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2009年4月1日

吾輩の名前を募集するのニャー

ホモ・サピエンスの諸君!

吾輩は、Miau78星雲からやってきた、全宇宙の支配者にして由緒ただしき Felis silvestris catus である。

宇宙にあまねく広がるわが一族が幸せに暮らせるように、諸星行脚の旅を続けながら、このたび、辺境の星、太陽系の第三惑星にやってきた。

この星でも、わが一族は支配者として君臨しているが、わが一族がもっと気ままに、のんびりと、幸せに暮らしていくためには、2番目に繁殖している諸君らホモ・サピエンスの一族に、もっともっと働いてもらわねばならない。

そこで、吾輩みずからこの星における Felis silvestris catus のシンボルとなり、その威光を隅々まで行き渡らせることとした。

この星では、相手を短い名前で呼ぶことで、親愛の情を示す風習があるという。
そこで、不本意*1ではあるが、吾輩もまずはふさわしい名前を名乗り、諸君らホモサピエンスに崇められるキャラクターとなることを目指そうと思う。
諸君のネーミングセンスに期待する。

*1わが一族を、こともあろうに「タマ」だの「ミケ」だのといった短い名前で呼ぶのは、無礼千万、本来であれば百ひっかきの刑に値する。

吾輩からの下賜品(“ぐっず”のぷれぜんと)

優れた名前を応募したものには、吾輩より、これらの“ぐっず”を進呈しよう。

これらの“ぐっず”の助けがあれば、鈍感なホモ・サピエンスの諸君も、より正しくわが一族に仕えることができるであろう。

ネコの耳

これを装着すれば、わが一族なみの聴力が得られ、さらに、わが一族の繊細さ、きまぐれさも身につけることができる。

ホモ・サピエンスは鈍感なので、気分が乗らないときに勝手に抱き寄せたり、撫でたり、あまつさえくすぐったりと、主人に対して無礼を働くことも多いと聞くが、これさえあれば正しく仕えることが可能になろう。

なお、ホモ・サピエンス同士でのコミュニケーションを円滑化する効果*1もあるというが、わが一族にはかかわりのないことだ。

*1以下のような効果があります。
・聴力が高まります。「ん?誰がうわさ話をしているぞ?」
・聞き耳が立てられます。「ねぇ、聞いてる?」「(ピクッ)もちろんだよ!」
・周囲の見る目が変わります。「あぁいう趣味の人なのね……」

ネコの手

これを装着すれば、わが一族を優しく撫でることができる。

直立二足歩行という奇妙な習慣を持つホモ・サピエンスは「手」なるものを用いてわが一族への敬愛の念を示すのだが、「手」は無骨で微妙な力加減が難しく、そのさわり心地は、わが一族の「前足」には遠く及ばない。
しかし、これさえあれば正しく仕えることが可能になろう。

なお、装着によってホモ・サピエンスには副作用*1が出るため、慎重に取り扱ってほしい。

*1以下のような副作用があります。
・本物よりも触り心地がよいため、主人への忠誠心が薄れます。「ぷにぷにぷに……」
・相手を優しく諭すことができます。「こいつぅ〜(ぷに)」「またまたぁ〜(ペシ)」
・装着しているときに怒ってしまうと、ツメが出て危険です。「貴様〜!(シャーッ!)」
・周囲の見る目が(後略)

ネコのしっぽ

これを装着すれば、わが一族は安心して甘えることができる。

わが一族は繊細できまぐれであるが、これでなかなか心優しいところもあり、家来思いでもある。家来のその日の気分や体調にあわせて、接し方を変えているのだ。

わが一族は、感情を素直に表現する。すなわち、毛を逆立てたり、うなったりすることで、コミュニケーションが可能なのだ。ところが、ホモ・サピエンスの中にはなぜか、感情を表に出さない者がおり、わが一族は困惑してしまうのだ。

このアイテムを装着すれば、表情や声では表わせなかった感情を素直に、さりげなく表現できるので、わが一族はホモ・サピエンスの感情を読み取ることが容易になり、よりよい主従のコミュニケーションが可能になるだろう。

なお、ホモ・サピエンスの間で用いることも可能*1だが、コミュニケーションを混乱させる恐れもあるので、十分に注意していただきたい。

*1こんなときに使えます。
・関係を損なわずに上司に反論したいとき。「部長、そうはおっしゃいますが……」「(いっぱしの口を利くようになったな、かわいいやつめ)」
・草食男子にアプローチしたいとき。「はい、お弁当。……た、たまたま材料が余っただけなんだからね」「(ん?これは……ツンデレ?)」
・周囲の(後略)

太陽系第三惑星における活動の成果

太陽系第三惑星におけるわが一族の長年の活動の成果を、ここに披露したい。

わが一族への憧れの醸成

ホモ・サピエンスの中にも、わが一族への生まれ変わりを希望するものが増えている。この惑星でのわが一族の勢力はますます拡大してゆくことだろう。

わが一族の姿への変身願望

わが一族の姿に変身することで、より感度が鋭くなり、ミミよりな情報を集められるようになった、優秀なホモ・サピエンスをご紹介しよう。

交通分野にも進出

直立二足歩行をするホモ・サピエンスたちは、高速に移動する手段を開発したようだが、科学の分野でも正統な進化を遂げると、わが一族の姿に近くなるようだ。

論より証拠、まずはこちらの写真をごらんいただきたい。