OG VOL.49 OG EXPRESS「楽・扮装号」杉作J太郎の社会見学シリーズ第1回 全世界のマッサージ メイド化宣言!
男の墓場の墓掘り人が行く、ハードボイルド痛快ドキュメント!

Jさん、今回は新企画“杉作J太郎社会見学”のその1ということで、メイドさんが「足をもみもみしながらお話ししましょ!」ってな感じで疲れた体も心も癒してくれるというメイドリフレクソロジー、フットリフレなかのに行きまして、メイドさんのマッサージを体験します。
「そんなこと、OCNでやっていいんですか?」
いやらしいのじゃないですから!
「(無視して)いやぁ、ボクはですねぇ、何を隠そうメイドさんというものを見たことがないんですよ」
実際に見たことがないんですか?
「『一騎当千』でしかないですね」
それアニメじゃないですか。
「(興奮しながら)しかも足の裏とかをもみもみしてくれるっていうじゃないですか! 足の裏なんて女子はおろか、男子にも触られたことがないですし、正直自分でも見ないでしょ」
まぁ、たしかに。
「(何かを想像しながら)うわぁ、スゴい……、スゴいなぁ。これ、みんなよく抱きつかずに我慢してるなぁ♥」
一体何を想像してるんですか(苦笑)
「ボクはですね、今日メイドさんに足をもみもみされるということで、朝からスゴく戦闘的な気持ちになっているんですけど、これでもみもみの最中にメイドさんに抱きつかずにいられたらとしたら、メイドさんのもみもみは癒し効果があるということですよ」
大人ならまず抱きついたりはしないんですけどね。
「その通りですよぉ、もうすぐ大人の気持ちをメイドさんが教えてくれるということですねぇ」
Jさんもう50近いんですから(笑)言っときますけど、今回の取材でそんな不埒(ふらち)なことはないですよ。
「メイドとマッサージと聞いて、不埒な考えを1ミリでも持たない男がどこの世界にいるって言うんですか?」
まぁ、そうですけど。
「不埒なイメージを否定したら嘘になりますよ。でもですね、正直メイドとかね、そういう喫茶店とかにうちの男の墓場のスタッフも行ってるヤツがいるんですけど、ボクにはどうにもこの流行が理解できないんですよ」
メイドさんに否定的なんですか?
「否定的と言えばそうなるのかもしれませんねぇ」
へぇ、意外ですね。どの辺が?
「だって、ボクもそのスタッフも、メイドさんを雇うほどお金持ちじゃないですし、自分を養うのだけでも大変なわけですよ! そんなボクやスタッフにですね「お帰りなさいませご主人様」って言われても、ボクはご主人様になれるような男じゃない、ご主人様と呼ばれる資格なんかないんです(しみじみと)」
……、もういいです。とにかく、お店に入ってみましょう。
「行きましょう!行きましょう!!」

ここがフットリフレなかのですね。中野ブロードウェイ2Fにあります。
「へぇ、ここがそうなんですかぁ。ブロードウェイにはよく来るんですけど、気付かなかったなぁ。あ、いますよいますよ、メイドさんが(ドキドキしながら隠れる)」
そりゃメイドマッサージなんですからいるでしょ。
「あんなかわいい女の子たちがボクの足の裏をもみもみしてくれるんですか!? 村山さん、今日は何かのドッキリじゃないでしょうね?」
ドッキリなんかじゃないですよ(笑)
「(値段表を見ながら)こ、こんなに安いんですか!?」
たしかに、メイドさんがやってくれるという付加価値的値段ではないというか、ぶっちゃけ街のクイックマッサージよりも安いかもですね。
「し……、信じられない(まさに驚愕といった表情で)」
そんなに驚くこともないと思いますけど(苦笑)
「例えばこのハンドリフレ(手のマッサージ)、10分1,500円って村山さん、このお値段……、地球上にこんなサービスは今までなかったでしょう!!」
そこまでじゃないと思いますけど。
「じゅ、10分でたった1,500円……、ハンドリフレかぁ、かわいいメイドたんに手をもみもみ、手でもみもみ、気持ち良さそうだなぁ(実にしみじみと)」
ものスゴく不埒な意味に聞こえますよ。では、行ってみましょうか! すいませーん。
「お帰りなさいませご主人様!」
「き、き……、きもちぃぃぃぃっ♥」
アハハハハ!
