パスワード漏えいをチェックする方法!流出原因とセキュリティー対策

IT

2024/01/18

パスワードが漏えいする原因は?

スマホのセキュリティー解除

正解は パスワードの使い回しが主な原因 でした!

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パスワード漏えいをチェックする方法!流出原因とセキュリティー対策

パスワードなどの個人情報が漏えいすると、悪意のある人にアカウントを乗っ取られたり、クレジットカードを不正利用されたりするケースがあります。

こうした被害を防ぐには、事前の設定も含めた対策が必要です。

大切な個人情報を守るために、パスワードが漏えいしてしまう原因や対策などを学んでおきましょう。

パスワードが漏えいする原因は?

スマートフォンを持つ女性の手元 シルエット

まずはパスワードが漏えいする原因を知っておきましょう。

特定しやすいパスワード設定が原因

パスワードを設定する際は、誰かに特定されにくい複雑な文字列を使用するのがオススメです。

例えば「123456」「abc123」といった単純なパスワードは特定されやすいため危険。

生年月日などの個人情報をパスワードにするのも避けましょう。

パスワードの使い回しが原因

入手したパスワードを自動的にSNSやウェブサービス、通販サイトに入力し、ログインできるかチェックするというツールが、悪意のある人の間で使われているという話があります。

つまり、パスワードを使い回していると、芋づる式にアカウントが乗っ取られてしまう可能性があるということ。

ログイン用のパスワードを作成する際は、使い回さないようにしましょう。

フィッシングサイトが原因

金融機関やECサイトを装った偽サイトで個人情報を入力し、パスワードが漏えいしてしまうケースもあります。

インターネットを利用する際は、URLバーに安全性を示す「鍵」マークがついているか、ドメイン名に不審な点はないかなど、必ず確認するようにしましょう。

パスワードが流出しているか確認する方法

スマホのセキュリティー

パスワードの流出が疑われる場合は、以下の手順で漏えいチェックができます。

iPhoneでパスワードの漏えいをチェック


  1. 「設定」アプリを開く
  2. 「パスワード」をタップ
  3. 「セキュリティに関する勧告」をタップ
  4. パスワードが漏えいしたサービスをチェック


iPhoneの「設定」アプリで「パスワード」をタップすると、パスワードが漏えいしているかどうかを確認できます。

パスワードが漏えいしている場合は、「セキュリティに関する勧告」と書かれたメニューをタップすることで、そのパスワードを使っているサービスが一覧で表示されます。

この情報を参考に、それぞれ漏えいしたパスワードを再設定しましょう。

Googleでパスワードの漏えいをチェック


  1. 「Google アカウント」にログインする
  2. 「セキュリティ」タブに切り替える
  3. 「パスワードマネージャー」をタップ
  4. 「パスワードチェックアップに移動」をタップ
  5. 「パスワードを確認」をタップ
  6. パスワードを入力する
  7. 「漏洩した可能性のあるパスワード」を確認する


Google アカウントを利用している場合は、「パスワードチェックアップ」を行うことでパスワードが漏えいしているかどうかを確認できます。

まずは、Google アカウントの管理画面にある「セキュリティ」タブをタップして、「パスワードマネージャー」を選択。

その後、「パスワードチェックアップ」ページに移動して漏えいチェックを行います。

リスクが検出されると「漏洩した可能性のあるパスワードが○○件あります」と画面に表示されるため、すぐにパスワードを変更しましょう。

Firefoxでパスワードの漏えいをチェック


  1. 「Firefox」を開く
  2. 「設定」をクリック
  3. 「プライバシーとセキュリティ」をクリック
  4. 「漏洩したウェブサイトのパスワードの警告を表示する」をオンにする


この設定を行うことで、Firefoxで利用しているログイン情報が漏えいした場合、画面に警告が表示されるようになります。

セキュリティーソフトでパスワードの漏えいをチェック

「ノートン」「ウイルスバスター」などのセキュリティー対策アプリを使うのもオススメ。

パスワードが漏えいしている可能性がないかといった、インターネット上の危険をリアルタイムで監視してくれます。

安全なパスワードを作成することも可能なため、セキュリティーに不安がある人は活用してみてはいかがでしょうか。

パスワードが漏えいしたときの対処法・注意点

セキュリティイメージ

パスワードが漏えいすると、悪意のある第三者によって不正ログインされる恐れがあります。

すると、通販サイトで勝手に注文されたり、本人になりすましてSNS投稿されたりすることも。

パスワードが漏えいしてしまったときは、以下のように素早く対処しましょう。

パスワードを再設定する

個人情報が漏えいした後も、同じパスワードを使い続けるのはとても危険。

すぐに新しいパスワードを再設定しましょう。

パスワードを設定する際は、文字数をできるだけ長くする、アルファベットの大文字・小文字・数字・記号を組み合わせるなど工夫が必要。

誰かに推測されないような、意味を持たない複雑な文字列にするのがオススメです。

パスワードを使い回さない

通販サイトやSNSなど、複数のサービスで同じパスワードを使い回している場合は要注意。

一つのパスワードが流出すると、全てのサービスのパスワードが発覚する原因につながることも。

不正ログインの被害が拡大してしまう恐れもあるので、パスワードの使い回しはできるだけ避けたいところです。

二段階認証を利用する

不正ログインを防ぐために、二段階認証を設定するのも有効です。

この方法は、サービスにログインする際にIDとパスワードを入力した後、指定した電話番号やメールアドレスに「認証番号」を送信し、その番号を追加入力することでログインを行うというもの。

パスワードを入手しただけではログインできず、通常のログインよりも安全性が高くなります。

まとめ

パスワードを設定する際は、誰かに特定されにくい複雑な文字列にするのが基本。

また、複数サイトでパスワードを使い回していると、一つのパスワードが漏えいした際、他のサービスでも不正利用される恐れがあります。

iPhoneの「設定」アプリ、Googleの「パスワードチェックアップ」などを活用して、パスワードが漏えいしているか確認しましょう。



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