大分ヒートデビルズ

チームデータ Team Data

大分ヒートデビルズ

大分ヒートデビルズ OITA Heatdevils

ホームタウンの大分県別府市は世界的な温泉地として有名で、街の至る所で湯気が立ち上る。そんな温泉の「熱」とブースターの熱い応援、そして別府温泉名物の地獄めぐりの地獄の番人、閻魔様をイメージしたのがチーム名の由来。

●基礎情報

ホームタウン:大分県別府市

設立:2004年7月

ホームアリーナ:ビーコンプラザ

大分県別府市山の手町12-1
JR日豊本線「別府」駅下車、徒歩15分。または亀の井バス「ビーコンプラザ前」すぐ。

ホームアリーナ周辺の地図

過去の成績:

2005-2006 15勝25敗 .375 6位
2006-2007 22勝18敗 .550 4位(プレイオフ3位)

Webサイト:http://www.heatdevils.com/

ビーコンプラザ
 
ビーコンプラザ

●戦力分析

総合力★★★
昨シーズンはプレイオフに進出し、3位と躍進。今シーズンも攻守の要であるアンディー・エリスを中心に高さのある外国人が健在。守備に不安定さを抱えてはいるが、何が起こるか分からないのがプレイオフ。昨年のような波乱が巻き起こる可能性は十分ある。
攻撃力★★★
現在1試合の得点がリーグトップのエリスを核に、鈴木の3Pシュート成功率はリーグNo.1を誇る他、佐藤博紀や君塚大輔も同様に成功率が高いのも大きな武器だ。与那嶺のアシスト数リーグ2位という数字も見逃せない。
守備力★★★
基本的には守備重視のチームスタイルだが、今シーズンは安定しないのが最大の課題。序盤で大差をつけられ後手に回る展開は避けたいところ。一旦崩れてもその後に試合を持ち直せるかどうかが、プレイオフを戦う上でも大きなポイントになる。
高さ★★★★
外国人4人中3人が2m超え、平均身長203cmと高さでは他チームに比べて非常に有利。その証拠にチーム全体のリバウンド数がリーグで3位に入っている。
スピード★★★
他チームに比べて特に速い展開というわけではないが、与那嶺や鈴木、三友のスピード感のあるドリブルはチームを勢いづかせる。
ブースター★★★★
他チームのホームゲームでは、場内の効果音などに合わせてブースターが応援するところが多い。しかし大分は逆で、応援に効果音が合わせるという独特の雰囲気がある。

