iPhoneの指紋認証Touch IDの設定と反応しないときの対処法

2024/03/23

iPhone

セキュリティ

解説

iPhoneの指紋認証が反応しない理由は？

スマートフォンを傾ける女性の手

正解はスマホや指先の汚れが原因かもでした！

iPhoneの指紋認証「Touch ID」とは

タブレットで指紋認証

まずは「Touch ID」を使うメリットについて知っておきましょう。

指先で触れるだけでロック解除できる

ロック画面を解除する際にパスコードを入力するのは手間がかかりますが、指紋認証があればスムーズに操作できます。

スマホの「設定」アプリで指紋を登録したら、以降はホームボタンに指を当てるだけでロック解除が可能に。

指紋は最大五つ登録できるので、複数の指先をスキャンしておくのもいいでしょう。

スマホ決済時に利用できる

「Apple Pay」などのスマホ決済でも指紋認証が利用可能。

スムーズに決済できるだけでなく、第三者に不正利用されるのを防止するといったメリットもあります。

決済時に指紋認証を使うかどうかは、スマホの「設定」アプリでオン・オフを切り替えられます。

アプリのインストール時に利用できる

App Storeでアプリをインストールする際も、指紋認証が使えます。

指紋認証は、パスワードを入力するよりも簡単でスムーズ。

スマホ決済と同様、「設定」アプリで指紋認証のオン・オフを設定できます。

iPhoneの指紋認証「Touch ID」対応機種

3台のスマートフォン

指紋認証「Touch ID」に対応しているのは以下の機種。

いずれもホームボタンに指先を当てることで指紋認証が使えます。

iPhone SE シリーズ
iPhone 8
iPhone 8 Plus
iPhone 7
iPhone 7 Plus
iPhone 6s
iPhone 6s Plus
iPhone 6
iPhone 6 Plus
iPhone 5s

iPhone SEシリーズを除く上記以降の機種は、指紋認証の代わりに顔認証（Face ID）が採用されています。

指紋認証と顔認証のどちらを使うかというのも、機種選びの重要なポイントです。

iPhoneで指紋認証「Touch ID」を設定する方法

タブレットPCを使用する男性

「設定」アプリを開く
「Touch IDとパスコード」をタップ
パスコードを入力
「指紋を追加」をタップ
画面の指示に従って指紋を登録する

指紋を登録する際は、指先をいろいろな角度からスキャンします。

指紋センサーに当てたら、端末がブルっと振動するまでそのままの状態をキープ。

その後、一旦指を離して、再び指先を当てる動作を繰り返します。

うまく設定するポイントは、毎回指先の位置を少しずつずらすこと。

いろいろな角度からスキャンすることで精度がアップします。

iPhoneの指紋認証「Touch ID」が反応しない・できない原因

スマートフォンを持つミドル女性の手

iPhoneの指紋認証で何度も読み取りエラーが出たり、ボタンに指先を当てても反応しなかったりするときは、以下の注意点を見直してみましょう。

指先が汗や水で濡れている

指先が汗や水で濡れていたり、汚れが付着したりしている場合は、指紋の凹凸を正しくスキャンできず、読み取りエラーとなることがあります。

指紋認証を使用する際は、指先を拭くなど、清潔な状態で試してください。

指先が乾燥している

指先の乾燥や手荒れが原因で、指紋認証が反応しなくなることがあります。

乾燥して指紋の凹凸が薄くなる、手荒れで指紋が隠れてしまったということも考えられるので、何度か試してもうまく反応しないようなら、別の指先を登録するのもオススメです。

ホームボタンが汚れている

スマホのホームボタンに汚れや皮脂などが付着していると、指紋を正確に読み取れません。

ディスプレイはきれいにしていても、ホームボタンのケアは怠ってしまうという人もいるはず。

普段からスマホを清潔に保ちたいですね。

スマホの保護フィルムがずれている

スマホのディスプレイに保護フィルムを貼っている人は多いでしょう。

これがずれてしまうと、ホームボタンに指先がうまく当たらず、指紋認証できなくなることがあります。

フィルムのずれが原因の場合は、ホームボタンを覆わないように貼り直してください。

登録時の指紋と角度が異なる

ホームボタンを上下逆にタッチしたり、登録していない角度から指先を当てたりすると、指紋がうまく認識されません。

指先でボタンを押すときは、登録時と同じような角度でしっかりと当てましょう。

また、登録時は指の腹だけでなく、縁までしっかり登録するのも、うまく認証してもらうポイント。

指紋の読み取り失敗が何度も続く場合は、一度指紋データを削除し再登録すると、改善が期待できます。

まとめ

iPhoneの指紋認証「Touch ID」は、ロック画面の解除だけでなく、アプリの購入やスマホ決済時にも使える便利な機能です。

指紋の登録時は指の腹だけでなく、縁までしっかりスキャンして読み取り精度を向上させるのがポイント。

また、指紋認証はパスワードより安全性が高いのも特徴の一つ。

対象機種を使っている人は、この機会にぜひ活用してみましょう！