用シーンを選ぶ接続方法と言えます。

テザリングのセキュリティは安全?危険性は?

テザリングのセキュリティは安全?危険性は?


テザリングのセキュリティ面は本当に安全で危険性はないのか、気になる人も多いかと思います。

以下では、テザリングのセキュリティ面に関して深掘りして解説します。

街中のフリーWi-Fiよりは安全

テザリングのセキュリティは、街中のフリーWi-Fiと比較すると安全です。
街中のフリーWi-Fiは、誰でも分かるようにパスワードが公開されていたり、そもそもパスワード不要なものもあったりします。

そういったものに比べると、テザリングのセキュリティは自分で高めることもできるので、安全です。

テザリングのセキュリティを高める方法

テザリングの設定では、必ず強固なパスワードを設定するようにしましょう(設定方法は後述します)。
具体的には、数字や記号、大文字、小文字などを混ぜて10文字以上にしておくと安心です。

Androidなど一部の機種では、パスワード設定なしでテザリングを使うこともできてしまいます。
第三者に無断接続され情報を抜き取られるリスクもあるため、パスワードの設定は必ず行いましょう。

テザリングのパスワード設定方法

以下では、テザリングのパスワード設定方法について、iPhone・Androidとデバイス別に分けて具体的に解説していきます(パスワードの確認方法は、別途後述します)。

iPhoneの場合

  1. iPhoneのホーム画面から「設定」を開き、「インターネット共有」をタップします
  2. 上部に「”Wi-Fi”のパスワード」という項目があるので、タップします
  3. 任意のパスワードを設定します

Androidの場合

  1. Androidのホーム画面から「設定」を開き、「ネットワークとインターネット」→「アクセスポイントとテザリング」に移動します
  2. 「テザリング」の画面を進むと表示されるパスワードをタップします
  3. 任意のパスワードを設定します

※Androidの場合、機種やバージョンによって表示が異なる場合があります

テザリングのパスワード確認方法

次に、テザリングのパスワードを忘れてしまった場合などのために、パスワードを確認する方法を解説していきます。

iPhoneの場合

  1. iPhoneのホーム画面から「設定」を開き、「インターネット共有」をタップします
  2. 上部に「”Wi-Fi”のパスワード」という項目があり、ここに表示されているのがテザリングのパスワードです

Androidの場合

  1. Androidのホーム画面から「設定」を開き、「ネットワークとインターネット」→「アクセスポイントとテザリング」に移動します
  2. 「テザリング」の画面を進むとパスワードが表示されています

※Androidの場合、機種やバージョンによって表示が異なる場合があります

テザリングは親機の通信品質も重要

テザリングは親機の通信品質も重要


セキュリティ面も比較的強固で、何かと便利なテザリング機能ですが、テザリングの通信品質は親機となるスマホの通信品質によって決まります。

例えば、親機のスマホの電波がなかなか繋がらないような場合、テザリングの電波も同様に繋がりにくくなります。
そのため、テザリングの通信品質を改善させたい場合は、親機となるスマホ自体の通信品質を改善させる必要があります。

OCN モバイル ONEは、4期連続で通信品質No.1を獲得

OCN モバイル ONEは、格安SIMキャリアながら品質の高い通信を強みとしています。
ドコモ回線を利用する主要な格安SIMキャリア6社において、4期連続で通信品質総合1位評価をいただいています。

また、急なテザリング利用のニーズなどに応じて、1ギガ(GB)あたり550円(税込)で通信容量の追加が瞬時に可能です。*1


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まとめ

本記事では、テザリングの基礎解説からはじめ、3種類ある接続方法ごとのメリット・デメリット、そしてセキュリティの設定および確認方法を具体的に解説しました。

テザリングのセキュリティは、街中のフリーWi-Fiなどと比べると断然安心です。
また、テザリングはパスワードを任意で設定できるため、設定時はより強固なものを設定するようにしましょう。

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