iPadの画面ロックと解除方法|初期設定やパスワード変更のやり方
iPadで顔認証「Face ID」は利用できる?
iPadの画面ロックと解除方法|初期設定やパスワード変更のやり方
仕事や趣味でタブレットを利用する人もいるでしょう。
タブレットはスマホよりも画面が大きく、資料を確認したり、動画を視聴したりするのにぴったりな端末です。
自宅で利用するだけならあまり心配する必要はありませんが、外で持ち歩く際は誰かに操作されないように、画面ロックの設定をしっかりしておきたいもの。
そこで、Appleが提供しているタブレット「iPad」の画面ロック機能について解説していきます。
iPadの画面ロック設定・解除の種類
まずiPadに搭載されている画面ロックの種類を確認しましょう。
パスコードの他、顔認証や指紋認証が使える機種もあります。
パスコード
6桁のパスコードを入力して画面ロックを解除するもの。
「Face ID」または「Touch ID」がうまく反応しないときも、このパスコードを使用してロックを解除します。
顔認証「Face ID」
11インチiPad Pro(全世代)、12.9インチiPad Pro(第3世代以降)を利用している人は顔認証「Face ID」が使えるので、事前に「設定」アプリを使って顔のデータをスキャンしておきましょう。
指紋認証「Touch ID」
以下のiPadが指紋認証「Touch ID」に対応しています。
- iPad Pro 10.5 インチ
- iPad Pro 9.7インチ
- iPad Pro 12.9インチ(第2世代)
- iPad Pro 12.9インチ(第1世代)
- iPad Air 2 以降
- iPad mini 3 以降
- iPad(第5世代)以降
こちらも事前に「設定」アプリで指紋データの登録が必要です。
iPad画面ロック時のパスコード設定方法
「設定」アプリでパスコードをオンにすることで、画面をロックできるようになります。
パスコードをオンにする方法
- 「設定」アプリを開く
- 「Face IDとパスコード」または「Touch IDとパスコード」をタップ
- 「パスコードをオンにする」をタップ
- パスコードを登録する
パスコードをオフに(解除)する方法
- 「設定」アプリを開く
- 「Face IDとパスコード」または「Touch IDとパスコード」をタップ
- パスコードを入力する
- 「パスコードをオフにする」をタップ
- もう一度パスコードを入力する
パスコードを変更する方法
- 「設定」アプリを開く
- 「Face IDとパスコード」または「Touch IDとパスコード」をタップをタップ
- パスコードを入力する
- 「パスコードを変更」をタップ
- パスコードを入力
- 新しいパスコードを入力する
iPad画面ロック時の顔認証「Face ID」設定方法
顔認証「Face ID」を利用する場合は、「設定」アプリでパスコードをオンにした後、顔のデータをスキャンすることで設定できます。
顔認証「Face ID」を設定する方法
- 「設定」アプリを開く
- 「Face IDとパスコード」をタップ
- パスコードを入力する
- 「Face IDをセットアップ」をタップ
- 画面の指示に従って顔をスキャンする
顔認証「Face ID」で別の容姿を追加する方法
- 「設定」アプリを開く
- 「Face IDとパスコード」をタップ
- 「もう一つの容姿を設定」をタップ
- 画面の指示に従って顔をスキャンする
顔認証「Face ID」の一部機能をオフにする方法
- 「設定」アプリを開く
- 「Face IDとパスコード」をタップ
- 特定の項目のみオフにする
顔認証「Face ID」のデータを削除・オフにする方法
- 「設定」アプリを開く
- 「Face IDとパスコード」をタップ
- 「Face IDをリセット」をタップ
iPad画面ロック時の指紋認証「Touch ID」設定方法
指紋認証「Touch ID」の登録・設定などは以下の操作で行えます。
指紋認証「Touch ID」をオンにする方法
- 「設定」アプリを開く
- 「Touch IDとパスコード」をタップ
- 必要なオプションをオンにする
指紋認証「Touch ID」に指紋を追加する方法
- 「設定」アプリを開く
- 「Touch IDとパスコード」をタップ
- 「指紋を追加」をタップ
- 画面の指示に従って指紋をスキャンする
指紋認証「Touch ID」の指紋に名前を付ける方法
- 「設定」アプリを開く
- 「Touch IDとパスコード」をタップ
- ホームボタンに指先を当てて指紋認証を行う
- 「指紋」をタップ
- 名前を入力する
指紋認証「Touch ID」のデータを削除・オフにする方法
- 「設定」アプリを開く
- 「Touch IDとパスコード」をタップ
- ホームボタンに指先を当てて指紋認証を行う
- 「指紋」をタップ
- 「指紋を削除」をタップ
iPadの画面ロック解除がうまくいかないときの対処法
iPadを再起動する
認証エラーが続くときにまず試したいのがiPadの再起動。
ホームボタン非搭載の機種なら、トップボタンと音量アップまたは音量ダウンボタンを同時に長押しします。
電源オフスライダが表示されたら放し、スライダをスワイプして電源をオフに。
その後Appleのロゴが表示されるまでトップボタンを押し続けると再起動できます。
iPadのソフトウェアを最新版にアップデートする
一時的な不具合が原因でエラーが出ている可能性もあるため、ソフトウェアが最新版になっているかどうかチェックしましょう。
- 「設定」アプリを開く
- 「一般」をタップ
- 「ソフトウェアアップデート」をタップ
- 「ダウンロードしてインストール」を実行する
iPadの顔・指紋データをリセットして再登録する
本体の再起動やソフトウェアの更新を行っても認証がうまくいかないときは、「Face ID」または「Touch ID」を再登録すると改善することも。
登録済みの顔・指紋のデータを一度削除した上で、再度スキャンを行ってください。
iPhone/iPad画面の向きを変更する方法
「画面が勝手に回転する」「横向きで利用したい」というときは、画面回転を設定することで操作が快適になります。
- 画面の右上隅(iPhoneは画面上)から下にスワイプして「コントロールセンター」を開く
- 「鍵」のアイコンをタップして画面を回転・固定する
設定をオンにすると画面を固定することが可能。
端末の傾きに合わせて画面を回転させたいときは、設定をオフに切り替えましょう。
まとめ
iPadの画面ロックはパスコードだけでなく、機種によっては顔認証や指紋認証も使えます。
外へ持ち運ぶ場合は端末の安全性を高めるためにも、顔・指紋認証を利用しましょう。
パスコードは画面をのぞき見されたり、手の動きを見られたりすることで漏れる可能性がありますが、顔認証は本人しかロックを解除できないので、勝手に操作されるのを防ぐことができるのでオススメです!
スマホの画面ロックについては下記の記事でも紹介しています。ぜひ参考にしてください。
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