光回線のメリットと他回線との違いは?お得に利用する方法もご紹介
光回線への切り替えを検討しているそこのあなた。
「実際どのようなメリットがあるのか」「他のインターネット回線との違いは何か」「契約には何が必要か」気になりますよね。
今回は光回線のメリット・デメリットだけでなく、お得な契約法等もご紹介します。
自分がどのようにインターネットを利用しているかを振り返りながら参考にしてくださいね。
■光回線の仕組み
最初に光回線の仕組みを見ていきましょう。
まず光回線に欠かせないのが「光ファイバー」。
これはガラスや樹脂でできた光を通す繊維のようなものです。
情報やデータはこの光ファイバーを通じて光信号に変換されてから、各家庭まで送信されます。
自宅に設置されたONU(光回線終端装置)が、この受信した光信号を電気信号へと変換し、そこからLANケーブルでWi-FiルーターやPC等のデバイスへと情報を送る仕組みになっています。
光ファイバーは電磁波の影響をうけにくいため、高速かつ安定した通信が可能とされています。
【他のインターネット回線との違い】
続いては光回線と他のインターネット回線との違いを見ていきます。
今回は、電話回線(ADSL)、ケーブルTV(CATV)、Wi-Fiを挙げています。光回線に乗り換える前に、実際に自分で利用しているインターネット回線の特徴と比較してみましょう。
回線の種類 | 特徴 |
---|---|
光回線 | 光ファイバーを利用した高速通信 |
電話回線(ADSL) | 電話回線を利用したインターネット |
ケーブルTV(CATV) | ケーブルTV事業者提供のインターネット |
Wi-Fi(ホームルーター) | コンセントを挿すだけで使えるインターネット |
電話回線を利用したインターネット回線(ADSL)は、電気信号で情報を伝送します。
光回線に比べると、通信速度や通信の安定性の面で劣りますが、工事にかかる時間や費用がかからないところがメリットです。
ケーブルTV(CATV)インターネットとの違い
ケーブルTVは、テレビ放送用に使用する同軸のケーブルに光ケーブルを組み合わせることで、前項でご紹介した電話回線と同じような機能を持たせた仕組みになっています。
同軸ケーブルは光ケーブルと比べて通信品質が低下する傾向にあるため、光回線と比べると回線速度が劣ってしまう可能性があります。
しかしケーブルTVは、多チャンネル視聴がテレビで可能、光回線工事のできないところでも導入可能などのメリットも持ち合わせています。
Wi-Fi(ホームルーター)との違い
Wi-Fiは、光回線やケーブルTV(CATV)がケーブルを用いて有線通信を行うネット回線なのに対し、Wi-Fiはルーターを通して無線通信を行います。
Wi-Fi(ホームルーター)は、モバイル回線(無線通信)を利用しているため、有線回線に比べて「速度」「安定性」の面でやや劣ります。
しかし光回線と比べると工事は不要、モバイルタイプであれば持ち運び可能なところがメリットです。
■光回線のメリットとは
続いては光回線にどんなメリットがあるか見ていきましょう。
光回線には主にインターネットへ接続する3つのメリットがあります。
自分の用途に合っているかを確認しながら読んでみてくださいね。
【メリット1.通信速度が速い】
まず光回線の大きなメリットとしては、インターネットの通信速度が速いことが挙げられます。
光回線の速度は1秒間に125MBのデータ通信が可能(最大1Gbps)です。
最大1Gbpsの通信速度があれば、動画などのコンテンツもストレスなく視聴が可能。
先にも説明した通り、光信号を用いての仕組みのため、高速で安定したデータ送信が実現できるのです。
【メリット2. データ利用量の制限がない】
光回線は、電話回線のADSLやモバイルルーターのようなプランによる料金の変動がありません。
そのため、追加料金や通信制限がないところがメリットです。
通信制限がない分、データ使用量を気にせずに動画の視聴、映画、ゲームを思う存分楽しめます。
【メリット3. 光回線での電話がお得に利用できる】
光回線のメリットはインターネット利用以外にもあります。
光回線ではサービスによって「光電話」の利用も可能です。
電話回線よりもコストが低く、切り替えにも大きな手間をかけずに使えるのがメリットです。
■光回線のデメリットとは
続いては光回線を使用する際のデメリットを見ていきます。
メリットだけを見てしまうと、結局どれがいいのか迷ってしまいますし、「契約してから後悔…」というようなことになりかねません。
デメリットも把握して契約を検討しましょう。
【デメリット1. 光回線工事に時間と費用が掛かる】
