iCloudでやってはいけないことは?
iCloudの空き容量を増やしたい時にやってはいけないこととは?
保存先の変更ではなく、保存するかどうかの選択をする
iCloudの容量って油断するとすぐいっぱいになりますよね。特に無料で使える5GBって気が付くと保存データで埋め尽くされていることも。
そんな時の豆知識として、アプリのデータは何でもかんでもiCloudに保存するのではなく、保存するものとそうでないものを選別するという風にしましょう。
バックアップするアプリを選んだり、iCloud内の不要なデータを削除することで上手にやりくりすれば、無料の5GB内でも十分活用できます。
今回は不要なデータを削除して、iCloudの空き容量を増やす方法を紹介します。
「iPhoneのバックアップを取りたいけど、5GB以内(無料)に収まらない!iCloudのデータを有料購入しないとダメ?」「5GB以内(無料)で収めたいのだけど…」という人必見。
そもそも、データのバックアップが5GBを越えてしまう主な要因は、「不要な写真やファイル等が多く、整理できていない。」「データのバックアップ先が、すべてiCloudになっている。」ということが多く挙げられます。
そういう場合は、バックアップデータの保存先を変更する(PCに保存するなど)、別のアプリに保存する、iCloudに保存できる内容の設定を変更する、不要なデータを削除するなど、いくつか抑える方法があります。
確認するポイント
- 不要な写真やファイルがiCloudに保存されたままになっていないか確認する。
- 利用していないアプリがすべてiCloudのバックアップ対象になっているか確認する。
特に写真は手軽に撮影でき、思い出を残せる便利なものゆえに、ついつい枚数がかさみますよね。
枚数が増えると、当然データ容量も増えてしまいます。
iCloudに写真保存をさせない設定と、アプリを使用した写真のバックアップ方法もご紹介します。
最初に保存領域の利用率が高いアプリを知っておこう!
下記それぞれ、保存領域の利用率が高いアプリです。
この中で一番ボリュームがあるのは「写真」という人が多いのではないでしょうか。
保存領域の高いもの
- 写真
- LINE
- メール
- iCloud Drive
- ボイスメモ
次に、iCloudに何が保存されているか、またiCloudの保存対象になっているアプリを確認してみましょう。
iCloudの保存内容をチェックしよう
iCloudの保存内容を確認する方法
- 「設定」を開きます。
- 一番上の名前部分をタップします。
- 「iCloud」をタップします。
- 「アカウントのストレージを管理」をタップし、アプリごとのデータ量を確認します。
この時「バックアップ」というファイルのほか、LINEや、iCloudDrive、siriなど保存されているデータが保存データの大きい順に一覧になって表示されます。
こちらに表示されるアプリのデータ量は、あくまでアプリを復元するために必要なデータになります。
(※appストアからダウンロードした容量ではありません。)
iCloudの保存を「オン」にしておいたほうが良いもの
- バックアップ
- iCloud Drive※オフにするとLINEのトーク履歴が保存できなくなります。
続いて、過去一度でもバックアップを「iCloud」に保存している場合には、一覧に表示されている「バックアップ」をタップしてみましょう。
過去にバックアップを取っている場合には
- バックアップされているiPhoneをタップします。
- 「バックアップの詳細」画面で、「iCloud」に保存される設定のアプリ一覧が表示されるので、「すべてのappを表示」をタップし、バックアップ不要なアプリを「オフ」にしましょう。
オンにしておくと良いアプリは、「リマインダー」「メモ」「メッセージ」「カレンダー」「+メッセージ(プラスメッセージ) 」「ドキュメント」「LINE」「歩数計」などです。
データとして残しておきたいアプリはオフにせず「オン」にしておきましょう。
アプリ内のデータを保存しておく必要がなく、「オフ」にしたアプリは内容のバックアップが取れないため、端末が壊れた時や紛失時には再度アプリをインストールする必要がありますが、アプリそのものは再度ストアからダウンロードできるので問題ありません。
iCloudに保存されるデータで保存領域の利用率が高いアプリを見直してみましょう。
バックアップを取らなくても良いと思うアプリがあれば、表示されたアプリをタップし、「削除」を選択しましょう。
iCloud上に残っているデータを整理しよう
