K-1ミドル級元・王者 VS ボクシング元・世界王者。この試合に懸ける谷川Pの思いは大きい。そもそも、魔裟斗は自身の復帰戦を来年の2月にほぼ固めていたため、大みそかへの参戦には否定的だった。谷川Pは魔裟斗が映画撮影のため長期滞在していたタイにまで足を運び「Dynamite!!に出て、K-1を見たことのない人に魔裟斗選手の試合を見せることが将来的にK-1MAXに跳ね返ってくる」と大みそか参戦を直願。魔裟斗の主戦場であるK-1MAXにかける谷川Pの思いが通じたのか、「Dynamite!!の成功は、K-1MAXが成功していくことにもなるのかな」と、魔裟斗の考えは急転、大みそか参戦を決めたという経緯がある。
「魔裟斗選手が、格闘技なんて見たことない人たちも見るであろう大みそかの大一番で伝説の世界王者とどう戦うのか、この1戦は来年の中量級戦線の流れに大きな意味を持つ試合になるでしょう」――K-1MAXのカリスマと韓国ボクシング界のカリスマ対決。NHKの国民的番組をしのぐであろう注目度の高い大みそか興行で、魔裟斗に課せられたものは、自らの名を上げることだけではない。