光回線を使用するためには、ケーブルを引き込む開通工事が必要です。
使用開始できるまでに1~2か月と時間もかかることもあり、工事費用も掛かってしまうデメリットがあります。
また賃貸のマンションやアパートの場合は、工事ができない場合もあるので事前に確認が必要です。
【デメリット2. 光回線使用エリアが限られる】
光回線はモバイルWi-Fiのように持ち運びができないため、「自宅」や「職場」など使用できるエリアが限られてしまいます。
また、契約先が光回線対応していないエリアの可能性もあるので、事前に調べておく必要があります。
自分の住居は光回線使用が可能なエリアかどうかも確認する必要があります。
■光回線が必要な人の特徴3つ
これまで光回線の特徴や仕組み、メリット、デメリットを説明してきましたが「結局自分に合っているのか」どうか迷ってしまいますよね。
そこで続いては、光回線が必要な人の特徴を3つご紹介します。
当てはまる点が多い人は、ぜひ契約を検討してみてください。
【5Gが使えない人】
まず1つ目は「5Gが使えない人」です。
5Gとは第5世代移動通信システム(5th Generation)のことで「高速大容量通信」が可能な移動通信システムのこと。
最新のスマートフォンは5G対応の製品が多く、5Gが利用できるとモバイルゲームや動画などの大容量コンテンツを遅延なく楽しめます。
しかしサービスエリアは首都圏を中心としているため、全国的な普及率はあまり高くないのが実情です。
そのため5Gが使えない場合は、光回線を利用する方が安定した通信回線でインターネットが利用できるでしょう。
【一緒に住む家族が多い人(3人以上くらい)】
複数家族でインターネット回線を共有する場合も光回線がおすすめです。
通常スマホやモバイルWi-Fiは「通信速度制限」があります。
「通信速度制限」とは、毎月の利用容量が決まっており、上限を超えた場合に低速通信になってしまうこと。
そのため、スマホの通信容量を分け合ったり、モバイルWi-Fiを家族で共有したりしていると、すぐに制限がかかってしまいます。
一方で、光回線の場合は容量の上限もないですし、複数で同時に使っても速度が安定しているため、家族みんなで使用するには適しているでしょう。
【タブレットやPC等インターネット使用台数が多い人】
また複数人の家族で光回線を利用する時と同様、1人でも接続したいデバイスが多い場合もおすすめです。
光回線は接続するデバイス数の上限はありません。
そのためモバイルWi-Fiやホームルーターでは不安定になる通信状況でも、光回線は安定したインターネット回線が利用できます。
■光回線をお得に利用する3つの方法
最後にメリットが豊富な光回線を、お得に利用できる方法をご紹介します。
光回線のみを契約するよりも、スマホの契約と合わせるともっとお得に利用できます。
今回はOCN 光と、その他キャリアで利用できる2つの方法をご紹介します。
【1. 光回線とSIMカードの契約でお得に】
1つ目はOCN 光で提供している方法です。
OCN 光では「OCN 光+OCN モバイル ONE」のOCN 光モバイル割があります。
OCN モバイル ONEは格安SIMカードを提供しているサービスで、OCN 光と一緒に契約するとデバイス1台につき毎月¥220(税込)が割引になります。
こちらの「光回線+OCN モバイル ONE」で適用されるのは最大5台の¥1,100(税込)までなので、家族で契約したい方や複数端末持っている人に特におすすめです。
【2. スマホセット割でお得に】
スマホと光回線を同じ契約にまとめることで、割引になることをスマホセット割と言います。
キャリアごとに割引金額の違いはありますが、多くのキャリアでスマホセット割を取り入れています。
今お使いのスマホキャリアでも光回線とセットで使える、スマホセット割があるか調べてみると良いでしょう。
しかし、中には光電話などオプションの加入が必須の場合もあるので、条件はしっかり確認しておく必要があります。
■まとめ
いかがでしたか?
今回は光回線の仕組みやメリットを中心に、デメリットや利用のポイント、お得な契約方法等をご紹介しました。
光回線は、「通信速度の速さ」「データ利用量の制限がない」「電話が安価で利用可能」といったメリットがあります。
光回線を契約するときは、スマホと契約をまとめて「モバイル割」などの割引を利用してお得に契約しましょう。
契約前にどうやったらもっとうまく活用できるのかを、この記事を読んで確認してみてくださいね。
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