「奥の方へどうぞご主人様!」
「(奥へ行くのを拒否する仕草で)これ、話が上手過ぎますよ! 仕置き人とかにハンギングされるんじゃないですか? 話が上手くいき過ぎてる 」
Jさん、大丈夫ですから(苦笑)
「(メイドさんたちの顔を見ながら)これは罠にハメられてるとしか考えられないですよ」
我々OGとしてもJさんに癒されてもらいたいだけですから、はいはいどうぞどうぞ。
「こちらにお座りくださいませご主人様」
「む、村山さん。このメイドさんが今日のボクのメイドさんなんですか?」
そうです、フットリフレ中野の人気のメイドさん、ナツさんです。
「恥ずかしいですけど、名刺がありますので貰って頂けますかご主人様♥」
「よ、よ、よきにはからないなさい(たどたどしく)」
無理矢理ご主人様風にしなくても大丈夫ですよ(笑)さて、じゃあナツさん。ちゃちゃっとやっちゃってください。
「はい、じゃあ足に触りますね、よろしいですか? (温かいタオルで足の裏を拭き始める)」
「あぁっ、ああ、あ、あぁぁぁぁぁっ(恍惚状態)」
Jさん、まだですよ(苦笑)
「ま、まだ何もやっていませんよご主人様」
「こ、この気持ちよ過ぎるマッサージは、な、なんなんですか?」
「足を温かいタオルで拭いてるだけです」
「そ、そうですか……、でも実に気持ちがいい。今日はこの夏で一番暑い日だとニュースでもやっていて、ボクもかなり疲れているんで、ボクの家にはクーラーがないものですから、寝ても暑くてすぐに目が覚めてしまうんですよ」
「では、寝不足で大変お疲れなんですねご主人様。今日は癒されてくださいませ(さらにタオルで足の裏の隅々まで拭きながら)」
「あぁ、あ、足の指の間まで、あぁ、あーーーーーっ」
アハハハハ!そんなに気持ちがいいですか?
「気持ちいいも何も、もう何もわからない。全てにおいて“気持ちいい”という感情が勝っていま、ま、まぁっ、あぁぁぁ(よがりまくる)」
一体何なんでしょうかこの絵は(苦笑)
「こんなの初めてですよぉ……、お、親にも見られたことがないであろう足の裏を、裏を、裏を……」
もうこれだけでも十分って感じですね。
「タオルは終わりました、次はパウダーを使いますね。少しスースーするかもしれませんご主人様」
「なななな、なんですか! なぜ足に太田胃散を塗るんですか!?(一瞬にして攻撃的モードな表情に)」
絶対に太田胃散じゃないですよ(苦笑)
「あー! あーーーーっ!!太田胃散を足に塗るとこんなにスースーするんですか。帰りに買わなきゃ」
「い、胃薬ではないですよご主人様」
「じゃあなんだっていうんですか! スースーする白い粉って太田胃散かのりPのやつくらいでしょ!!」
のりPの気持ちいい白い粉なんて使ったら閉店どころか刑務所行きですよ(呆)
「ラベンダーの香りがする清感性のパウダーです」
「せ、せいかん!?(大興奮)」
Jさんが想像してるパウダーじゃないですよ(苦笑)
「あ、足にパウダーなんて初めてですよぉ……、あっ、あっあぁーーー、なんだこの快感は」
「気持ちいいですかご主人様?」
「ナ、ナツ、気持ち、気持ちいいよ」
どさぐさにまぎれて呼び捨てですね。
「この、この足! ボクは今ですね、自分の足に焼きもちを焼いていますよ! この足の幸せ者!!」
アハハハハ!
「長いことボクの足をやっていてホントによかったなと言ってあげたいぃぃぃぃぃぃっ!」
「(パウダーを塗り終えて)では、そろそろ始めますねご主人様」
「ま、まだ始まってなかったんですか!?」
全然始まってませんよ! では、ナツさんお願いします。
「では、足裏中心のクイックコースから始めますねご主人様♥」
「(ご主人様気取りで)よ、よろしく頼むよナツ。あっ、あっ、あぁぁぁぁぁっ!!」
ちゃんとリポートしてください(笑)
「もしかしてこれ、あぁーなんだろ、ものスゴく気持ちいい」
気持ちいいのは十二分に伝わってますが、肝心な部分がまったく伝わらないですよ!
