iPhoneでeSIMを使う方法やメリットを解説!Androidも対応している?

IT

2024/01/03

機種変更時によく聞く「eSIM」って何?

eSIMのイメージ

正解は スマホと一体型になったSIMのこと でした!

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iPhoneでeSIMを使う方法やメリットを解説!Androidも対応している?

近年、スマホの契約時に「eSIM」(イーシム)という言葉を聞くことが増えてきました。

もともとはiPhoneを提供するAppleが独自に実装したシステムですが、この頃はAndroid端末でも利用できる機種が増えています。

サービスが普及しているとはいっても、「そもそもeSIMって何?」「SIMカードとどう違うの?」と疑問に思っている人も多いのではないでしょうか。

そこでこの記事では、「eSIM」とはどのようなものなのか、利用するメリットはあるのか、分かりやすく解説していきます!

iPhoneの「eSIM」と「SIMカード(物理SIM)」の違いは?

SIMカードの種類

まずは「SIMカード」と「eSIM」の特徴を見ていきましょう。

「SIMカード」の特徴

「SIMカード」とは、契約者の情報や電話番号などが記録されているカードのこと。

スマホの側面にある挿入口にカードを差し込むことで、データ通信や音声通話が利用可能に。

機種変更時には、古い端末から新しい端末へと、カードの入れ替えが必要です。

また、サイズは「標準SIM」「microSIM」「nanoSIM」の3種類。

端末によって利用できるカードが異なります。

「eSIM」の特徴

「eSIM」は埋め込み型チップのこと。スマホに内蔵することで、SIMカードを差し込まなくてもデータ通信が行えるようになっています。

そんな「eSIM」の最大の特徴は、契約者情報や電話番号といった情報を遠隔で書き込めること。

「SIMカード」を受け取るまでの時間も短縮でき、オンラインでスムーズに手続きが完結します。

ただし、どのスマホでも使えるというわけではなく、対応機種が限られているため事前に確認が必要です。

「eSIM」のメリット

eSIMが入っているスマートフォン

「eSIM」には以下で紹介するようなメリットがいっぱい!

「SIMカード」の差し替えが不要

「eSIM」は本体に内蔵されているため、物理的な「SIMカード」のように差し替える必要がありません。

機種変更時にカードを挿入する場合も、紛失や破損の心配がないというわけです。

オンラインでスムーズに手続きできる

「eSIM」の特徴は、スマホの利用開始に必要な契約情報の書き換えを、オンラインで行えるところ。

物理的な「SIMカード」の場合は開通までに時間がかかりますが、「eSIM」なら最短1時間で手続きが完了。

店舗へ行く必要がなく、時短にもつながります。

1台で複数回線を利用できる

「eSIM」は複数のAPN設定が可能。

ちなみにAPNとは「Access Point Name(アクセスポイントネーム)」の略で、インターネット通信を行う際に必要な設定のこと。

物理的な「SIMカード」の場合は、SIMトレイの数しかAPN設定を行えません。

しかし「eSIM」を搭載しているスマホであれば、「eSIM」と「SIMカード」の両方を使うことで2回線を使い分けることも可能に。

また、一部の機種では「eSIM」を2つ使えるものもあります。

現在スマホを2台持ちしている人は、「eSIM」に切り替えれば、1台にまとめられるかもしれません。

海外旅行でのスマホ利用もスムーズ

「eSIM」があれば海外旅行時もスムーズ!

従来の「SIMカード」は、海外で利用できるSIMカードを持って行く、国際ローミングを利用する、渡航先でSIMカードを購入するといった手続きが必要。

しかし「eSIM」は、国際ローミングやWi-Fiを利用して設定を行うことで、数分程度でスマホを利用できるようになります。

旅行や海外出張することの多い人にとっては大きなメリットです!

「eSIM」のデメリットと注意点

eSIMのイメージ

メリットがたくさんある「eSIM」ですが、利用するには以下のような注意も必要です。

スマホの利用設定は自分でやる必要がある

「eSIM」を利用するには、「eSIM」を開通するためのコードを読み取ったり、携帯電話会社ごとに異なるAPN設定を登録したりと、自分で設定しなければならない操作があります。

携帯会社の公式サイトなどを参考に設定ができればいいのですが、スマホの操作や知識に自信がない人にとっては設定が難しいと感じることがあるかも。

対応機種や携帯会社が限られている

近年普及が進んでいるものの、全てのスマホで「eSIM」が利用できるわけではありません。

また、端末は「eSIM」に対応しているのに、データ通信SIMのみを提供している携帯会社もあります。

機種変更する際は、事前に利用できる携帯会社と対応機種を確認しておきましょう。

「eSIM」と「SIMカード(物理SIM)」使うならどっち?

2台のスマホと観葉植物

物理的な「SIMカード」を使っていて特に不満がない場合は、そのまま利用していても何も問題はありません。

ただし、スマホを2台持ちしている人、海外へ行くことが多い人は「eSIM」に切り替えることで利便性が向上するはず。

スマホのAPN設定などを一人でも問題なく実施できるなら、「eSIM」への乗りかえがオススメです。

まとめ

「eSIM」はスマホに内蔵されたチップによって、契約者情報や電話番号が書き込まれる機能のこと。

1台で2回線が使える、海外旅行時の回線手続きがスムーズになるなど、メリットもたくさんあります。

「eSIM」の開通はオンラインで手続きできるので、各携帯会社の公式サイトを確認しましょう。



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