テザリングとは何?やり方やメリット・デメリットなど基礎を解説
テザリングとは何?やり方やメリット・デメリットなど基礎を解説
外出先でPCやタブレットを使いたいのにWi-Fiがなくて困ったことはないでしょうか?
また、外出先でフリーWi-Fiを使うのにはセキュリティ面で不安があり、なるべく使いたくない。
でも、インターネットを使いたい。特にそんな人にとっての助けとなるのがテザリングという仕組みです。
簡単に言うと、スマホをルーターのように使ってインターネット環境を構築できる非常に便利な機能です。
一方でテザリングにはデメリットも存在します。
そこでこの記事では、テザリングとはそもそも何なのか基本的なことをわかりやすく解説し、さらにはメリット・デメリット、そして具体的な使用方法をお伝えしていきます。
テザリングの基本を理解したい人は、ぜひ参考にしてください。
テザリングとは何?
テザリングとは、「つなぐ」「連結する」といった意味で、スマホをモバイルルーターのように使ってPCやタブレットをインターネット接続させることができます。
もう少し簡単にわかりやすく説明すると、電波が通じるスマホさえ持っていれば、いつでもどこでもPCやタブレットをインターネットに接続することができます。
非常に手軽にインターネット環境が構築できるため、特に緊急時には大活躍します。
一方で、そんなテザリングにはメリットもデメリットも存在するため、次項からより詳しく解説していきます。
テザリングのメリット
ではまず、テザリングにはどんなメリットがあるのか見ていきましょう。
スマホでインターネット環境を構築できる
上述したように、テザリング機能を使えばスマホで簡単にインターネット環境を構築できます。
急遽仕事中に外出先でインターネットを使う必要が出た時など、緊急時には特に大活躍します。
また、ちょっと暇つぶしに外出先でタブレットやPCを使いたい時などにもテザリングは活躍します。
セキュリティも安心
テザリング機能を用いてインターネットを使う際には、スマホ側でパスワードを任意に設定することができます。
つまり、誰もがアクセスできるような街中のフリーWi-Fiとは異なり、セキュリティ面でも非常に安心なのがテザリングのメリットの一つです。
インターネット接続機能がない安いデバイスが買える
PCやタブレットは、Wi-Fi機能のみを搭載したモデルの方が安いケースが大半です。
インターネット接続通信機能があるデバイスはどうしても機能面のスペックが高いために値段も高くなります。
しかし、テザリングを外出時に活用することで、インターネット接続通信機能は不要になります。
つまり、値段の安いWi-Fi機能のみ搭載のモデルで済むため、無駄なコストを抑えられる可能性があります。
こういったコスト面でもメリットを生めるのがテザリングの良さとも言えます。
テザリングのデメリット
一方で、テザリングにはいくつかのデメリットもあります。メリットと併せてしっかりと良し悪しを検討してみましょう。
光回線などに比べると通信速度は遅い
テザリングは、基本的にどこでもインターネット環境を構築できる便利な反面、通信速度に課題があります。
光回線などを使った一般的なWi-Fiと比較すると、通信速度はかなり落ちてしまいます。
テザリングではスマホ回線を利用しているのが理由で、朝や夜の回線が混雑する時間は特に通信速度が落ちがちです。
スマホのギガ使用(通信量)が増える
テザリングを使用すると、ギガ(通信量)を大きく消費します。
特に、テザリングを使ってPCを接続する場合はそれが顕著で、すぐに月々のデータ通信量上限に達してしまう可能性があります。
これは、PC通信ではスマホ通信より多くの通信量を必要とする場合が多いのが理由です。
そのため、通信量を節約したい人にはテザリングはあまりおすすめできません。
バッテリー消費が激しい
テザリングを使用すると、実は多くのバッテリーを消費します。
テザリング中にスマホを触ってみると熱くなっている場合も多く、それほどバッテリーを消耗しているということです。
これもテザリングの大きなデメリットでしょう。
テザリング契約料が別途かかる可能性がある
テザリング機能の使用に対して別途契約料を設ける通信事業者も存在します。
オプション機能として提供されていることも多いため、自身が利用するスマホはどうか、テザリングを使用する前に一度確認した方がよいでしょう。
テザリングを行う方法は?
では次に、テザリングの具体的な方法をお伝えしていきます。
前半ではテザリング接続の種類について、そして後半ではiPhoneおよびAndroidでのテザリング方法をお伝えしていきます。
テザリング接続には3つの種類がある
テザリングには、主に3つの種類(接続方法)があります。種類は、USB接続・Wi-Fi接続・Bluetooth接続の3つです。
それぞれにメリット・デメリットがありますが、基本的な機能面に関してはほぼ同じで、どの方法でもインターネット環境を簡単に構築することができます。
iPhoneでのテザリング方法
では次に、iPhoneを使ってテザリングを行う方法を解説していきます。
- 1. iPhoneホーム画面の「設定」から、中盤あたりにある「インターネット共有」をタップします。
- 2. 最上部にある「インターネット共有」右側のボタンを押して(スライドさせて)「ON」にします。
- 3. PCやタブレットなどインターネットを接続させたいデバイス側でインターネット接続を行います。
接続する際のパスワードは、iPhoneのテザリング設定画面で設定する“Wi-Fiのパスワード”を入力すればインターネットに接続できます。
Androidでのテザリング方法
次に、Androidを使ってテザリングを行う方法を解説していきます。
- 1. Androidホーム画面の「基本性能」→「設定」→「ネットワークとインターネット」と進み、「テザリング」をタップします。
- 2. 最上部のボタンを押して(スライドさせて)「ON」にします。
- 3. iPhoneの場合と同様にインターネットを接続させたいデバイス側でインターネット接続を行います。
Androidのテザリングの場合も、設定した“Wi-Fiのパスワード”を入力することでインターネット接続ができます。
テザリングは緊急時のみの使用に抑える
ここまで、テザリングのメリット・デメリットを具体的に説明してきました。
テザリングは、スマホさえあればいつでもどこでもインターネット環境が構築できる便利な反面、通信量・通信速度・バッテリー消費・追加費用と、複数のデメリットがあります。
総合的に考えると、外出先で頻繁にテザリングを使ってインターネット接続をすることはあまりおすすめできません。
基本的には、メリットよりもデメリットの方が大きくなってしまうでしょう。
ですので、テザリングは緊急時の使用のみに抑えておくのが賢明な判断と言えそうです。
OCN モバイル ONEなら1GB 550円(税込)〜で容量追加も可能
OCN モバイル ONEは、月々の通信容量上限を超えた場合でも、1GBあたり550円(税込)〜で容量の追加が可能です。
テザリングを緊急で使用したいけど今月の通信容量が足りないといった場合でも、たったの550円(税込)で容量の追加がすぐにできます。
テザリングにおいても安定した通信環境を提供できるのがOCN モバイル ONEの強みです。
OCN アプリだと容量追加がお得!
新コースをご契約中の方は容量追加オプションをOCN アプリで追加すると、1GBの容量が追加されてお得です。
まとめ
この記事では、テザリングの基本とメリット・デメリット、そして具体的な接続方法を解説しました。
結論は、テザリングの使用は緊急時のみになるべく留めておくことです。
関連ワード
毎日午前10時以降にクイズをチェックしてスタンプを集めよう!
※午前10時~翌日9時59分までにOCNクイズを開くと本日分のスタンプが押されます
公式SNSでもおすすめのクイズを配信中!