選手紹介 Member

桶谷大
ヘッドコーチ
桶谷大
1977.12.23
京都府出身
京都府立朱雀高校卒業後、アリゾナ州立大学へコーチング留学のため渡米。2005年に大分ヒートデビルズアシスタントコーチ、2006年1月にヘッドコーチ代行に就任。同年7月1日からヘッドコーチを務め、プレイオフではチームを3位に導いた。
鈴木裕紀
#3 PG
鈴木裕紀
1977.05.27
181cm/70kg
神奈川県出身
前所属:新潟アルビレックス
3Pシュート成功率1位(05-06、07-08)、ベスト5、アシスト数2位(05-06)
初年度は3Pシュート成功率のタイトルを獲得、日本人で唯一ベスト5に選ばれた。アウトサイドからの攻撃において欠かせない存在。キャプテンも務める。
ジェイソン・ブラクストン
#12 G
ジェイソン・ブラクストン
1982.12.10
192cm/90kg
アメリカ・カリフォルニア州出身
前所属:Wellington Saints
今シーズンから加入。ガードとして司令塔の役割を果たすだけでなく、リバウンドの数字も高く、インサイド・アウトサイド両方でフルに活躍する。
ジャスティン・アレン
#29 F/C
ジャスティン・アレン
1981.07.30
203cm/98kg
アメリカ・イリノイ州出身
前所属:NW Tasmania Thunder(オーストラリア)
昨シーズンから大分でプレイ。高い身長を生かしてインサイドを固めるが、アウトサイドからのシュート力もなかなかのもの。
与那嶺翼
#33 PG
与那嶺翼
1983.05.13
173cm/69kg
沖縄県出身
前所属:日本体育大
1試合平均アシスト2位(07-08)
日本体育大卒業後、チームトライアウトで2006年に入団。2年目の今シーズンは全試合に出場中で、持ち前のスピードが光る。
アンディー・エリス
#69 PF
アンディー・エリス
1980.08.19
210cm/110kg
アメリカ・テキサス州出身
前所属:Besiktas Istanbul
ベスト5、1試合平均得点1位(07-08)、ベスト5、1試合平均得点2位、出場時間1位(06-07)
大分の攻守の要。210cmの体格でインサイドを制圧し、外からもシュートを決められる。
三友康平
#1 G
三友康平
1980.03.19
179cm/71kg
福岡県出身
前所属:福太郎クラブ
鹿屋体育大卒業後、クラブチーム・福太郎クラブでプレイ、2004年には福岡県の国体代表に選ばれた。2005年に大分に入団。スピードが持ち味で、「スピードスター」の異名を取るほど。
島袋脩
#6 G/F
島袋脩
1982.06.21
205cm/95kg
沖縄県出身
前所属:天理大
与那嶺と同じくバスケが盛んな沖縄県出身。天理大時代には関西学生選手権で準優勝。2005年にドラフト4巡目で大分に入団。
水町亮介
#8 PG
水町亮介
1981.09.10
186cm/83kg
佐賀県出身
前所属:新潟アルビレックスA2
2004年に新潟アルビレックスA2に入団後、2005年にドラフト7巡目で大分に入団。
早川大史
#17 F/C
早川大史
1982.11.17
205cm/95kg
山梨県出身
前所属:東京日産自動車販売
早稲田大卒業後、2004〜2005年は東京日産自動車販売でプレイ。2006年に大分の練習生として参加後、入団。日本人でありながら205cmの身長を誇る。
小川忠晴
#31 F/C
小川忠晴
1969.12.20
195cm/97kg
山口県出身
前所属:新潟アルビレックス
2006年に新潟から移籍した。38歳という年齢は現在リーグ最年長で、選手とアシスタントコーチを兼任。
青木勇人
#34 F
青木勇人
1974.01.29
193cm/92kg
神奈川県出身
前所属:東京アパッチ
3Pシュート成功率3位(05-06)
2005年から東京アパッチでプレイ、中心選手として活躍。2007年に栗野譲との交換トレードで大分に移籍。
クリス・エアー
#40 C
クリス・エアー
1983.10.24
208cm/113kg
アメリカ・アリゾナ州出身
前所属:ロヨラ・メリーモント大学
フィールドゴール成功率2位(06-07)
エリス、アレンと共に大分の高い外国人の一角を担う。センターとして主にインサイドを固める。
栗野譲
#44 F
栗野譲
1980.07.08
195cm/94kg
神奈川県出身
前所属:OSGフェニックス
父はアメリカ人、母は日本人のハーフ。大学までをアメリカで過ごす。2005年、bjリーグ初のドラフトで、指名第1号として大分に入団。2007年に青木勇人とのトレードで東京に移籍するが、今シーズン大分に復帰。
佐藤博紀
#52 SG
佐藤博紀
1982.01.30
185cm/78kg
千葉県出身
前所属:大塚商会
順天堂大卒業後、大塚商会アルファーズでプレイ。2005年にドラフト3巡目で大分に入団。
君塚大輔
#55 G/F
君塚大輔
1983.01.05
190cm/83kg
神奈川県出身
前所属:順天堂大
順天堂大時代には関東2部で得点王。卒業後、2005年ドラフト5巡目で大分に入団。

インタビュー Interview

"再び波乱は起こるのか"#33 与那嶺翼

与那嶺翼

 一発勝負のプレイオフ。レギュラーシーズンとは違い、何が起こるかは試合をするまで誰も分からない。たった1つのプレイが試合の勝敗を決めてしまうこともある。昨シーズンのプレイオフでは、優勝候補と目されていた新潟がファイナルに進むことが出来ず、3位決定戦でも敗れて4位に終わるという波乱があった。その3位決定戦で新潟を破ったのが大分だった。一昨年の5位から3位へと躍進し、迎えた3年目のシーズン。その中で、チームの司令塔として現在急成長中なのが与那嶺翼だ。

