テザリングができない9つの原因と解決策を紹介

IT

2023/02/05

同時にテザリング接続できる台数は最大で何台?

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テザリングができない9つの原因と解決策を紹介

テザリングができない9つの原因と解決策を紹介


スマホ一つでインターネット環境を簡単に構築できるのがテザリングです。
電波さえあれば基本的にどこでも使える便利な反面、テザリングがなかなか接続できないと悩みを抱えていませんか?

そこで本記事では、テザリングの基礎をまずお伝えし、そのほかにはテザリングを行う方法、テザリングができない9つの原因と解決策、そして最後にはおすすめのスマホ通信サービスをご紹介します。

そもそもテザリングとは?

テザリングとは、英語で「つなぐ」「連結する」といった意味を持ちます。
スマホをモバイルルーターのように使って、PCやタブレットなどのデバイスをインターネット接続できるのがテザリングです。

電波が通じるスマホさえあれば、基本的にいつでもどこでもインターネット環境を構築できます。
外出時などに急遽インターネットが必要になるような緊急時に、特に活躍する機能です。

テザリング接続の方法は3種類

■テザリング接続の方法は3種類


テザリングには、3種類の接続方法があります。
それぞれの特徴を簡単に解説していきます。

Wi-Fi接続

Wi-Fiを使って、スマホとPCなどのデバイスを無線で接続する接続方法です。
Wi-Fi接続のメリットは、通信速度が速く、複数台を同時に接続できる点です。

一方、Wi-Fi接続のデメリットは、スマホのバッテリー消耗が激しくなることや、USB接続に比べるとセキュリティ面が劣ることです。

Bluetooth接続

Bluetooth接続も、Wi-Fi接続同様にスマホとPCなどのデバイスを無線で接続する接続方法です。

Bluetooth接続のメリットは、Wi-Fi接続に比べるとスマホのバッテリー消耗が比較的少ないことや、無線接続のため有線ケーブルが不要な点です。

一方、Bluetooth接続のデメリットは、通信速度が他の接続方法よりも遅くなることや、USB接続に比べてセキュリティ面が劣ることです。

USB接続

USB接続は、USBケーブルを利用してスマホとPCなどのデバイスを有線で接続する接続方法です。

USB接続のメリットは、他の接続方法と比較して通信速度が速い点や、スマホを充電しながらテザリングもできる便利さです。

また、有線接続のため、無線接続に比べてセキュリティ面も強くなります。
一方、USB接続のデメリットは、接続の度に有線ケーブルが必要で、Wi-Fi接続やBluetooth接続ほどの手軽さがない点です。

テザリングを行う方法

では次に、iPhone及びAndroidのスマホを使っての具体的なテザリング方法を簡単にお伝えしていきます。
両者とも、最も一般的なWi-Fi接続の方法で解説しています。

iPhoneでのテザリング方法

まずはiPhoneの場合から解説していきます。

  • ①iPhoneホーム画面の「設定」を開き、中盤あたりにある「インターネット共有」をタップ
  • ②最上部にある「インターネット共有」の右側のボタンを押して、機能を「ON」に変更
  • ③PCやタブレットなどインターネットを接続させたいデバイス側でインターネットに接続(この際、テザリング中のスマホの端末名を選択します)
  • ④Wi-Fi接続する際のパスワードは、iPhoneのテザリング設定画面で設定する“Wi-Fiのパスワード”を入力し、接続完了

以上になります。

Androidでのテザリング方法

次は、Androidの場合を解説していきます。

  • ①Androidホーム画面の「基本性能」→「設定」→「ネットワークとインターネット」と進み、「テザリング」をタップ
  • ②最上部のボタンを押して、機能を「ON」に変更
  • ③インターネットを接続させたいデバイス側でインターネットに接続(この際、テザリング中のスマホの端末名を選択します)
  • ④スマホ側で設定した“Wi-Fiのパスワード”をデバイス側で入力し、接続完了

以上になります。

テザリングができない9つの原因と解決策

■テザリングができない9つの原因と解決策


色々と試してみたけど、なぜかテザリングに繋がらない。
そんな場合は、これから説明する原因と解決策を参考に、対応してみてください。

パスワードが間違っている

そもそも、接続したいデバイス側でのパスワード入力が間違っているケースです。
もう一度パスワードをしっかりと確認し、再入力してみましょう。

インターネット共有がオフになっている

iPhoneの場合もAndroidの場合も、「インターネット共有」または「テザリング」の部分がオフになっているケースです。
ここをオンにしないとテザリングは使えないので、オフになっていないか再度確認してみましょう。

同時に複数台テザリング接続している

iPhoneの場合は最大5台まで、Androidの場合は最大10台まで同時にテザリング接続が可能です。
この台数を超えた分はテザリング接続ができなくなるので、繋ぎすぎには注意しましょう。

また、Androidの場合は、端末によって同時接続が可能な台数が異なる場合もあります。

親機がインターネットに繋がっていない

親機となるスマホ自体が機内モードになっていたり、電波が圏外になっていたりすると、テザリング機能も使えません。
この場合は、親機のインターネット環境や設定を見直してみましょう。

スマホのシステムを最新版にアップデートしていない

使っているスマホのシステムが最新バージョンにアップデートされていない場合、テザリングが使えないケースがあります。
この場合は、スマホのシステムを最新バージョンにアップデートして対応しましょう。

他の電波と干渉している

Wi-Fi接続やBluetooth接続の場合、他の電波と干渉しているケースがあります。
この場合は、周辺機器のWi-FiやBluetoothをオフにするか、USB接続に切り替えて対応しましょう。

Wi-Fiがオフになっている

Wi-Fi接続の場合、スマホのWi-Fiがオフになっているとテザリング接続ができません。
スマホのWi-Fiをオンにして、もう一度試してみましょう。

Bluetoothのペアリングができていない

Bluetooth接続の場合、Bluetoothのペアリングが上手くできていないことで接続ができないケースがあります。
この場合は、一度スマホとデバイスのBluetoothをオフにして再度試してみましょう。

テザリングがオプション契約になっている

テザリングがオプション契約になっているサービス事業者も存在します。
この場合は契約を行わないとテザリングは使えませんので、契約を行うか、オプション契約ではないサービス事業者に乗り換えましょう。

テザリングは親機のインターネット環境が重要

テザリングは、親機のインターネット環境が特に重要です。
親機の電波が悪かったり、通信速度が遅かったりすると、テザリング接続したいデバイスにも影響がそのまま出ます。
ですので、テザリングが思ったように上手くできない場合、親機の通信環境を見直してみましょう。

まとめ

本記事では、テザリングの基礎をまずお伝えし、テザリングを行う方法、テザリングができない9つの原因と解決策を紹介をしました。

この記事を参考にテザリング環境を見直し、便利な機能を最大限活用していきましょう。

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