スマホの通信速度を測定する方法と目安とは?遅い時の対処法も解説
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スマホの通信速度を測定する方法と目安とは?遅い時の対処法も解説
インターネット通信はいまや生活の一部であり、うまく作動しないとストレスがたまると感じる人も多いのではないでしょうか。
スマホやパソコンの通信速度が遅くなってしまう理由は様々で、理由に合わせて対処法も異なるため、解決のためにはまずは原因を究明する必要があります。
この記事では、通信速度を測定する方法と、速度が遅い場合の対処法を紹介します。
スマホの通信速度を測定する方法とは
いつも通りスマホを使っているのに、なんだか作動が遅いと感じることはありませんか。スマホの通信速度を測定するためには、ネット上のサービスなどを活用する方法があります。
インターネット速度テスト
インターネット速度テストは、誰でも簡単にインターネットの通信速度を測定することができるサービスです。
一般的にはwebサイトを通じてすぐにテストができ、多くの場合は測定したいデバイスでサイトを開いてワンクリックするだけで完了します。
速度テストを行うことで、スマホなどのデバイスの通信に問題があるかどうかを知ることができます。テスト結果は通信速度を示すMbps(メガビーピーエス)という単位を用いて表示され、一秒間に流れるデータ容量を測定します。
そのため、数値が大きければ大きいほど通信速度が速く、快適にネット利用ができることを示します。
光回線のようにデータ容量の大きな回線では、メガではなくギガが用いられGbps(ギガビーピーエス)と表記されることもあり、速度テストの結果に表示される「下り速度」と「上り速度」とは、それぞれデータをダウンロードするときとアップロードするときの速さを指しています。
例としては、動画を視聴する際のダウンロード速度などは「下り速度」、画像をメッセージで送信する場合などは「上り速度」が影響します。
Fast.com
Fast.comは使用しているインターネットの速度を、サイトを開くだけで教えてくれる便利なサービスです。
クリックしてから数秒から数十秒程度で「下り速度」「上り速度」を測定してくれます。
画面に一緒に表示される「レイテンシ」というのは、データが転送されてから実際に送られるまでの時間を示します。そのため、「下り速度」や「上り速度」とは異なり、「レイテンシ」の数値は小さければ小さいほど良いものです。
スマホの通信速度の目安とは
一般的には、快適なインターネット通信のためにはスマホの通信速度は20Mbps以上であることが望ましいとされています。
そのため、Fast.comやその他のインターネット速度テストで測定した結果がそれ以下の場合は対策を講じる必要があるかもしれません。
メッセージ送信・WEBサイト閲覧
メッセージ送信やwebサイト閲覧は、一般的にはデータ通信量が少ない操作です。
快適にこれらの操作を行うために必要なインターネット速度が1Mbpsであり、電波があまりよくない場所であっても接続さえできれば作動するチャンスがあります。
しかし、メッセージの中に画像や動画が含まれている場合は、1Mbps以上の通信速度が必要になるため、回線が安定していないと送信ができないことがあります。
Webサイト閲覧の場合も文字だけのwebサイトに比べて画像や多く挿入されているものは読み込みに時間がかかるため、その点に注意しましょう。
テレワーク・オンライン授業
テレワークやオンライン授業には、3Mbps以上が必要と言われます。
ビデオをともなう通話は、音声のみの通話に比べて必要な通信量が大きいため、不安定な回線の中では通話がとぎれてしまうリスクがあります。
1対1での通話と複数人での通信の場合では必要になる通信速度も異なるので、注意が必要です。通信が安定しない場合は、ビデオをOFFにすると安定して通話ができるようになることがあります。
動画視聴
動画視聴には最低3Mbps以上が必要ですが、どれくらいの通信速度が必要になるかは、動画の画質によっても変動します。
例えばYouTube動画の場合、720pの動画であれば3Mbpsで視聴が可能ですが、1080pまで画質を上げると、5Mbpsが必要になります。
インターネット上で動画を視聴する場合は、インターネット速度に応じて自動的に画質が調整されるので、速度が速いネット環境では画質の良い動画が、反対に遅いネット環境では画質の悪い動画が再生されます。
オンラインゲーム
オンラインゲームを楽しむためには、他の操作に比べて速い通信速度が必要になります。