「こ、これはですね。メイドたんをあなどっては、あなどってはいけませぬぞぉぉっ」
そんなにですか!
「指というか、体全体で、全身に力がこもってる感じですね。いやぁ、これはマッサージとしても本格的ですよぉ。あぁーあーーーーっ!」
「今回は特に気合いをいれてやってますご主人様」
いやぁ、実にいい仕事ですねJさん。ただリポートは忘れずに(苦笑)
「こ、この足つぼは何分でおいくらなのナツ?」
「基本20分間で2.000円です」
「や、安いですよ!! こんな感じですか、あっあぁぁぁ」
そんなドン引きな宣伝まがいなリポートはいらないです(笑)
「でもですね、こうやって足をもみもみしてもらいながら、ナツのようなかわいいメイドさんとおしゃべりができてこの値段は安いですよ。だいたいみなさん20分なのナツ?」
「はいご主人様。20分なんですけど、初めての方でも延長される方が多いですね。40分くらいが多いかもしれないです」
「40分もナツとおしゃべりができるの!?」
「メイドは私だけじゃないですけども(苦笑)」
「40分も足をもみもみしてもらいながらナツとお話ができるの!?」
「は、はいご主人様」
「あぁーーっ、はぁはぁ、これ寝ちゃう人いるでしょ? ナツ」
「たしかにいらっしゃいますね」
「これ、寝たら損だよぉ〜っ、もったいない」
なんでもったいないと?
「だって、ナツの顔が見れないじゃないですか(満面のJスマイルで)」
いやぁドン引きですよ(笑)
「(無視して)しかし、これはホントに素晴らしいですね」
「ありがとうございますご主人様♥」
「想像以上ですよ! ボクはですね、マッサージは生まれてこのかたこれが3回目なんですけど、これはもうホントに一番気持ちいい!……、いろんな意味で(最後小声で)」
「ご主人様、いろんな意味でというのは?」
聞かないほうがいいですよ(苦笑)あとの2回は気持ちよくなかったんですか?
「そんなに気持ちよくなかったですね。もしかしたら苦手なのかもしれないというか、マッサージっておっさんがやるじゃないですか、ナツがやってくれるわけがないんですよ!」
ここにこないとやってくれないですよ。
「でしょ? 普通、ナツはやってくれないわけですよ。もうね、あまりに気持ちがよくて自分で何をいっいてるかよくわからなくなっているんですけど、ひとことだけはっきり言えることがあります」
なんですか?
「気持ちよくて眠くなってきました(ニンマリ)」
そこは寝ないでください(ピシャリ)
「(無視して)ナツ、今押してくれている気持ちいいポイントは何にいいんだい?」
「内蔵系、特に胃腸や消化器系に効くと言われていますご主人様」
「ほほぉ、どうりでどうりで」
なにが「どうりで」なんですか?
「いやね、今押してもらっているポイントなんですけど、押していただき初めてすぐに、お腹がすいてきました」
アハハハハ! よく効きますねぇ。
「こんな暑い、夏バテの季節にお腹がすくなんてものスゴいことですよ」
「血の巡りがよくなったからかもしれませんねご主人様」
「血の巡り! ボクはですね、タバコも吸いますし、この体型ですし、血の巡りは悪いと思うんですよぉぉ……、はぁはぁはぁ、あっあっーー!!♥」
うるさいなぁもう(苦笑)
「はぁ、はぁ、はぁ、ナツ、ナツ! このあまりに刺激的なポイントは何に効くんだい?」
「はい、ストレスによく効くと言われているツボですご主人様」
「それだぁそれですよぉーー!そうだったんですよぉ!!(絶叫)」
何がそうだったんですか?