緊張しなかったプレイオフ

 与那嶺はバスケの盛んな沖縄県出身。日体大を卒業した後、ドラフト外で大分に入団したが、そのきっかけはやはりbjリーグそのものにあった。

「bjリーグの開幕戦、東京と新潟の試合をテレビで見て、自分もあそこでプレイしたいと思いましたね。あんな多くの人の中でバスケが出来るわけですから。だから、自分の体が動けるうちに、やれることはやっておきたい、後悔はしたくないと思ってbjリーグに行きました。プロというのは『見られている仕事なんだな』と感じます。やはりブースターあってのプロですからね。自分達が大きい相手に立ち向かう姿を見てもらうことで、勇気を与えられたらと思います」

 1年目から29試合に出場し、チームはプレイオフに初進出。何から何まで初体験の中、与那嶺が受けたプレイオフの印象とは。

「あまり緊張とかプレッシャーというものはなかったですね。あれだけ多くの観客の中でプレイするのは初めてでしたから、もうとにかく自分のやれることを思い切りやろうと。それがいい結果につながったんだと思います」

 チームとしても、選手としても、言わば挑戦者だったプレイオフ。挑戦者ゆえの特権とでも言おうか、余計な気負いといったものはなかった。それが3位躍進への原動力へと図らずもつながったということだろう。

与那嶺翼2年目、チームの柱へ

 今シーズンも大分はプレイオフ出場争いに加わる中で、与那嶺はチーム内の日本人で出場時間がトップ。アシスト数はリーグ2位につけ、3月には初の週間MVPにも選ばれた。ポイントガードは、いわゆるチームのまとめ役。コート上には外国人が常に2、3人いる中で、与那嶺は自分の役割に手応えを感じている。

「今年はプレイ中の指示がより出来るようになってきました。それはつまり、チームの中で信頼関係がうまく作れていると思います。外国人とのコミュニケーションは難しいところもありますけど、彼らも人間ですからね。最初の頃は『何だこの小僧は?』って感じで言うこと聞いてくれなかったですけど(笑)、一緒に食事に誘ったりとか、普段からの心がけが大事ですね」

 プレイオフ進出を目指す大分だが、チーム成績自体は昨年を下回り、勝率は5割を切る状況だ。今のチームの課題と、プレイオフへの意気込みは。

「うーん、正直もっと勝てていると思いますよ。去年出来ていたことが、今年はうまく行ってない。特にディフェンスで、いい時と悪い時の差が激しいですね。ディフェンスが出来ないとオフェンスも出来なくなる悪循環になって、落としている試合がいくつかあります。ただ最近は日本人選手の調子がいいので、バランスが取れてきていると思います。去年プレイオフに出ているので、今年出ないわけには行かないという気持ちは皆持ってます。もう『勝つ、勝つ、勝つ!』しかないですね」

 今年もプレイオフでは波乱が起こるのか? 大分の動きから目が離せない。

観戦情報 Information

●観戦お役立ち情報

bjリーグの楽しみは試合だけじゃない! 試合前後に行われる数々のイベントや注目スポットなど、観戦のためのお役立ち情報を紹介。試合をとことん楽しみつくそう!

Mr.D

大分ヒートデビルズの謎のマスコット、Mr.Dから一言

大分の試合に来たら、まあとりあえず「俺を見とけ!」と言いたいね。特にバスケ観戦は初めてだというそこのアナタ! 俺を見とけば、盛り上がりどころもすぐ分かるようになるから、心配ご無用! いつの間にか立ち上がって声出してるかもな。あ、でもあまり俺の事見すぎて、チョイ悪な俺様の魅力に惚れられても責任は取れないんで、そこんとこヨロシク!

炎の地獄ビール

地獄へようこそ

ヒートデビルズのホームゲームの合言葉は「地獄へようこそ」。由来はもちろん別府温泉名物の地獄めぐり。試合会場で販売されている「炎の地獄ビール」(700円)と題した地ビールも雰囲気づくりに一役買っている。アウェイのブースターなら、観戦後は温泉にゆっくりつかるのもまた楽しみの一つだろう。

Dee Dee Coupon

試合展開によってクーポンをプレゼント

試合とうまく絡めた面白い企画がこれ。試合ごとに「ダンクシュートが○本決まる」などの条件を設け、それをチームがクリアすると来場者に「Dee Dee Coupon」というクーポンが配られるという企画。観戦にも熱が入るだけでなく、条件が達成されればチームの勝敗は関係ないところがミソ。

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