一般的には、オンラインゲームに必要な通信速度の目安は30Mbpsと言われていますが、プレイするゲームの種類によっても多少の差があります。
FPSなどのリアルタイムで多くのプレイヤーとの通信が必要になるゲームの場合、30Mbpsでは通信のラグが発生してしまう可能性があります。70Mbps程度まで通信速度を上げることができれば、どのようなゲームであっても快適にプレイできるでしょう。
スマホの通信速度が遅いときの原因
スマホの通信速度が遅いときには、いくつかの原因が考えられます。原因を正しく理解することで、対処法を見つけることができるはずです。
通信制限がかかっている
スマホの通信が突然遅くなってしまう原因として、通信制限がかかっていることが考えられます。
通信制限とは、月々の利用できる通信量のリミットを超過してしまった場合に、一時的に低速モードでしか通信ができなくなる状態を指します。
通常、スマホの契約では月〇GBなどの制限が設けられており、それを超えてしまって通信制限がかかっても、月の締め日を過ぎれば自動的に通常の通信速度に戻ります。
急に通信が遅くなってしまった場合は、通信制限がかかっている可能性を疑いましょう。
ストレージやメモリが不足している
スマホはストレージやメモリが不足してしまうと、作動が遅くなることがあります。
内部ストレージを多く使用しているとデータ処理に時間がかかり、結果的にスマホが「重く」なり通信が遅く感じるという仕組みです。
ストレージを圧迫する原因はアプリや音楽、写真など様々です。スマホのストレージの使用率が80%を超えている場合などには、これが原因であると考えられます。
端末の劣化・故障
通信が遅くなってしまう原因には、端末の劣化や故障も考えられます。
特に、型の古いスマホを利用している場合はタスクの処理に時間がかかってしまい、ネットワークが完璧な状態で整っていても通信に時間がかかってしまいます。
インターネット通信以外の部分でも動作が遅いと感じるようであれば、新しい機種の購入を検討するのもおすすめです。
スマホの通信速度が遅いときの対処法
スマホの通信速度が遅いと感じるけど通信速度制限がかかっていないのであれば、以下の対処法を実行することで通信が改善される場合があります。
不要なアプリを削除する
スマホのストレージやメモリが圧迫されて接続は遅くなっている場合には、不要なアプリの削除が有効です。
インストールしたものの長らく使用していないアプリでも、スマホのストレージを占めることになるので、動作遅れの原因になっている可能性があります。
一度スマホに入っているアプリをすべてチェックし、必要なもの以外をすべて削除してから再度通信を行ってみましょう。
写真・動画・音楽を削除する
アプリと同様に、写真・動画・音楽がストレージを圧迫していることがよくあり、容量の大きい音楽や動画は1つ削除するだけでかなりストレージに余裕ができることもあります。
定期的に写真や動画を見返し、不要なものを削除することでスマホの負担を減らすことができ、通信速度の改善が期待できます。
キャッシュを削除する
スマホのキャッシュをこまめに削除することも大切です。
「キャッシュ」とは、ブラウザやアプリを使用した際に、そのデータを一時的に保存する機能です。
一度開いたサイトの記憶を保存しておくことで、もう一度開こうとした際に即座に対応することができるメリットがあります。
例えば、Twitterを開いたあとにブラウザを開き、再びTwitterに戻ったとします。この際に、Twitterは前回開いていた画面の状態が維持されており、中断した地点から利用をスタートすることができます。
キャッシュは便利な機能ですが、スマホに負荷をかけることになり、動作遅れにつながる場合もあります。こまめにキャッシュを削除することで、通信速度の改善につながります。
スマホをアップデートする
スマホが古い場合、通信速度が遅くなってしまうのは避けられない現象です。
少しでも通信速度を改善するためには、スマホをアップデートするという方法があります。
アップデートの通知が来ているのに対応をしていないことが続いてしまうと、新しい機能に対応できないなどの問題が発生し、速度が遅くなってしまうこともあります。
そのため、通信速度を改善するためにも、スマホをなるべく最新のバージョンに保つことが大切です。
まとめ
スマホの通信速度が遅くなってしまうのには、様々な要因があります。多くの場合は、通信制限がかかってしまっていることが原因ですが、そうでない場合はストレージの確保やスマホのアップデートなどの対処法を試してみてください。
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