「この溶けていく感じ、これですよ。この溶けていく感じはストレスが溶けている感じなんですよ」
「溶けていますか! 嬉しいです、もっとストレスが溶けるようナツは頑張りますね♥ エイっ! エイイっ!! エイっ!!! 」
「あぁぁぁぁぁっ♥ 溶ける、す、ストレスが溶けるぅぅぅぅっ!!(悶絶)」
アハハハハ!もう何なんだこのコーナーは(笑)
「はぁ、はぁ、はぁ……。ナツ、ナツ、最高だよナツ」
「はぁ、はぁ、はぁ……、ご主人様、足のリフレ、これでおしまいです」
「ありがとうナツ、キミは本当にいいメイドだよ。でね、ナツにもうひとつお願いがあるんだけど聞いてくれるかな? ナツは、ボクのメイドなんだからなんでも聞いてくれるよね?」
「なんなりと、ご主人様」
「今、ボクの足は本当に自分が羨むほど喜んでいるんだけど、そんな足を見て、ボクの手が焼きもちをやいちゃってね、手が『ボクもナツが欲しい』って言ってるんだよ」
要するに、次は手もリフレしてほしいってことですか?(苦笑)
「実はですね、村山さんの言う通り、手をやってもらいたくてしょうがないんですよ」
ということなんですけど、ナツさん、次はハンドリフレのほうをJさんにくれてやっていただけますか?
「ナツ、よろしく頼むよ」
「わかりましたご主人様。今すぐ用意いたしますね♥」

では早速、ハンドリフレをJさんに体験していただきます。ナツさん、よろしくお願いします。
「手もお疲れなんですかご主人様♥」
「疲れてるのかはわからないんだけど、とにかくボクの手がね、ナツを欲しがってるんだよ」
「光栄ですご主人様。では早速(パウダーを塗り、リフレスタート)」
「あぁーーーーーーーーっ♥ あ、あっ、あぁぁぁっ、太田胃散ヤバい!太田胃散ヤバいですよぉ!」
だから太田胃散じゃないってば。今回、ずっとこの展開っぽいですね(溜息)
「こ、これはマッサージもとんでもなく気持ちいいですけど、メイドさんとの距離感もかなり素晴らしいですよぉ! ナツ、これは狂ってしまうお客さんがいるんじゃないのかい?」
「狂う?」
「手をもんでくれ! 手をもんでくれ! ってナツの手を握ってくるヤツがいるんじゃないのかい?」
「手を握られるのはちょっと……、そういうお客様は」
「(無視してギュッと手を握り)例えばこうやって、こんな感じで」
「そ、そんなお客様はいらっしゃいませんご主人様(汗)」
コラコラコラ!(笑)
「リラックスし過ぎましたねぇ、これもストレスが溶けたせいですね。ズバリ、これもナツのせいなんだよ」
「私のせいでございますかご主人様」
「そうなんだよ、全部ナツのせいなんだよ」
「申し訳ございませんご主人様」
全部杉作J太郎の責任ですよ! だいたいストレスなんてホントにあるんですか?
「ありますよ! まずお金がない(キッパリ)」
お金がない(笑)
「もうね、全然ないんですよ! ナツ、ボクの悩みを聞いてくれるかい?」
「はい、私でよろしければご主人様」
「ボクはね、お金が全然ないんだよ」
それはもうわかりましたよ(苦笑)
「お金がない……、これってどうすればいいかな、ナツ?」
「そうですねぇ……、私もお金はそんなにありませんので、やはり本音を言えば欲しいです。なので、私といっしょにアルバイトでも探しますか? ご主人様」
「(いきなり素にもどって)もうされてるじゃないですか、今だって」
「あ……、そ、そうですね(困)」
コラJ太郎! いきなり素に戻らないでくださいよ!!
「いやぁ、でもねぇ、ボクも50近いわけですけど、女の子に『いっしょにバイト探そうよ』なんて言われること、もうないでしょうねぇ(嬉しそうにしみじみと)」
絶対ないでしょうね(笑)
「人生で最後だろうなぁ……。じゃあさ、どんなバイトをしようかな、ナツといっしょに」
「そうですねぇ、接客業とかはもうやってますので、何かこう簡単な軽作業みたいなのがいいですご主人様」
「だったら涼しい部屋がいいねぇ、クーラーの効いた場所で軽作業。そうそう、ボクのもうひとつの悩みは部屋にクーラーがないことなんだよね」
「こんなに暑いのに、クーラーがないのは大変ですねご主人様」
「ちなみに扇風機もないんだよ」
Jさんは家の中じゃ基本フルチンですもんね(笑)
「フ、フルチン!?」
「暑いからもうしょうがないんですよ。だからねぇ……、あっっ、あぁぁぁぁぁ、気持ちいい。もうね村山さん、これ以上冷静にレポートできそうにないですよ」
まだ一度もそれらしいことをされてないですけどね(苦笑)
「毎日暑くて気が狂いそうなんですけど、このお店は涼しいし、メイドさんが手をもみもみしてくれて、足つぼでお腹がすいて、もう何が何だかわかりませんよ!」
もう何が何だかわからなくなるくらい心地よいお店だと?
