OCN - Open Computer Network Header

Header

SNSのコメントは
どのように投稿される?

インターネットは、様々な組織や事業者が運営する数えきれない程のネットワークが相互につながりあうことで成り立っています。

具体的にはどういうことでしょうか。

例えば、あなたがパソコンのWebブラウザから、SNSにコメントを投稿するとします。あなたが投稿ボタンを押すと、ほぼその瞬間にタイムラインにコメントが反映されるので、まるであなたのパソコンとSNSが直接つながっているように感じているかもしれません。

でも、それは違うのです。

あなたが送信したコメントは通常、光ファイバーなどのインターネット回線を通じて、まずOCNなどのインターネットサービスプロバイダー(ISP)のネットワークへと送られます。コメントはその後、国内の様々なネットワークを経由し、SNSのサーバーが海外にある場合は、海底に設置された光ファイバーケーブルを通じて海外に渡ります。場合によってはさらに海外のネットワークを経由したのち、ようやくSNSのサーバーに到着し、最終的にコメントが投稿されるのです。

あなたのコメントは、一瞬で投稿されているように見えて、実は多くのネットワークを経由し、海を渡り、壮大な旅を経て投稿されているわけです。

インターネットは数えきれない程のネットワークが相互につながっていて、迷路のように複雑になっていますが、通信はどうして迷わず目的地に届くのでしょうか。

実は、インターネットの特徴として、通信は「効率の良い経路を通る」ように設計されています。さきほどはSNSのコメント投稿が壮大な旅をしていると言いましたが、なるべく速くたどりつくための最短ルートを通っているのです。

インターネットを構成している個々のネットワークの規模は、大小さまざまです。現実の道路のように、道が狭いところ、広々としているところ、混みやすいところ、空いているところなどがあります。また、そもそも海を越えていけるような道を持つネットワークは限られています。そうすると、規模の小さなネットワークは、規模が大きく、海を越えていけるようなネットワークに接続し、通信を効率よく運べるようにします。

また、インターネットの通信がなるべく効率の良い経路を通る、とありましたが、大きなネットワークほどこの「経路」の情報を多く持っていて、効率的な経路を探すことができます。理由は簡単で、大きなネットワークは多くのネットワークと相互接続していて、それら接続相手の持つ経路情報を交換し、ネットワーク全体を把握することができるからです。

必然的に、規模の大きなネットワークに多くのネットワークが接続し、大量の通信をまかなうことになっていきます。

上の簡略化された図においては、ユーザーがAの位置にあるSNSへ投稿しようとするとき、その経路としては、相互接続先が多く、規模が大きいネットワークBを通ることが多くなります

また、そうした規模の大きなネットワークの中でも、通信の大動脈となるほどの容量を持ち、海外へのルートも含めあらゆる「経路」を把握することで通信を効率よく運べる、ごく一部のネットワークは「Tier1」と呼ばれています。「Tier1」は現在世界で約10ほどしかありませんが、今年20周年を迎えるISP、OCNを運営するNTTコミュニケーションズは、そんな数少ない「Tier1」のネットワークを運営する企業です。

私たちは、インターネットに接続するためにISPと契約し、ISPのネットワークを通じてインターネットと通信しているわけですが、実はそのISPも、より規模が大きなネットワークにつながっており、そのネットワークもさらに上位のネットワークにつながり……という状態になっていて、最終的にはそうしたネットワーク階層の「最上流」である「Tier1」につながっていきます。

「Tier1」同士は相互接続しています。「Tier1」同士がつながることで、世界の隅から隅までインターネット通信をやりとりすることができているのです。例えば、図中のAさん、Bさん、Cさんのあいだでメールをやりとりする場合、かならず「Tier1」を通ります

NTTコミュニケーションズが担う
世界的ネットワーク

インターネットの世界では、「Tier1」同士は相互に接続し、通信をやりとりしています。「Tier1」同士がそうしてつながっているからこそ、インターネットは海を越えて通信できているわけです。

現時点でNTTコミュニケーションズは、アジアパシフィック地域では随一の「Tier1」ネットワークを運営しています。

このように、NTTコミュニケーションズのネットワークは世界中を巡っています

海底ケーブル敷設線「きずな」」

NTTコミュニケーションズは、世界各国にネットワーク施設を持ち、日本とアメリカ、日本とアジア、日本とヨーロッパなど、海を越えてネットワークをつなげる海底ケーブルを多数設置、運用しています。例えばアメリカに住んでいる人が東南アジアと通信する場合にも、NTTコミュニケーションズのネットワークを通ることがあります。

また、NTTコミュニケーションズは、DDoS攻撃などのインターネットの脅威を防ぐセキュリティ対策に取り組んでいます。 ユーザーの環境や、あるいはネットワークそのものに害を与えるような通信が日本国外から発信された場合、ネットワークのどこかでそれを防ぐ必要がありますが、国外にもネットワーク拠点を持つことから、危険な通信が日本国内のネットワークに到達するその前に、国外で防ぐことができます。

NTTコミュニケーションズは、ネットワークインフラを開発・提供している企業とも積極的にやりとりし、最新のネットワーク技術やセキュリティ技術をいち早く開発・導入しています。

通信品質の確保という使命

NTTコミュニケーションズのネットワークが世界的な大動脈であるということは、逆に言えば、それがなんらかの理由で不調になれば、インターネットそれ自体が世界的に不調になるということです。

インターネットは相互接続のネットワークです。だから、どこかひとつのネットワークに不具合が起きた場合、別のネットワークでリカバリをする、というのがインターネットの根本的な仕組みです。

しかし実際には、多くの通信が集中するネットワークが不調になれば、インターネットには大きな影響が現れます。道路に例えると、高速道路と一般道路の両方があっても、ひとたび高速道路が寸断されれば一般道路だけではカバーしきれず、交通や物流に多大な影響が出るのと同じことです。

NTTコミュニケーションズは、「Tier1」プロバイダーの1つとして、日々通信品質の確保に努めています。

OCN20年の歩みとこれから TOPへ

OCNとインターネットの20年

OCN・ネットワークの今

未来のインターネット