光回線は安いだけで選ぶべきではない理由。実は損しているかも?

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2022/12/20

光回線を選ぶときに価格以外に見るべきポイントとは?

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光回線は安いだけで選ぶべきではない理由。実は損しているかも?

光回線は安いだけで選ぶべきではない理由。実は損しているかも?


日本でも徐々に普及し、一般的になりつつある光回線。テレビCMなどの広告でよく耳にすることもあるかと思います。
そんな光回線を提供している通信事業者は日本に数多く存在しており、どれを選べばよいのか迷われている人も多いかと思います。
まずは月額料金の価格の安さで比較検討をする人が多いようですが、実はそれ以外にも見ておくべき(比較しておくべき)ポイントがいくつかあります。

そこで本記事では、光回線の基礎的な理解をまず深めていただき、そのあとに光回線をおすすめできる人、おすすめできない人、そして総括とまとめていきます。
この記事を最後まで読むことで、光回線の正しい選び方が身につくはずです。


光回線とは?まずは基礎的な理解を深めよう

では、まずはそもそも光回線とは何なのか、基礎的な理解を深めていきましょう。
光回線とは、光ファイバーという「光を通す繊維」を利用してデータの送受信を行う通信回線のことを言います。ファイバー=繊維という意味です。
光回線は電磁波の影響を受けにくいとされており、それによって通信速度が速い+通信が安定するという特徴を持っています。

データが重い動画などを視聴していても、いきなり動画が停止することなどもなく、サクサク見ることができます。
また、インターネットの通信環境が不安定になることもなく、快適に通信を利用することができます。
こういった優れた特徴から光回線は一気に普及しました。

光回線にはデメリットも

■光回線にはデメリットも


そんな光回線ですが、実はデメリットもいくつかあります。
後から後悔しないためにも、デメリットもしっかりと把握しておくことが大切です。
では、それぞれ詳しく解説していきます。

スマホの通信プランなどに比べると価格は高め

光回線を自宅などに開通させることにより、有線・無線(Wi-Fi)通信が利用できるようになります。
無線通信となるWi-Fi環境を構築する人がほとんどですが、スマホなどの通信プランに比べると光回線は高くなるのが一般的です。
最も安くても3,000円台後半〜という価格設定が多く、プランによっては月々1,000円を切るようなスマホ通信とはやはり価格が異なってきます。
そこまでデータ通信を日頃使わない人には特に割高となってしまいます。

2年以内に解約してしまうと違約金が発生する場合も

過去、大手携帯キャリアで一般的だった2年縛りルールなどと似ていますが、光回線を提供する通信事業者も2年以内の解約の場合は違約金を取るところが多いです。
買い替え需要の高い携帯とは違い、光回線は乗り換え需要なども少ないためこのような仕組みのところが多いです。
こういった仕組みも、一部の人にはデメリットとなり得るでしょう。

回線の引き込み工事で追加料金が発生する場合も

光回線を利用するためには、回線の引き込み工事というものをする必要がある場合があります。
スマホ通信などとは違い、光回線は固定回線のため、そういった回線が引かれていない場所には工事が必要です。
その場合は追加で費用が発生する事業者も多いため、そういった点はデメリットと言えます。
しかし、築浅の新築アパートやマンションであれば、初めから光回線が引かれているような物件も最近は多いです。

光回線をおすすめできる人

では次に、具体的に光回線をおすすめできる人・おすすめできない人を解説していきます。
自分がどちらに当てはまるか考え、光回線の導入を検討してみましょう。
まずは、光回線をおすすめできる人から解説していきます。

安さよりも通信速度の速さや安定具合を求める人

光回線の最大の強みは、「通信速度の速さ」と「安定した回線環境」です。
ストレスなくインターネットを活用したい人にとって、特に通信速度の速さは重要となります。
そのため、価格の安さよりも通信速度の速さなど、環境面を重視する人には光回線はおすすめです。

2年以上確実に使う予定がある人

光回線では、2年以内の解約で違約金が発生する場合が多いと上述しました。
そのため、2年以上確実に使用する予定がある人は光回線を検討しても問題ないかと思います。

動画視聴やWeb会議、オンラインゲームが多い人

スマホの通信プランなどとは異なり、光回線には通信制限などが基本的にありません。
そのため、データ使い放題です。
動画視聴やオンラインゲーム、Web会議など、大きな通信容量が必要なケースが多い場合は、光回線は非常におすすめです。

光回線をおすすめできない人

次に、光回線をおすすめできない人について解説していきます。

とにかく安さを重視する人

これまで説明してきた通り、光回線は「安さ」というよりも「環境面」に大きなメリットがあります。
そのため、とにかく値段が安いことのみを重視している人にはおすすめできません。
価格と品質のバランスを考慮できる場合は、光回線を検討してみてもよいでしょう。

2年以内などの短期間で引越し予定がある人

繰り返しになりますが、光回線は2年以内の解約で違約金が発生する場合が多いです。
そのため、2年以内の引越しや異動などの可能性が少しでも考えられる人は契約を控えた方が賢明でしょう。

回線の提供エリア外に住んでいる人

通信業者によっては、光回線を提供できないエリア・地域があります。
そういった、回線の提供エリア外に居住している人はそもそも契約ができない場合があります。
提供エリアに関してはしっかりと事前に確認した上で業者の検討を行いましょう。

【総括】光回線は安いだけで選ぶべきではない理由。実は損しているかも?

■【総括】光回線は安いだけで選ぶべきではない理由。実は損しているかも?


ここまで、光回線をおすすめできる人・できない人について解説してきました。
光回線を価格だけで選ぶことは、そもそも目的が異なることが理解できたかと思います。
また、それを理解した上で通信業者の価格比較を行う上でも、回線の引き込み工事が必要かどうか(その場合工事費用はいくら必要か)、また、2年以内の解約で違約金はかかるかどうかなど、トータルでいくらかかるかを把握する事が必要です。

さらには、初めてのインターネット接続時のサポートがあるかどうか、その他に割引キャンペーンなどがあるかどうか、そういった比較検討も重要なポイントです。
月額利用料金は安いけど、後から色々とプラス料金がかかる場合もあります。
そういった意味で、光回線は”安い”だけで選ぶことは避けましょう。

まとめ

本記事では、光回線の基礎的な解説から始まり、光回線をおすすめできる人、おすすめできない人、そして総括とまとめました。
光回線と一言に言っても、メリット・デメリット含めさまざまな側面を持っています。

光回線の正しい選び方がこれで身に付いたかと思いますので、自分にピッタリな光回線を探してみましょう。

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