「いやぁホントに、みんなもう騙されたと思ってきたほうがいいですよ。とにかく、今までボクが思っていたマッサージとは別物ですよ。ボクはね、今わかりました。なんでメイドさんが人気があるのか、なんで世の男どもがメイドさんを求めるのかが」
それは?
「今までメイド喫茶とかに行く男の気持ちがわからなかったんですけど、ようやく今わかりました。メイドさんに対して、男は無防備になるんですよ。こんなボクでさえも、何の抵抗もなく、体がメイドさんに吸い込まれていく」
うーん……、つまり?
「メイドさんはボクの全てを許してくれる存在なんですよ」
アハハハハ!
「ボクはですね、メイド言葉とか、そういうのに一喜一憂している男が許せなかったんですけど、そんな自分がこの瞬間、いかにバカだったか、なんでこんなに無知だったのかを思い知らされてますよ」
なるほど。ではナツさん、あらためてメイド言葉でJさんに語りかけていただけますか?
「どこか他にお疲れなところはございますか? ご主人様(ニッコリ)」
「はぁ、はぁ、はぁ……。い、今ね。当たり前の話ですけど、ボクにはメイドさんを雇う甲斐性もないですし、家にメイドさんなんていないですけど、今。生まれて初めてなれました(しみじみと)」
それは何に?
「生まれて初めて、主人になりましたよ」
アハハハハ!
「ナツ、ここにはホントに主人みたいな人もくるのかい?」
「ホントに主人みたいな方という人がどんな人なのかわからないんですけど、お爺さんなんかもよくいらっしゃいますよ」
(隣の隣の隣のソファーを見て小声で)実際に今、お爺さんもいらっしゃってますね。
「えぇぇぇぇっ! お爺さんですか!! そんなもん、こんな気持ちいいことしちゃったら癒されるどころか召されちゃうでしょう!!!(大声で)」
コラコラコラ!
「だってお爺さんに気持ちがいい白い粉なんて! ある意味殺人ですよこれは」
アハハハハ!
「とにかくですね、現時点で完全に理解できたことといえば、それは全世界のマッサージは全部メイドさんがやるべきだってことですよ!! ねぇ、ナツ♥」
「は、はいご主人様。あのぉ、ちょっと失礼します(退席)」
「いいよいいよ。で、全世界の話、全世界のメイドさんのマッサージを知らない悲しい男たちに、ボクはこの記事を通して訴えかけていく覚悟はもうできているわけですよ」
そんなもんができちゃいましたか(苦笑)
「男の墓場プロのスタッフにもね、メイドさんが好きで、メイド喫茶ばっかり行ってるヤツがいるんですけど、ボクはそいつのことをバカにしてたんですよ。でも、マズいなぁ……」
何がマズいんですか?
「ボクもメイド喫茶に行きたくなりました(ニッコリ)」
行きたくなっちゃいましたか。
「でも、喫茶のほうは遊んだりお話ししたりするだけでしょ、ここは違いますよ! 喫茶は直接の接触ができますから、しかも足の裏なんていう汚いところをあんなにもみもみしてくれるわけですよ。って……、ナツさん戻ってこないですね、警察に通報されたかな」
しないですよ!
