スマホのバッテリーの寿命を縮めてしまう行為ってなに?
スマホのバッテリー寿命のサインとは?
例えば、充電の減りが気になって、ついつい家にいる時には充電器にスマホをさしている…なんてことはありませんか?
バッテリーは充電を繰り返すことにより劣化していくものですが、お気に入りのスマホを少しでも長持ちさせられるならさせたいですよね。
「朝は充電100%だったはずなのに、お昼には50%にまで減っているなぁ…」「なんだか最近アプリの動作が重い気がする」と心当たりのあるアナタ、それはスマホのバッテリー寿命が短くなっているサインかも!?
この記事ではバッテリーの寿命が近づいているサインの見分け方と、長く使うコツをご紹介します。
スマホの電池の状態を確認するには?
そもそも「スマホの電池の状態ってどこで詳しく見ることができるの?」と思う方もいらっしゃるのではないでしょうか?
ホーム画面の上にある電池のマークだけでなく、スマホの「設定」画面から詳細を見ることができるんです。
【iPhoneの場合】
「設定」アプリをタップ、一覧から「バッテリー」を選択しましょう。時間のグラフとともに充電量が表示されます。
現在の充電量を知りたい場合には、「バッテリーの状態」をタップします。
【Androidの場合】
「設定」から「端末情報」を開き、「バッテリー情報」をタップすることで現在の電池の状況を確認できます。
バッテリー劣化サインの見分け方
電池容量が十分あってもバッテリーの劣化は避けられません。そこで劣化しているかどうかを見分けるポイントをご紹介します。
思い当たることがあれば、それは劣化のサインかもしれません。
サイン1:すぐに充電が切れてしまう
SNSやアプリを頻繁に使っていないのに、満タンにしておいた充電が1日持たずに残量がゼロになってしまったり、知らない間に電源が落ちてしまったりすることはありませんか?
朝はしっかり充電されていたのに、昼には充電がもう少なくなっている…「すぐに充電が切れてしまう」という場合には寿命の合図かもしれません。
サイン2:アプリの起動やクスロールに時間がかかるようになった
今までサクサク使えていたのに、なんだか最近アプリの動作が重いなぁ…と感じたら、寿命が近づいているサインかも。
インストールしているアプリなどが多くなると、バックグラウンドでの稼働しているアプリなどが増えて、起動が遅くなることがあります。
まだスマホ自体が新しいのに動作が重く感じる場合には、バックグラウンドで何のアプリが稼働してるのかを確認してみましょう。
不要なアプリを削除したりすることで、動作が軽くなることもあります。
サイン3:スピーカーの音量が小さくなった
いつもと同じ音量設定なはずなのに、なぜかいつもより小さく聞こえる気がすると感じたら、操作におけるパフォーマンスが落ちているのかもしれません。
充電残量が少ない状態では、音量は小さく聞こえる場合もあるそうですが、バッテリーの化学的経年劣化が相当進んでしまっている場合は、こうした操作におけるパフォーマンス変化は一時的なものではなく、長期間続くことがあり、バッテリーの寿命の可能性があります。
スマホのバッテリーを長持ちさせるには何をすべき?
スマホをなるべく長く使うために、やってはいけないこと、NGなことはどんなことでしょうか。
その1:少し減るたびに頻繁な充電をする「充電のしすぎ」
あまり電池が減っていないのに、少し減るのが気になって、ついつい充電コードに繋いだままにしてまう…ということはありませんか?
最近の新型スマホはバッテリーが100%充電状態になると、自動的に過充電にならないような制御が入っているので安心です。
が、古いスマホで充電をずっとし続けると、バッテリーを劣化させる原因のひとつになってしまうため、実はバッテリーには良くない行動なのです。
充電が完了したら、充電コードを外すようにしましょう。
その2:スマホを「高温になる場所」に置いてしまう
スマホやバッテリーにとって、高温は大敵なので急激な温度変化は、バッテリーの故障の原因に繋がります。
特によくありがちなのが、真夏の車内にスマホを置きっぱなしにしていて、車に戻ると、スマホがすごく熱くなっているという経験です。
冬であればズボンのポケットに入れたままコタツに入ったり、カイロの横にスマホを置いたりしがちですので、十分注意したいですね。
もしスマホが熱くなってしまったら、無理に冷やそうと冷蔵庫に入れたりせず、アプリを終了させ使用しないようにしたり、いったん電源をおとすなどして自然に冷えるのを待ちましょう。
その3:電池残量の無い状態で放置する「過放電」
充電がゼロの状態で、長時間放置するというのもバッテリーに負荷がかかり、劣化していく恐れがあります。
ゼロから急激に満タンにすることもバッテリーに負荷がかかるといわれてるので、充電がなくなった状態のまま放置をしないように、注意しましょう。
また日頃からできるこまめな節電には下記のようなものもあります。
- 不要なアプリを閉じ、「通信」を遮断する。
- ディスプレイの明るさを調整する。
- Bluetoothは使用時のみ接続する。
バックグラウンドで動くアプリや、Wi-Fiなども接続デバイスの検索のために電池を消費します。
アプリの通信量を把握して、不要なものは制限しておくと、電池の消耗を緩やかなものにできるのでおすすめです。
どうしてもバッテリーの寿命が近づいてきてしまったら
また、スマホの寿命が近づいている時と感じたら…スマホの買い替えを検討するタイミングかもしれません。
買い替えまでの間や、完全に動かなくなる前に、なるべくこまめにスマホのバックアップを取るようにしましょう。
もし、スマホが壊れてしまうと、保存していた大切なデータや写真、連絡先などが取り出せなくなってしまうことがあります。
日頃からバックアップをとったり、SDカードや、クラウドサービスなどに、データを保存しておくようにすると安心ですね。
そして、一度へたったバッテリーが復活することはありません。
いざという緊急時にも、スマホが使えない、必要なアプリが使えないという状況になっては困りますよね。
そうならないためにも、専門ショップでバッテリー自体の交換をするか、新機種への機種変更をおすすめします。
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