過去にバックアップしたことがある人は、iCloud上に残っているデータを整理する必要があります。
「iCloud.com」にアクセスし、次の手順で不要なデータを削除してみましょう。
手順
- Safariを開き、「iCloud.com」を検索します。
- 検索された「iCloud.com」を開き、「iCloud」をタップします。
(※英語表記で表示された場合も、タップして移動すると日本語に変わります。) - appleIDを入力します。
- パスワードを入力し、ログインします。
無事iCloudの中身を確認できたら、不要なデータを削除していきましょう。
写真を整理したい場合
- 「写真」をタップします。
- 削除したい写真をタップし、画面下のゴミ箱マークをタップします。
- 「削除」を押すと削除されます。
※複数削除する際には「選択してください」をタップした後、削除したい写真をまとめてチェックし、削除します。 - 削除した画像は「ゴミ箱」に移動しただけで、データが残っています。
※30日後に自動的に削除されますが、今回はiCloudの容量を増やすことが目的なので、すぐに削除していきます。 - 「アルバム」をタップし、「最近削除した項目」を選択します。
- 「選択してください」をタップし、削除したい写真をまとめてチェックし、「削除」をタップします。
- 「この項目を完全に削除してよろしいですか」の画面で「削除」をタップすれば完了です。
ほかにも、保存されている項目をタップし、ファイルやデータなどを中身を確認しながら削除することができるんで、保存する必要がないもの、改めて不要なものは削除しておきましょう。
「バックアップデータ」を作成し、iCloudに保存する方法
不要なデータを削除したら、iCloudにバックアップを取ってみましょう。
- Wi-Fiに接続しましょう。(モバイルデータ通信でも行えますが、通信データ量を消費してしまうため)
- 「設定」のアプリをタップします。
- 画面上部の名前をタップします。
- 「iCloud」を選択し、「iCloudバックアップ」画面を開きます。
- 「このiPhoneをバックアップ」を「オン」にし、「今すぐバックアップを作成」をタップします。
- 「続ける」をタップし、完了です。
もし空き容量があるのに「バックアップは作成できません」と表示されたら…
初めてバックアップをしたり、iCloudを整理して十分な空き容量があるはずなのに、バックアップが作成できない場合には下記の手順を試してみてください。
- 「設定」のアプリをタップします。
- 「iCloud」画面で「アカウントのストレージを管理」をタップします。
- 「バックアップ」をタップします。
- 「このiPhone」をタップします。
- 「このiPhone」の一覧で表示された「写真ライブラリ」が「オン」になっている場合には「オフ」にしましょう。
そのほか一覧に表示されたアプリの中で、バックアップ不要なものは「オフ」にした後、再度iCloudのバックアップ画面に戻り、「今すぐバックアップを作成」を行ってみてください。
上記の手順で無事にバックアップを取れたら完了です。
では、iCloudに保存しないデータをどこにバックアップすれば良いかもご紹介します。
iCloudに保存しないデータはどこにバックアップを取ればいいの?
写真のバックアップ
「iCloudに保存しない場合は写真をどこに保存すればいいの?」と心配な人もいらっしゃるかもしれません。 容量がかさむ写真は、アプリを使用し、iCloud以外にバックアップを取ることで、スマホの大事なバックアップ内容を優先させることができます。
「Google フォト」を使用する
写真等は「Google フォト」のアプリをインストールし、バックアップ先として利用するのがおすすめです。 「Google フォト」は最大15GBまで保存可能です。
「Amazon photos」を使用する
また、Amazon Prime会員の場合には、「Amazon photos」もおすすめです。
メールのバックアップ
メールはキャリアメールよりも、Gmailがおすすめです。
こちらも15GBまで無料で利用することができ、パソコンやiPadなどとも同期でききます。
そのため、万が一スマホが壊れても、インターネットに繋げられる環境があればほかの媒体でもメールを確認できるという面ではとても便利です。
まとめ
今までバックアップを取ろうとしても、容量がオーバーして保存できなかったという人も、これらの方法で大事なデータだけを選んで保存できれば安心ですね。
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