「(ナツさん再登場)お待たせしましたご主人様! では、マッサージに戻りますね(パウダーを手に付け出す)」
「あぁ、このパウダーがね、爽やかな臭いですねぇ、石けんのような、石けんと太田胃散の中間みたいな」
だから太田胃散じゃないってば。
「ちょっと待ってくれよ、あぁーー、あっあっ、はぁはぁ、これはもうね、素晴らしいよ……、このお店素晴らし過ぎるよぉ!!」
「ありがとうございますご主人様」
「ナツ、ボクの手をもみもみしていて、ボクのどこが疲れているかわかるかい?」
「もしかして、頭痛とかお持ちですかご主人様!?」
「な、なんでわかるんだいナツ! その通り、ボクは頭痛持ちなんだよ」
ホントですか?(疑)
「ホントですよ! 今日も頭が痛くなる予感がしてたものですから、頭痛薬が残り4錠が5錠くらいしかなくて、中野に行って買えばいいやって思ってたところなんです。(ここから主人モードで)でも、今ナツにもみもみされて、頭痛の予感が治ってきたよ、ナツ」
「お役に立てれて嬉しいです、ご主人様」
「ナツが出してくれたメイド処方箋が効いたみたいだよ」
なんじゃそりゃ(苦笑)
「(無視して)ナツ、こんなに素晴らしい技術はいったいどこで覚えたんだい?」
「ここのお店に入ったときに、ものスゴく美人な先生に教えていただきましたご主人様」
「きっと、徳の高い先生なんだろうねぇ。しかも美人、村山さん、ボクはその先生にも興味が湧いてきてしまいました」
はいはいはい(呆)
「ナツ、その先生の年齢はいくつくらいなんだい?」
「はい、40歳くらいだと思いますご主人様」
「村山さん、この先生への興味が、引き潮の様に引いていきました」
アハハハハ!
「はぁはぁはぁ、なんていうテクニックだ……。ナツ、これはよく学んだねぇ。こんなかわいいマッサージ師、どこの世にいるっていうんだよ。わけのわからないおっさんに揉んでもらうより癒されてるのはこれ当然ですよ(恍惚状態)」
まぁ、間違いではないですね。ちなみに、今お店は満員です。
「ナツ、忙しい時間帯はあるのかい?」
「平日は夜、土日はずっと混んでますねご主人様」
「指名なんていうのもアリなのかい?」
「指名料は200円です」
に、200円ってめちゃくちゃ安いですね!
「む、村山さん。ここにも価格破壊が起きていますよ! あり得ない」
「お気軽にナツをご指名くださいませご主人様♥」
「当たり前じゃないか、ナツ」
(無視して)で、どうなんですか? ハンドリフレの方は。
「ひとことで言うならなんだろう、ストレスが溶ける」
それはさっき山ほど頂いたので却下でお願いします。
「ではですねぇ、正直、腕とか触られたらドキドキするかなと思ったんですけど、そんなもんは超えてますね」
やっぱり不埒な考えを持ってたんじゃないですか(苦笑)
「正直な話その通りですね、手をもみもみしてもらう直前まではかなり不埒でした。でも、今は全然そんなんじゃないです、何て言うんでしょうか、ドラマやアニメに出てくる優しいお爺さんのような気持ちですね」
男に生まれたからにはなかなかなれない域ですね(笑)
「そうなんです、例えばハイジのお爺さんの気持ちになるなんて男には無理なんですよ。でも、そんな気分じゃなくなるんですよ」
女にモテたいとかそういった煩悩が、メイドさんに手をもみもみされるとなくなる?
「まったくなくなりますね。それどころか、この競争社会において、競争心がなくなってしまいますね」
それはマズいでしょ(笑)
「いや、いいことですよ! 競争心がなくなるということは、ボクの様な負け組がなくなるということですから。で、そうなんだいナツ。ボクの手をもみもみして、何かわかったかい?」
「内蔵が疲れていると思いますご主人様」
「ラーメンばかり食べているからねぇ。で、ストレスとかはどうなんだい?」
「ここを押して痛いですか?」
「まったく痛くないよ、ナツ」
「うーん、ストレスは……、あまりないんじゃないかと思いますご主人様」
「え!?」
アハハハハ! ストレスなんてないんじゃないかなって思ってたんですよ(笑)
「え!? ボクにはストレスがないの??」
「ないかもしれないですねご主人様」
きっとありますよJさんにもストレスくらいは(笑)
「でも、痛い方がストレスあるんでしょ? まったく痛くなかったよぉ(焦)」
「足の裏をやらせていただいたときに、ストレスが溶けちゃったかもしれないですねご主人様(ニッコリ)」
「そうだよねぇ、足で溶けたんだよきっと。『ナツは優しいなぁ(シャア・アズナブルな表情で)』」
はいはいはい、じゃあストレスは溶けたということで、手のもみもみはおしまいです。じゃあJさん、お疲れさまでした。
「それはないでしょう村山さん」
へ!?
「先ほど、頭痛の話が出たじゃないですか。なので次はナツにヘッドリフレをやってもらおうと思ってるんですよ。いいよね、ナツ」
「喜んで、ご主人様♥」