【グルメ】東京都・「べらぼう 江戸たいとう 大河ドラマ館」と桜なべ
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江戸幕府公認の遊郭だった吉原。かつては現在の中央区日本橋人形町周辺にありましたが、1657年の明暦の大火が起こった後、今の台東区千束へと移転。その地で1750年に蔦重は生まれました。東京・台東区民会館9階にオープンした「べらぼう 江戸たいとう 大河ドラマ館」は、大河ドラマの世界に没入できるファン必見の展示施設。館内には、登場人物の衣装や小道具、「蔦屋」を再現したセットをはじめ、蔦重が才能を見いだした喜多川歌麿や東洲斎写楽の浮世絵の高精細映像、番組のテーマや裏側を掘り下げる映像コンテンツもあり、見どころが満載です。
中でも圧巻なのは、吉原一の大通り「仲ノ町」を再現したゾーン。華やかな花魁(おいらん)の衣装とともに、その雰囲気をリアルに感じられることでしょう。エンディングゾーンには、出演者直筆のメッセージサイン色紙がズラリと並び、ファンならずとも見応えのある展示となっています。
かつて遊郭があった吉原は、「文化のゆりかご」ともいわれ、馬肉食文化といったさまざまな文化が開花した場所。桜なべを売る店は20軒以上も軒を連ねたそうです。低カロリーであり低脂肪、高タンパク質で、ビタミンやミネラルも豊富な馬肉は、現代では美容食としても注目されている食材。台東区には今でも桜なべの味と歴史を伝え続けている店があります。蔦重も味わったかもしれないその料理に舌鼓を打ちながら、江戸の香りに思いをはせてみてはいかがでしょうか。
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▲べらぼう 江戸たいとう 大河ドラマ館 主催 台東区大河ドラマ「べらぼう」活用推進協議会 ※画像写真の無断転載を禁じます
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▲桜なべのイメージ
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【観光】東京・吉原神社と人力車
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吉原遊郭の守り神である吉原神社は、ドラマで何度も登場する、ファン憧れの聖地。ここには、吉原の入り口だった大門手前にあった「吉徳稲荷」をはじめ、廓(くるわ)の四隅の「榎本稲荷」「明石稲荷」「開運稲荷」「九郎助稲荷」、そして遊郭に隣接していた「吉原弁財天」の、計6社の神々がまつられています。
中でも、九郎助稲荷社は711年に創建されたとされる由緒ある神社。白狐・黒狐が天から降りるのを見た人の手で、元吉原の地に勧請されたのが始まりという伝承があります。吉原の神の中でも、伝説や遊女・遊客とのからみの逸話に富み、開運、縁結び、商売繁盛のご利益のある神として信仰を集めてきました。その様子は江戸の小噺集などにもしばしば登場したほど。大河ドラマの中では「九郎助稲荷」が語り部となり、物語に奥行きを与えています。
吉原周辺には他にも大河ドラマ「べらぼう」ゆかりのスポットが点在しており、徒歩で巡ると3〜4時間かかることも。そんな時におすすめなのが、ゆかりの地を人力車で巡るツアー。心地よい速さで駆け抜ける人力車に乗り、ベテラン車夫のガイドを聞きながら、吉原大門跡や、蔦重が開業した耕書堂を模した施設「江戸新吉原耕書堂」など、物語の舞台を効率よく巡ることができます。風を感じながら、時代をこえた世界に浸ってみましょう。
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▲原遊郭の守り神「吉原神社」
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▲スポット巡りができる人力車
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【体験】静岡県・牧之原市史料館と静波海岸
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静岡県牧之原市にある「牧之原市史料館」は、蔦重と親交があり、幕政にも強い影響を与えた田沼意次の居城・相良城本丸の跡地に建つ資料館です。経済と文化の振興に力を注いだ田沼意次は、蔦重の出版活動や文化支援においても支援者であり、重要な理解者でもありました。館内には田沼意次を中心に牧之原市にゆかりのある人物に関連する史料約150点などが展示されているほか、2026年1月12日まで田沼意次や相良藩に関する新発見の資料などが見られる「田沼意次の新時代展」が開催中。歴史の流れと人物像を深く知ることができます。また同期間まで、「大河ドラマ『べらぼう~蔦重栄華乃夢噺~』展・静岡まきのはら」も楽しめます。プロジェクションマッピング「牧之原今昔夢噺」も、12月まで土曜日を中心に不定期で史料館の壁に投影される予定で、幻想的な時間を味わえます。
史料館と同じ牧之原市内に位置している静波海岸は、「白砂青松と富士山」の絶景で知られる癒やしのスポット。夏には多くの人が訪れる海水浴場として知られ、日本有数のサーフィンスポットでもあります。牧之原市は2021年に開かれた東京五輪のサーフィン競技ではアメリカや中国とホストタウン提携を結び、その後も静波海岸をメインとしたサーフィンの活動や体験学習を支援しています。ポイント目の前にある、日本初の大型人工ウェイブプール「静波サーフスタジアム PerfectSwell®」も話題。歴史と自然、どちらも楽しめるエリアです。
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▲相良城跡地の「牧之原市史料館」
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▲人気のサーフスポット「静波海岸」
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【歴史】香川県・平賀源内記念館と高松城
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蔦重と同時代に活躍し、大河ドラマ「べらぼう」においても重要な人物の一人として登場するのが、奇才・平賀源内です。発明家としてだけでなく、戯作者や蘭学者、画家として多彩な才能を発揮しました。彼の生誕地である香川県さぬき市の「平賀源内記念館」には、その才能の多面性を感じられる展示が並びます。中でも静電気発生装置「エレキテル」の体験は、ドラマとのつながりを強く感じさせる展示です。近隣には、平賀源内旧邸や平賀源内の銅像もあります。
源内は高松藩の御蔵番の子として生まれました。その高松藩のかつての居城が「高松城」です。豊民秀吉から讃岐一国を与えられた生駒氏により、1588年に築城を開始。北は瀬戸内海に面し、残り3方に堀をめぐらせた海城で、その後、松平家によって改修されました。この城は、愛媛県の今治城や大分県の中津城とともに日本三大水城の一つに数えられ、かつては壮大な天守を持つ城でしたが、明治時代に外堀と北側の城郭が埋め立てられ、1884年には老朽化を理由に天守も解体。残念ながら海城の雰囲気は薄れてしまいました。しかし、1955年に国の史跡として指定され,2006年には「日本100名城」にも選ばれました。現在は玉藻公園として、人々の憩いの場となっています。
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▲平賀源内記念
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▲日本100名城の「高松城」
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型破りな発想で時代を切り開いた出版人・蔦屋重三郎。彼や周りの人々が生きた足跡を巡る旅は、江戸の風、人々の息づかい、そして文化の熱気を肌で感じることができることでしょう。それぞれの地を訪ねる旅は、ただの観光にとどまらず、自分自身の創造性や生き方を見つめ直す気づきをもたらしてくれるかもしれません。
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