通信速度の確認方法とは?どれくらいのスピードが最低限必要?

IT

2022/11/24

通信速度はどれくらいのスピードが出ていれば快適なの?

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通信速度の確認方法とは?どれくらいのスピードが最低限必要?

通信速度の確認方法とは?どれくらいのスピードが最低限必要?


今の環境の通信速度を確認したいけど、どう確認したらいいかわからない。どれくらいの通信速度があれば快適なのか知りたい。

この記事は、そんな方の疑問を解決するため、通信スピードを確認する具体的な方法や、そもそもの通信速度の単位、そして快適な通信速度基準と通信速度が遅い場合の解決策まで、網羅的に解説していきます。

Wi-Fiの速さを確認する方法

では早速、Wi-Fiおよび通信速度を確認する方法を具体的に解説していきます。
概念を理解するため、まずは通信速度を表す単位の解説から行い、その後に具体的なツールを紹介します。

概念の理解が不要な方は、読み飛ばしても大丈夫です。

まずは通信速度の速さを表す単位を知る

ではまず、通信速度(回線速度)の単位を勉強しましょう。
単位だけ分かっても、それが速いのか遅いのか分からなくては意味がありません。
分かりやすく、表で回線速度の単位と意味をまとめてみました。

単位 意味
bps 1秒間で、1ビットのデータ転送ができる速度
Kbps 1秒間で、1キロビットのデータ転送ができる速度
1Kbps=1,000bps
Mbps 1秒間で、1メガビットのデータ転送ができる速度
1Mbps=1,000Kbps
Gbps 1秒間で、1ギガビットのデータ転送ができる速度
1Gbps=1,000Mbps
Tbps 1秒間で、1テラビットのデータ転送ができる速度
1Tbps=1,000Gbps

「bps」は、「bit per second(ビット・パー・セコンド)」の略語で、そのまま「ビーピーエス」と読みます。
表の下に行くにつれて通信速度は速くなります。

よく馴染みのあるMBやGBなどの「バイト」とは異なり、速度の単位は「ビット」になります。誤解しないように注意しましょう。

速度測定ツールを活用する

では実際に通信速度を測る方法ですが、いくつかツールがあります。

また、最も手軽に通信速度を測る方法として、Google検索を活用する方法もあります。
やり方は、Googleの検索窓に「スピードテスト」と打ち込むだけです。

そうすると、検索結果の最上部に「インターネット速度テスト」というものが表示され、通信速度が測定できます。
これが、最も手軽にインターネット環境を測定する方法です。

通信速度の上り・下り速度とは?

次に、通信速度の上り・下り速度の解説をしていきます。
上述の速度測定をした方は、通信速度の測定結果が2種類出てきたはずです。

上り・下りと表示される場合もあれば、アップロード・ダウンロードと表示されているかもしれません。
もう少し詳しく、それぞれを解説していきます。

上り速度とは、アップロードの速さ

「上り」とは、データの送信=アップロードの速さを表しています。
動画や写真、ドキュメント、メールの送信、そしてSNSでの投稿など、何かをアップロードする際の速度です。

なかなか写真や動画がメールやLINEで送れない、遅いという場合は、この「上り」の速さが十分ではないためにそれが起こっています。
数値が大きければ大きいほど、スピードは速くなります。

下り速度とは、ダウンロードの速さ

「下り」とは、データの受信=ダウンロードの速さを表しています。
インターネットの閲覧、動画視聴、写真・動画・音楽・ドキュメントなどのダウンロード、メールの受信など、何かをダウンロードする際の速度です。

YouTubeやNetflixなど、なかなか動画がサクサク観られない、たまに止まってしまう、写真や音楽、動画のダウンロードに時間がかかる、メールやLINEで写真が見られないなどという場合は、この「下り」の速さが十分ではないためにそれが起こっています。

こちらも、数値が大きければ大きいほど、スピードは速くなります。

快適な通信速度の目安

■快適な通信速度の目安


ここまで、通信速度の単位と、「上り」「下り」の速度について詳しく解説してきました。
では、動画を観るにもゲームをするにも、あるいはウェブ会議をするにも、どれくらいの通信速度が最低限必要になるのでしょうか?

ストレスなく快適なスピードとはどんな状態なのか、使うコンテンツおよび目的別に、表を活用して分かりやすく解説していきます。

スマホで通信する場合

まず、スマホで各コンテンツ・目的を使用する場合の快適なスピードの目安から解説します。

目的・コンテンツ 上りスピード 下りスピード
メールやLINE 1Mbps 128Kbps〜1Mbps
SNS・Webの閲覧 1Mbps〜10Mbps
写真 3Mbps以上 1Mbps
動画 10Mbps以上 0.7Mbps〜20Mbps
ウェブ会議 1Mbps〜2Mbps 10Mbps〜30Mbps
オンラインゲーム 30Mbps以上 30Mbps〜100Mbps

「以上」と記載している部分は、コンテンツのデータサイズによって大きく変動します。

当然、容量の大きいデータの送受信にはより速い通信速度が求められます。
動画やウェブ会議、そしてオンラインゲームなどは特に速いスピードが必要になります。

通信速度が遅い原因と解決策は?

快適な通信速度について解説してきましたが、その基準に満たしていない、または現在の通信環境が遅いという場合の原因はどこにあるのでしょうか?
その原因と、具体的な解決策について最後に解説していきます。

電波が悪い→周辺環境を見直す

単純に、今いる環境・場所の電波が悪い場合があります。
建物の地下や、Wi-Fiルーターから遠い、または山間部や海辺など田舎に居る場合は通信速度が遅くなりがちです。

こういった場合は、周辺環境を見直すか場所を移動するなどして解決するしかありません。
根本的に場所が悪い場合は、どこに移動しても環境は改善されない場合があります。

ルーターに問題がある→再起動または再接続

次に、ルーターに問題がある場合です。突然Wi-Fiに繋がらなくなるといったケースもこれですが、例えば昨日までは通信速度が速かったのに、今日突然通信速が遅くなったなどという場合は、ルーター自体に問題があります。

こういった場合は、ルーターを再起動または再接続することで解決する場合があります。
もしくは、そもそも最初からあまりスピードが速くないという場合はルーター自体のスペックの問題なので、そういった場合は通信速度の速い上位モデルに変更・買い替えるなどして対応するようにしましょう。

前述した表を参考に、自身がどんなコンテンツを主に使用するか考え、それに見合ったスペックのルーターを買うことが必要になります。

通信制限がかかっている→翌月まで待つか、追加で容量を購入する

ルーターはなく、モバイル通信でインターネット接続している方に関しては、通信制限がかかっていることで通信速度が遅くなっているケースがあります。

通信制限がかかると、ほとんどの通信事業者や契約プランにおいて、通信速度が制限されてしまいます。一般的に、データ送受信時最大128kbps・300kbps・1Mbpsまでに速度が制限されます。

この場合は、翌月の月初まで待って通信容量がリセットされるまで待つか、追加でデータ容量を購入もしくは契約プランを途中で変更することで解決できます。
まずは自分が月にどれくらいデータを使用するか把握すること、そしてさまざまなプランを柔軟に用意している通信事業者を選ぶことが大切です。

まとめ

通信速度の単位から、目的・コンテンツ別の快適な通信速度、そして通信速度が遅い原因とその解決策まで網羅して解説してきました。
通信速度は、メールやLINEのメッセージ受信程度なら128Kbps~1Mbps、動画や音楽の再生なら0.7Mbps~20Mbps程度が必要になります。

コンテンツが大きくなればなるほど通信速度も速い必要があります。

また、通信速度が遅くなる主な原因とその解決策も、改めて述べておきます。

  • 電波が悪い→周辺環境を見直す
  • ルーターに問題がある→再起動または再接続
  • 通信制限がかかっている→翌月まで待つか、追加で容量を購入する

柔軟にさまざまな通信プランを用意していて、かつ通信品質が高い通信事業者を選ぶことが、最もストレスなく通信を利用するためのポイントです。

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